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Z 50mm F1.4 の MTF曲線 を見ると、
最近のレンズには珍しくコントラストがやや低く
Fマウントの 50mm F1.4G より高いが、
58mm F1.4G より低くなっている。
(レンズ性能の一つを表しているにすぎないが)
Z 35mm F1.4(作例下記)のようにレンズの味を
重視しており好ましい。
Nikon Z6III
50mm
絞りF1.4
50mm
絞りF1.4
Nikon Z6III
50mm
絞りF1.4
50mm
絞りF1.4
ニコン Z 50mm F1.4 の MTF曲線 を見ると、最近のレンズには珍しくコントラストがやや低く、
Fマウントの 50mm F1.4G より高いが、58mm F1.4G より低くなっている。
(レンズ性能の一つを表しているにすぎないが)
実使用では問題はなく、十分な解像力がある。
Nikon Z6III
50mm
絞りF4
-1EV
太陽は右手指の間
50mm
絞りF4
-1EV
太陽は右手指の間
ニコン Z 28-400mm F4-8 は高倍率ズームにしてはよく写る。
下の画像では小さなゴーストがあるが、高倍率ズームにしてはよい方
Nikon Z6III
28-400mm
絞りF8
-1/3EV
28-400mm
絞りF8
-1/3EV
Z 135mm F1.8 Plena は鏡胴が太いが以外と軽く、手持ち撮影も難なくできる。
Z8 とのバランスも良い。
このレンズの魅力は玉ボケだけでないと思うが、とりあえず特徴的な玉ボケを見てみた。
トリミングしたように見えるかもしれないがノートリミング。
暗い条件でマニュアルフォーカスの為F2.8まで絞った。
Nikon Z8
135mm
絞りF2.8
ISO51200
135mm
絞りF2.8
ISO51200
バランスが悪そうだがレンズ側を持てば手持ちも難しくない。
鏡胴が太いので手が小さな人には持ちにくいかもしれないが
このレンズの魅力は玉ボケだけでないと思うが、とりあえず特徴的な玉ボケを見てみた。
Nikon Zf
135mm
絞りF1.8
135mm
絞りF1.8
Nikon Z8 に Z 50mm F1.2 を付け、サブカメラとして
Zfc にZ DX 24mm F1.7 を付け持って行った。
Nikon Z8
50mm
絞りF1.2
Portrait
JPEG
50mm
絞りF1.2
Portrait
JPEG
Nikon Zfc
24mm
F4
Auto
JPEG
24mm
F4
Auto
JPEG
Nikon Zfc
24mm F1.7
F4
SB-700
24mm F1.7
F4
SB-700
Sigma 85mm F1.4 DG DN
Leica SL2
Sigma 85mm
絞りF1.4
Sigma 85mm
絞りF1.4
スタジオ撮影で夜の雰囲気にした。
夜のポートレート撮影では、真っ暗になってからより、日の入り時間30分前から日の入り時間位のトワイライトタイムの方がよい。
Nikon Z7
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
どの焦点距離でも画面端までシャープで乱れは無く、柔らかさもあり、今まで使った
標準ズームレンズの中で最高のレンズで、一番好きなレンズになった。
Nikon Z7
24-70mm
68mm
絞りF3.2
雨の中撮影
24-70mm
68mm
絞りF3.2
雨の中撮影
Nikon Z7
24-70mm
F2.8
24mm
24-70mm
F2.8
24mm
Nikon D5
16-35mm
F4
16-35mm
F4
撮影のしかた、作例
日没から少し時間がたったトワイライトタイムには、空が深い青色になり、街の灯りとの対比が美しい時間になる。
日没から時間がたつとうまく撮れないので、日没時間を調べ撮影の時間設定をしており、一番良い時間は30分位しかない。
下の3つの写真は日没から25分後から50分後に撮影。1時間後以降はきれいに撮れない。
Nikon Z7
85mm
F1.8
85mm
F1.8
Nikon Z50 はAPS-C(DX)サイズミラーレスカメラで、ダブルズームレンズを合わせて
1kgを切り、楽に持ち歩ける。
雨の夜の原宿で撮影
作影意図
(どのように表現したいのか)が
明確になっていないとうまくいかない。
ウインドーから漏れるあかりと街の夜の雰囲気を対比させた。
写真でも、カメラから出てくる色や明るさではなく、
自分のイメージに基づき印象深いクリエイティブな
作品づくりにチャレンジしてみよう。
イタリアの夜の街の雰囲気になった。
カラーグレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当拡大画像が開く |
Nikon Z7
50mm f/1.8、絞りF3.2
50mm f/1.8、絞りF3.2
観光客がほとんどいなくなった夕暮れ時に撮影
ピクチャーコントロールの設定はニュートラルで、
Capture NX-D で現像時暗部を持ち上げ、赤と緑の彩度を上げた。
Nikon Z7
24-70mm f/4、絞りF5.6
ISO 7200
24-70mm f/4、絞りF5.6
ISO 7200
Nikon D850、28mm f/1.4E |
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF1.4
28mm f/1.4E
絞りF1.4
夕景から夜景の写真撮影は、明暗差が大きく、明るい点光源や暗部があり露出が難しい。できれば段階露出しておくとよい。
ポートレート撮影ではバックを美しく出し、モデルの美しさを引き立てるように撮ると良い作品ができる。
下は Nikon D850、28mm f/1.4E、絞りF1.8
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
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黄昏時、トワイライトタイムはバックを演出してくれる。
Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF3.2
インスタ用写真
AF-S Nikkor 105mm f/1.4E はシャープさとボケが絶妙にマッチし素晴らしい。
ポートレート撮影では撮影ポジション、アングルを自由にしたいので、三脚は使ったことが無い。
タムロンの85mmは手ブレ補正が付いているので、夜の撮影でも安心して使える。
絞りF2からF5
夕景から夜景の撮影では、その時刻の雰囲気を出しながら、人物をきれいに写さないといけないが、明暗差が大きいので難しい。
手軽な撮影では、フラッシュを使いオートで撮っても、最近のカメラではうまく撮影できるが、難しい撮影条件の場合は露出ブラケットをして撮影するとよい。
作品撮りには是非マニュアル露出で撮影してほしい。まずはバックだけ撮影して露出を決め、次に人物を入れてフラッシュをテスト発光する。当面フラッシュはTTLオートでよいが、最終的にはフラッシュもマニュアルで発光させると、思い通りの露出で撮影できる。
オートに頼っているといつまでたっても上達しない。マニュアル撮影をしていると感で設定できるようになる。
マニュアル撮影の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
右は、撮影した時間が早く、バックが明るすぎると夕景の雰囲気が無くなるので、ある程度バックを暗くした。
思い通りにならないこともあり、その場合は後で画像処理することになる。バックに合わせた明るさ、色でRAW現像した画像に、人物に合わせた明るさ、色で現像した画像を重ね、HDR(ハイダイナミックレンジ)処理 を使うとうまくいく。
28mmはスナップ撮影でよく使うが、F1.4大口径レンズのボケを活かしたポートレート撮影にもよい。
イルミネーションやライトアップ等を背景にポートレート撮影するのも楽しい。
夕方から原宿、表参道を歩き、スナップポートレート撮影を行った。
ニコン Df は高感度特性に優れ、夜のポートレート撮影が快適。
下の左は 18-35mm f/3.5-4.5G、絞りF8
右は 58mm、絞りF1.4、ISO 10000
横浜は好きな町でよく行くが、特に夜は美しい。
右は冬の夜の北海道で、小雪が吹き、風もあり、寒さがモデルを直撃する厳しい環境に頑張ってくれたプロ根性のあるモデルに感謝しているが、さすがに顔がこわばってくるのがわかり、30分ほどで撮影を切り上げた。
暑い夏の日中に頑張ってくれるモデルもいるが、余り無理をしても良い結果は得られない。気遣いをしながら気持よく仕事をしてもらい、早めに切り上げるのがよい。
なばなの里のイルミネーションを
バックに撮影
イタリア街の夜は暗く、35mm f/1.4 でもシャッター速度が遅くなった。
大阪の道頓堀で撮影
日没の夕焼けをバックに水着撮影を行った。
暑い夏のポートレート撮影では、夕方から夜に撮影する方が涼しくてよい。
右は白熱灯の暗いライトで全体を照らし、LEDライトでスポット的にモデルを照らした。
行灯の光だけで撮影。
夜景がきれいな場所が日本各地にあり、夜景をバックにポートレート撮影した。
夜の京都
夜祭りで着物姿のモデルを撮影した。
飛騨古川町三寺まいり
24mm f/1.8G、50mm f/1.8G、70-200mm f/2.8E 持参
全て手持ち撮影
海外でも夜が美しい街がある。
右はベトナムのハノイでアオザイ姿の女性を撮影させてもらった。
ベトナム女性のスタイルの良さが表現できたと思う。
プラハで夜散歩をしている時、カフェにいた女性が気になり撮影した。
ロンドンの街中
もう少し遅い時間に撮影すると夕焼けがきれいに撮れたので、RAW現像で夕焼けをシミュレートした。
-0.7EVでRAW現像し、色温度を高くして夕焼けらしくした。尚、人物の左側は0EVで現像した画像を重ねた。
HDR(ハイダイナミックレンジ)処理の詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
右はスローシャッターで撮影。
スローシャッター、スローシンクロについては
こちらの記事をご覧下さい。
ポートレート撮影テクニックについては こちらの記事もご覧下さい。
モデルを魅力的に、セクシーに表現するには、45度がポイント。
魅力的なポーズについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
夜のポートレート撮影では、明暗差が大きく、又色温度が違う光源が混じるので、ライティングが重要になる。
屋外で手軽にライティングをするには、フラッシュ(ストロボ、スピードライトともいう)を活用するのがよい。
夜景でのポートレート撮影は露出が難しく、オートではうまくいかないことがあり、マニュアル露出の方がやりやすい。
トワイライトの外光を活かし、温かい室内光をメインライトにフラッシュを補助光として使った。
横からフラッシュを照て、コントラストを高くして印象的な作品にした。
SB-500 をトリガーに SB-910 を左から発光させた。
右側からオフカメラでフラッシュを発光
私は旅行用にマンフロット製ナノポールKITを使っている。キャリングバッグが付属しているので持ち運びしやすい。
電波式ワイヤレスフラッシュトリガー Godox Xpro、フラッシュ TT685N、TT350N、ビューティーディッシュ、ソフトボックス等を購入した。安価に簡単にオフカメラ ライティングが行える。
ビューティーディッシュに
ディフューザーを付け
ライティングした。
ポートレートライティングの詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
イルミネーションの中で撮影すると色かぶりすることがあり Affinity Photo で調整した。
レベル、ホワイトバランスを調整した後
顔を見ながらHSLカラーホイールでイルミネーションの色をピックアップし、青から紫にかけて色調整した。マスクレイヤーを作成し、一旦効果を無効にした後、色かぶりしている部分を白のブラシで塗った。
他の画像から好みの肌の色をピックアップし、新しいレイヤーの描画モードをカラーにし、肌の部分を塗った。
描画モードソフトライトの新しいレイヤーを作成し、色、明るさを微調整した。
雰囲気を少し残した方が違和感が無くてよい。
夜の京都で撮影したが、モデルが暗くなって冴えない。
プラス1EVでRAW現像した画像を右側に適用しHDR処理
を行った。
シネマチックな雰囲気を出す為、特定色域の選択の調整
レイヤーを作成し、カラーグレーディングした。
夕方撮影した写真だが、バックが暗く落ちすぎている。
Affinity Photo のグラデーションマップを使って調整後色と不透明度を微調整した。
プレビュー画像を見ながらできるので調整がやりやすい。
夕暮れの雰囲気を強調し、暗部のホワイトバランスを青にふり、
明部のホワイトバランスをイエロー、レッド系にふった。
グラデーションツールで夕方の雰囲気を強調した。
RAW現像時ホワイトバランスを赤寄りにし、さらに電灯の明かりをグラデーションツールで強調した。
カラー グレーディングでは
カメラから出た色や明るさではなく
作影意図に基づくイメージで作品づくりする。
バックが落ち込みすぎているので少し明るくし、青を強調した。
トワイライトの雰囲気が出た。
カラー グレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
グラデーションマップを用い夕方の雰囲気を強調した。
イルミネーションをバックにスローシンクロでポートレート撮影したが、明暗差が大きく露出が難しい条件なので、AE・フラッシュブラケティングで段階露出した。
上の2つの画像を重ね合わせHDR処理した。
風が強く0度以下の寒い札幌で、モデルが頑張ってくれたが、顔が青白く、鼻の周りが赤くなってきたので、顔の色調整をし、頬に紅を塗り、口紅を派手にした。
人物には水銀灯の光
バックはLEDの光が直接レンズに入り、色がさえない。
まずは、ホワイトバランスの調整、露出補正をして、全体が少し見れるようになってきたが、人物とバックの色温度、露出が余りにも違い過ぎる為、全体を一度に調整するには限度がある。
そこで、人物を主体に現像した画像と、バックを主体として現像した画像を作成し、上の画像にレイヤーを作って重ね、それぞれの良い個所を残して合成した。全体を見ながら、レイヤーの透明度を調整し、バランスをとった。最後に、彩度、シャープネスを調整し完成させた。
フラッシュを使っているが、強い黄色のイルミネーションの中で撮影したので、顔に当たる黄色の光の影響を受けている。後処理で顔の色の黄色を抜いて調整した。
今はカメラの性能が良くなり、ほとんどのケースで、ホワイトバランス・オートでうまくいく。
古いカラー映画を見ると、カラーがくすんでいても、味がある色に見えてくる。
最近のミュージックPVでは、AKB48の「風が吹いている」などでクラシック調の色を使っている例もある。
Nik CollectionのAnalog Effect Pro 2を使い、古いフィルムをシミュレートした背景にしてみた。
フラッシュを両側からスポット的に当て、コントラストを高め印象的な作品にした。
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。
銀残しについて ▶ こちらの記事をご覧ください。
昔撮影した写真で、水銀灯の光でホワイトバランスが崩れていたので、調整した。
紅彩絞りフィルターでソフト効果を与え、グラデーションツールで水銀灯の辺りをぼかした。
さらにフィルターの逆光と照明効果を適用した。
室内灯だけで撮影したら鼻にテカリが出た。
白飛びした部分にはデータが無く救済することにした。
撮影時に白飛びさせてしまうと通常の処理では救済できない。
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
肌の処理に frequency separation method(周波数分離方式)を使うと、高周波成分と低周波成分を分けて処理し、高周波成分を残し低周波成分のみにぼかしを入れたりするることで、肌のテキスチャを残しながら肌を滑らかにできる。
通常モードでぼかしフィルターや、コピースタンプツール、修復ブラシ等を使ったり、色を塗ってしまうと、細かい肌のテキスチャが失われてしまうので、この手法を使うのがよい。
ポートレート写真のRAW現像、画像処理、デジタルメイクについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
夜の撮影では、低輝度でのオートフォーカス精度の良いカメラが使いやすく、又暗部ノイズの少ないカメラが望ましい。
Nikon D5、D500、D850 は-4EVの非常に暗い所でもピントが合うので夜の撮影では使いやすい。
下は Nikon D5、105mm f/1.4E、絞り開放
Nikon D850 は重さを余り感じさせず、気楽に持ち出せる。
低感度性能も良く夜のスナップ撮影に適する。
58mm f/1.4G はポートレート撮影で一番好きなレンズ
エレベータの中で、かなり近接して撮影。
Nikon D850 は D5 のオートフォーカスユニットを採用し、-3 EVの暗さまでオートフォーカスができ使いやすい。
又、高画素機でありながら高感度でも暗部ノイズが少ない。
手ぶれ補正が付いているので夜の撮影でも安心できる。
ライカQ (Typ116) は
ストリートフォトに最適。
このクリアな画像はすごい。
絞り開放からシャープでボケがきれい。
撮影時厳しい撮影条件だったので
うまく写らないと思っていた。
このような厳しい条件で撮影すると
カメラ・レンズの良さが出る。
写真にすごさを感じる。
夕方を過ぎかなり暗くなっていて、フラッシュも無しにここまで写るとは思ってもいなかった。
私が使っているレンズの中で夜景撮影に適するレンズは
think TANK photo Lily Deanne は、
女性デザイナーと女性プロ・フォトグラファーが女性プロ・フォトグラファーにインタビューして、
特に女性プロ・フォトグラファーの為にデザインされたおしゃれなカメラバッグだが、男性にとっても街中で使うのによい。
大きさが3種類あり、中間のMezzoを購入。意外と軽く1kg。キャリーバッグの上に載せられる。
Nikon D810 に 24-70mm f/2.8 を付け、70-200mm f/2.8 を横に、単焦点レンズと小型フラッシュを入れることができる。12inch MacBook も入る。小物入れが多いのがよい。
Nikon D850 用に thinkTANKphoto Restspective 7 購入
24-70mm f/2.8 をカメラに付け、横に 70-200 mm f/2.8 と
14-24mm f/2.8 を入れ、SB-910 をポケットに入れられる。
24-120mm f/4 の場合、レンズフードを付けたまま収まる
のでカメラを取り出し速写するのによい。
12インチの MacBook も入った。
セパレータはカメラに合わせ高さを手直しした。
ポートレートの作品撮りでは、自由なカメラポジション、アングルで撮影する為、一脚や三脚は使わないが、夜間の撮影では念の為に持っていくこともある。
Gitzo 2型4段トラベラー GK2545T-82QD、
1型4段トラベラー GT1542T は旅行用に使う。
このような軽量の三脚では、Gitzo の堅牢さが効果を発揮する。
雲台は良いものを使いたい。
Gitzo の新しいセンターボール雲台は動きがスムーズで使いやすい。私の場合、撮影アングルを自由に変えられるように、雲台のボールをしっかり固定せず、わずかにゆるくして自在に動かせるようにしている。フリクションコントロールができ、この調整がやりやすい。
写真グッズについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
夜のポートレート写真ギャラリーは ▶ こちらをご覧ください。
Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF2
28mm f/1.4E
絞りF2
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D5
105mm f/1.4E
絞りF1.8
105mm f/1.4E
絞りF1.8
AF-S Nikkor 105mm f/1.4E はシャープさとボケが絶妙にマッチし素晴らしい。
ポートレート撮影では撮影ポジション、アングルを自由にしたいので、三脚は使ったことが無い。
Tamron 85mm F1.8 |
絞りF2からF5
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Nikon D500
絞りF1.6
絞りF1.6
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Nikon D5
Nikkor 24mm f/1.8G、絞りF2.2
Nikkor 24mm f/1.8G、絞りF2.2
Nikon D810
Sigma 24mm F1.4、絞りF1.6
Sigma 24mm F1.4、絞りF1.6
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
手軽な撮影では、フラッシュを使いオートで撮っても、最近のカメラではうまく撮影できるが、難しい撮影条件の場合は露出ブラケットをして撮影するとよい。
作品撮りには是非マニュアル露出で撮影してほしい。まずはバックだけ撮影して露出を決め、次に人物を入れてフラッシュをテスト発光する。当面フラッシュはTTLオートでよいが、最終的にはフラッシュもマニュアルで発光させると、思い通りの露出で撮影できる。
オートに頼っているといつまでたっても上達しない。マニュアル撮影をしていると感で設定できるようになる。
マニュアル撮影の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
右は、撮影した時間が早く、バックが明るすぎると夕景の雰囲気が無くなるので、ある程度バックを暗くした。
Nikon D810
Sigma 24mm F1.4、絞りF1.8
Sigma 24mm F1.4、絞りF1.8
思い通りにならないこともあり、その場合は後で画像処理することになる。バックに合わせた明るさ、色でRAW現像した画像に、人物に合わせた明るさ、色で現像した画像を重ね、HDR(ハイダイナミックレンジ)処理 を使うとうまくいく。
35mm f/1.4G、絞りF1.6
ニコン 28mm f/1.4E |
28mmはスナップ撮影でよく使うが、F1.4大口径レンズのボケを活かしたポートレート撮影にもよい。
Nikon D750、絞りF1.6
Nikon D750、20mm f/1.8G |
イルミネーションやライトアップ等を背景にポートレート撮影するのも楽しい。
Nikon D750
20mm f/1.8G、絞り開放
HDR処理(手動)
20mm f/1.8G、絞り開放
HDR処理(手動)
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D750
85mm f/1.8G、絞り開放
85mm f/1.8G、絞り開放
18-35mm f/3.5-4.5 |
58mm f/1.4G |
ニコン Df は高感度特性に優れ、夜のポートレート撮影が快適。
下の左は 18-35mm f/3.5-4.5G、絞りF8
右は 58mm、絞りF1.4、ISO 10000
画像をクリックすると部分拡大画像が開く |
横浜は好きな町でよく行くが、特に夜は美しい。
右は冬の夜の北海道で、小雪が吹き、風もあり、寒さがモデルを直撃する厳しい環境に頑張ってくれたプロ根性のあるモデルに感謝しているが、さすがに顔がこわばってくるのがわかり、30分ほどで撮影を切り上げた。
暑い夏の日中に頑張ってくれるモデルもいるが、余り無理をしても良い結果は得られない。気遣いをしながら気持よく仕事をしてもらい、早めに切り上げるのがよい。
なばなの里のイルミネーションを
バックに撮影
イタリア街の夜は暗く、35mm f/1.4 でもシャッター速度が遅くなった。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
画像をクリックすると拡大画像が開く |
画像をクリックすると拡大画像が開く |
暑い夏のポートレート撮影では、夕方から夜に撮影する方が涼しくてよい。
右は白熱灯の暗いライトで全体を照らし、LEDライトでスポット的にモデルを照らした。
行灯の光だけで撮影。
Nikon D7200
35mm f/1.8G
絞りF2.8
35mm f/1.8G
絞りF2.8
夜の撮影スポット、ライトアップ、イルミネーション
中之島 |
函館のクリスマス |
小樽のガス灯 |
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く 六本木けやき坂通り |
夜の京都
Nikon D850, 70-200mm f/2.8E |
飛騨古川町三寺まいり
24mm f/1.8G、50mm f/1.8G、70-200mm f/2.8E 持参
全て手持ち撮影
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
Nikon D850
70-200mm f/2.8E FL
絞り5.6
ISO 8000、ノイズ処理LOW
70-200mm f/2.8E FL
絞り5.6
ISO 8000、ノイズ処理LOW
海外でも夜が美しい街がある。
右はベトナムのハノイでアオザイ姿の女性を撮影させてもらった。
ベトナム女性のスタイルの良さが表現できたと思う。
プラハで夜散歩をしている時、カフェにいた女性が気になり撮影した。
ロンドンの街中
画像をクリックすると拡大画像が開く ロンドンのパブにて。暗い室内灯だけで撮影。 |
Leica Q
夜のポートレート撮影テクニック
もう少し遅い時間に撮影すると夕焼けがきれいに撮れたので、RAW現像で夕焼けをシミュレートした。
-0.7EVでRAW現像し、色温度を高くして夕焼けらしくした。尚、人物の左側は0EVで現像した画像を重ねた。
Nikon D7200
16-80mm f/2.8-4E
16-80mm f/2.8-4E
HDR(ハイダイナミックレンジ)処理の詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
右はスローシャッターで撮影。
スローシャッター、スローシンクロについては
こちらの記事をご覧下さい。
ポートレート撮影テクニックについては こちらの記事もご覧下さい。
モデルを魅力的に、セクシーに表現するには、45度がポイント。
魅力的なポーズについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
ライティング
夜のポートレート撮影では、明暗差が大きく、又色温度が違う光源が混じるので、ライティングが重要になる。
屋外で手軽にライティングをするには、フラッシュ(ストロボ、スピードライトともいう)を活用するのがよい。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D810
35mm f/1.4G、絞りF1.6
35mm f/1.4G、絞りF1.6
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D800E
50mm f/1.4D、絞りF3.2
50mm f/1.4D、絞りF3.2
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D500
50mm f/1.4D、絞りF2
50mm f/1.4D、絞りF2
右はニコン SB-910 を付け、ワイヤレスで発光させた。
画像をクリックすると部分拡大画像が開く |
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
SB-500 をトリガーに SB-910 を左から発光させた。
Nikon D5
Nikkor 24mm f/1.8G、絞りF2.2
Nikkor 24mm f/1.8G、絞りF2.2
画像をクリックすると部分拡大画像が開く |
Nikon D810
58mm f/1.4G、絞りF1.8
58mm f/1.4G、絞りF1.8
私は旅行用にマンフロット製ナノポールKITを使っている。キャリングバッグが付属しているので持ち運びしやすい。
電波式ワイヤレスフラッシュトリガー Godox Xpro、フラッシュ TT685N、TT350N、ビューティーディッシュ、ソフトボックス等を購入した。安価に簡単にオフカメラ ライティングが行える。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
ディフューザーを付け
ライティングした。
Nikon D850
35mm f/1.8G
絞りF1.8
35mm f/1.8G
絞りF1.8
ポートレートライティングの詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
ポートレートの画像処理
イルミネーションの中で撮影すると色かぶりすることがあり Affinity Photo で調整した。
レベル、ホワイトバランスを調整した後
顔を見ながらHSLカラーホイールでイルミネーションの色をピックアップし、青から紫にかけて色調整した。マスクレイヤーを作成し、一旦効果を無効にした後、色かぶりしている部分を白のブラシで塗った。
他の画像から好みの肌の色をピックアップし、新しいレイヤーの描画モードをカラーにし、肌の部分を塗った。
描画モードソフトライトの新しいレイヤーを作成し、色、明るさを微調整した。
雰囲気を少し残した方が違和感が無くてよい。
夜の京都で撮影したが、モデルが暗くなって冴えない。
プラス1EVでRAW現像した画像を右側に適用しHDR処理
を行った。
シネマチックな雰囲気を出す為、特定色域の選択の調整
レイヤーを作成し、カラーグレーディングした。
夕方撮影した写真だが、バックが暗く落ちすぎている。
Affinity Photo のグラデーションマップを使って調整後色と不透明度を微調整した。
プレビュー画像を見ながらできるので調整がやりやすい。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
夕暮れの雰囲気を強調し、暗部のホワイトバランスを青にふり、
明部のホワイトバランスをイエロー、レッド系にふった。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
RAW現像時ホワイトバランスを赤寄りにし、さらに電灯の明かりをグラデーションツールで強調した。
カラー グレーディングでは
カメラから出た色や明るさではなく
作影意図に基づくイメージで作品づくりする。
バックが落ち込みすぎているので少し明るくし、青を強調した。
トワイライトの雰囲気が出た。
カラー グレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
グラデーションマップを用い夕方の雰囲気を強調した。
画像をクリックすると部分拡大画像が開く |
イルミネーションをバックにスローシンクロでポートレート撮影したが、明暗差が大きく露出が難しい条件なので、AE・フラッシュブラケティングで段階露出した。
上の2つの画像を重ね合わせHDR処理した。
風が強く0度以下の寒い札幌で、モデルが頑張ってくれたが、顔が青白く、鼻の周りが赤くなってきたので、顔の色調整をし、頬に紅を塗り、口紅を派手にした。
人物には水銀灯の光
バックはLEDの光が直接レンズに入り、色がさえない。
まずは、ホワイトバランスの調整、露出補正をして、全体が少し見れるようになってきたが、人物とバックの色温度、露出が余りにも違い過ぎる為、全体を一度に調整するには限度がある。
そこで、人物を主体に現像した画像と、バックを主体として現像した画像を作成し、上の画像にレイヤーを作って重ね、それぞれの良い個所を残して合成した。全体を見ながら、レイヤーの透明度を調整し、バランスをとった。最後に、彩度、シャープネスを調整し完成させた。
フラッシュを使っているが、強い黄色のイルミネーションの中で撮影したので、顔に当たる黄色の光の影響を受けている。後処理で顔の色の黄色を抜いて調整した。
今はカメラの性能が良くなり、ほとんどのケースで、ホワイトバランス・オートでうまくいく。
古いカラー映画を見ると、カラーがくすんでいても、味がある色に見えてくる。
最近のミュージックPVでは、AKB48の「風が吹いている」などでクラシック調の色を使っている例もある。
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フラッシュを両側からスポット的に当て、コントラストを高め印象的な作品にした。
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。
銀残しについて ▶ こちらの記事をご覧ください。
昔撮影した写真で、水銀灯の光でホワイトバランスが崩れていたので、調整した。
紅彩絞りフィルターでソフト効果を与え、グラデーションツールで水銀灯の辺りをぼかした。
さらにフィルターの逆光と照明効果を適用した。
室内灯だけで撮影したら鼻にテカリが出た。
白飛びした部分にはデータが無く救済することにした。
撮影時に白飛びさせてしまうと通常の処理では救済できない。
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
肌の処理に frequency separation method(周波数分離方式)を使うと、高周波成分と低周波成分を分けて処理し、高周波成分を残し低周波成分のみにぼかしを入れたりするることで、肌のテキスチャを残しながら肌を滑らかにできる。
通常モードでぼかしフィルターや、コピースタンプツール、修復ブラシ等を使ったり、色を塗ってしまうと、細かい肌のテキスチャが失われてしまうので、この手法を使うのがよい。
ポートレート写真のRAW現像、画像処理、デジタルメイクについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
夜のポートレート撮影に適するカメラ、レンズ
夜の撮影では、低輝度でのオートフォーカス精度の良いカメラが使いやすく、又暗部ノイズの少ないカメラが望ましい。
Nikon D5、D500、D850 は-4EVの非常に暗い所でもピントが合うので夜の撮影では使いやすい。
下は Nikon D5、105mm f/1.4E、絞り開放
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Nikon D5
58mm f/1.4G
絞りF1.8
58mm f/1.4G
絞りF1.8
Nikon D850、28mm f/1.4E |
表参道にて
インスタ用写真
インスタ用写真
Nikon D850 は重さを余り感じさせず、気楽に持ち出せる。
低感度性能も良く夜のスナップ撮影に適する。
Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF1.4
28mm f/1.4E
絞りF1.4
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Nikon D850
58mm f/1.4G
絞りF1.4
58mm f/1.4G
絞りF1.4
エレベータの中で、かなり近接して撮影。
Nikon D850
Tamron 35mm F1.8
絞りF4.5
Tamron 35mm F1.8
絞りF4.5
Tamron 85mm F1.8 |
Nikon D850 は D5 のオートフォーカスユニットを採用し、-3 EVの暗さまでオートフォーカスができ使いやすい。
又、高画素機でありながら高感度でも暗部ノイズが少ない。
手ぶれ補正が付いているので夜の撮影でも安心できる。
Nikon D850
Tamron 85mm F1.8
絞りF5
Tamron 85mm F1.8
絞りF5
舞妓はけっこう足早に歩く。とっさに撮影したが、暗い中AFは早くピント精度は良かった。 |
ライカQ (Typ116) は
ストリートフォトに最適。
このクリアな画像はすごい。
絞り開放からシャープでボケがきれい。
絞りF1.7
ISO 1600
ISO 1600
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Leica Q、絞りF2.5
撮影時厳しい撮影条件だったので
うまく写らないと思っていた。
このような厳しい条件で撮影すると
カメラ・レンズの良さが出る。
写真にすごさを感じる。
夕方を過ぎかなり暗くなっていて、フラッシュも無しにここまで写るとは思ってもいなかった。
私が使っているレンズの中で夜景撮影に適するレンズは
ニコン 24mm f/1.8G、28mm f/1.4E、35mm f/1.4G、58mm f/1.4G、85mm f/1.8G、105mm f/1.4E
70-200mm f/2.8E FL
タムロン 35mm F1.8、85mm F1.8
70-200mm f/2.8E FL
タムロン 35mm F1.8、85mm F1.8
写真グッズ
think TANK photo Lily Deanne は、
女性デザイナーと女性プロ・フォトグラファーが女性プロ・フォトグラファーにインタビューして、
特に女性プロ・フォトグラファーの為にデザインされたおしゃれなカメラバッグだが、男性にとっても街中で使うのによい。
大きさが3種類あり、中間のMezzoを購入。意外と軽く1kg。キャリーバッグの上に載せられる。
Nikon D810 に 24-70mm f/2.8 を付け、70-200mm f/2.8 を横に、単焦点レンズと小型フラッシュを入れることができる。12inch MacBook も入る。小物入れが多いのがよい。
Retrospective 7 |
24-70mm f/2.8 をカメラに付け、横に 70-200 mm f/2.8 と
14-24mm f/2.8 を入れ、SB-910 をポケットに入れられる。
24-120mm f/4 の場合、レンズフードを付けたまま収まる
のでカメラを取り出し速写するのによい。
12インチの MacBook も入った。
セパレータはカメラに合わせ高さを手直しした。
ポートレートの作品撮りでは、自由なカメラポジション、アングルで撮影する為、一脚や三脚は使わないが、夜間の撮影では念の為に持っていくこともある。
Gitzo 2型4段トラベラー GK2545T-82QD、
1型4段トラベラー GT1542T は旅行用に使う。
このような軽量の三脚では、Gitzo の堅牢さが効果を発揮する。
雲台は良いものを使いたい。
Gitzo の新しいセンターボール雲台は動きがスムーズで使いやすい。私の場合、撮影アングルを自由に変えられるように、雲台のボールをしっかり固定せず、わずかにゆるくして自在に動かせるようにしている。フリクションコントロールができ、この調整がやりやすい。
写真グッズについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
夜のポートレート写真ギャラリーは ▶ こちらをご覧ください。
モデルとの契約により写真の不正使用に対し損害賠償請求します。
要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。
写真Gallery
ディスプレイを確認下さい。色調整については こちらをご覧下さい。
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著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。
FEATURE
Nikon Z8 Nikon Z6III Z7 Z50II, Zfc Zf |
Fuji GFX50S II X-Pro3 X-E4 Fuji X-T5 X-H2 X100VI |
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ライカの魅力, M10M SL2, CL Q3, Q2, Q2 Mono |
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レベルアップ を目指そう |
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