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2灯ライティング
Leica SL2
Sigma 85mm
絞りF1.4
Monochrom
Sigma 85mm
絞りF1.4
Monochrom

このレンズの魅力は玉ボケだけでないと思うが、とりあえず特徴的な玉ボケを見てみた。
イルミネーションの光がモデルに当たっているが雰囲気を活かし色補正しなかった。

Nikon Zf
135mm
絞りF1.8
135mm
絞りF1.8
ニコン Z8 にGodoxが使えなくなったので、ニコン製 SB-910 を使用した。SB-700 再購入。
オフフラッシュ ライティング用に安価なワイヤレストリガーを出してほしい。

Nikon Z8
50mm
絞りF1.8
SB910を弱く発光
50mm
絞りF1.8
SB910を弱く発光
フラッシュ用ディフーザー選びの参考に


発行面は実測20cm×16.5cmでディヒューザー付属
8000円以下と安価
スタジオ撮影で使用。
![]() Godox V1 & TT685 & TT350 |




フラッシュ Godox V1、TT685、TT350 を3個(ニコン、富士、Lumix用)、
電波式ワイヤレスフラッシュシステム トリガー Godox Xpro とレシーバ X1 R、
ビューティーディッシュ、グリッド付きリフレクター、ソフトボックス4つ 60cm、120cm、60×90cm、15×20cm、
86cmトランスルーセント アンブレラ(グラスファイバシャフト)、ライトスタンド190cmと150cm、60×90cmレフ板、等
これだけ購入しても10万円以下で、安価にライティングシステムが揃えられる。

マニュアル及び外光オート可能な小型フラッシュで、単4電池2本を使用する。
私の場合はマニュアル発光を使う。

保証やサービス体制等は期待できないかもしれないので自己責任で購入ください。ただ、故障しても安いので諦めもつく。
Nikon Z50、50-250mm、絞りF4.8
海外旅行に汎用単三電池が使える
Godox TT685 と TT350 を持って行った。
Godox Xpro をカメラに付け、
TT685をメイン光に、TT350を天井バウンスし、
オフカメラライティングした。
購入したライティング機器を色々テストしたが、
結果的に一番使っているのは
TT350 をカメラに付け弱い光で発光、トリガーにし
オフメラで TT685 をメイン光として発光させている。
レス板やソフトボックス、アンブレラでソフトな光にしており、旅行の際は数千円の小さなソフトボックスを使う。
まずはこんな簡単なシステムから始めるのを推奨する。
2万円ほどで揃えられる。

右は太陽光が直接当たり、レフ板で影を和らげた。
ライティングのコツ:
・メインライトは一つにする。
・コントラスト(光と影)を調整する。
コントラストが弱いと柔らかい雰囲気に
コントラストが強いと印象的な写真になる。
・柔らかい光、硬い光を使い分ける。
モデルから見て大きな光源は柔らかい光になる。
フラッシュは硬い光だがディヒューズやバウンス
すると光源の面積が増え柔らかい光になる。
同じ光源でもモデルに近づけば柔らかい光になる。
遠い太陽の光は硬いが窓や雲を通る光は柔らかい。
・光の強さは光源から被写体までの距離の二乗に反比例
光源を遠くに置きすぎると光が弱すぎることになる。
・メインライトは一つにする。
・コントラスト(光と影)を調整する。
コントラストが弱いと柔らかい雰囲気に
コントラストが強いと印象的な写真になる。
・柔らかい光、硬い光を使い分ける。
モデルから見て大きな光源は柔らかい光になる。
フラッシュは硬い光だがディヒューズやバウンス
すると光源の面積が増え柔らかい光になる。
同じ光源でもモデルに近づけば柔らかい光になる。
遠い太陽の光は硬いが窓や雲を通る光は柔らかい。
・光の強さは光源から被写体までの距離の二乗に反比例
光源を遠くに置きすぎると光が弱すぎることになる。
ライティング技術が優れていても良い写真が撮れるわけではない。
どのような写真が撮りたいのか、作影意図と芸術的センスが無ければ技術を生かせない。
下の左は柔らかさを出し、右は横からの光でシャープさを出している。50mm f/1.4G、F2とF6.3



折り畳めばA4サイズになり、軽いので持ち運びが楽。
大きな物を撮る時には3枚セットを2組使ったり、場合により上に白や黒の板を置く。
LEDライトを上に置いたり、フラッシュを使うこともある。
左はLED室内光と内臓フラッシュでライティングし iPhone で撮影した。
ナチュラルライティング
仕事では失敗が許されないので、ライティングはマネジャに任せ撮影に集中している。
作品撮りの場合、なるべくアシスタントをお願いするが、一人で撮影することもあり、
大きなライティング機材が使えないので自然光を生かした撮影もよくする。。
わかりやすいライティングの説明
ここでは作品撮りを前提に、手軽に使えるクリップオンフラッシュ(スピードライト)を使い、一人でもできるライティング
について説明する。
ポートレート写真ギャラリーは こちらをご覧下さい。
実を言うと、撮影時ライティングのことより 良いポーズ、表情 をいかに撮るかに集中し、突然カメラポジション、アングルを
変えることが多く、私の撮影スタイルでは、なるべくどこでも撮れるようにライティングしておいて、カメラに付けたクリップオン
フラッシュで補助光を与えることが多い。
一応理論を述べるが、実戦で調整できなければ意味がない。
感で調整できる位にならないといけない。
フラッシュの光は瞬間的に光るので、シャッター速度の影響を受けず、絞り値とISOにより明るさが決まる。
被写体の明るさはフラッシュと被写体の距離の二乗に比例するので
距離の基準を持っているとよい。
フラッシュ光が届かないバックの明るさは、シャッター速度と
絞り値、ISOにより決まる。
フラッシュの光の照度はフラッシュから被写体までの距離の二乗に比例し、距離が遠すぎたり、フラッシュの能力(ガイドナンバー)が小さすぎるとフル発光しても調光できず、暗くなってしまう。
一度フル発光すると、リカバリーするまでのリサイクルタイムの間フル発光できなくなってしまう。
バウンスすると光が柔らかくなるが、距離が長くなるのと、照射角度が広くなり面積が大きくなるので照度が落ちてしまうので注意すること。
窓からの強い光を活かし、
コントラストの高い写真にした。
重要なのは作影意図で、ソフトな光にするのか
ハードな光にするのか、ローキーに撮るのか
ハイキーに撮るのか、
バックを落とすのか明るくするのか等の
イメージを作っておく。
後はテスト結果を見て調整すればよい。
明暗差が大きい場合硬い光に、
小さい場合は柔らかい光になる。
メインライトとフィルインライト
(全体を照らす光)でコントロールする。
又、正面からの光は柔らかく、
サイドからの光は硬い光になる。
バックからの光は被写体を縁取ることが
できる。
(質問)自然光とフラッシュの同調をどうすればよいか
カメラの設定は絞り優先モード、フラッシュはTTL
明るすぎる場合:
フラッシュを使う場合、シャッター速度はフラッシュ同調速度以上にはならない。(高速同期できる場合はその同調速度)
絞りを開けて撮影する場合、ISO感度の設定が高すぎると露出オーバーになり明るすぎる撮影結果になるので、ISOを下げる。
カメラで設定できる最低ISOでも露出オーバーになる場合は、レンズを絞る。
直射日光を避け日陰でモデルを撮影するのもよい。
暗すぎる場合:
フラッシュの能力(ガイドナンバー)が小さいと、光が十分届かず被写体が暗くなる場合がある。この場合、フラッシュを近づけるか、レンズの絞りを開けるか、ISOを高くする必要がある。
又フラッシュをフル発光させると、リサイクルタイムが短いフラッシュでは、待たないとフラッシュを発光させることができない。
確認、設定方法:
人物を入れずに、フラッシュを発光させ、バックが適切な露出になるかどうかを確認する。
カメラの設定でISO感度自動制御(フラッシュ使用時も)をONにすると、自動でISO感度を調整してくれる。
私の場合全てマニュアル露出で撮影する場合が多いが、気楽な撮影では絞り優先モード、TTLで撮影する。
フラッシュメーターは使わず、ほとんど勘で撮影しており、設定について考えたことは無いが、難しそうだなという場合は、フラッシュ光のみ3段階にマイナス露出ブラケット撮影する。
調光の方法には下の4つのやり方がある。
ほとんどの場合フラッシュをTTLオートにし、露出モードをプログラムオートか絞り優先オートにすれば適切な露出が得られ、フラッシュを使ったわざとらしさが無い自然な感じに撮れる。
絞り優先オートの場合、絞り値、ISOを決め、フラッシュの位置を決めれば、被写体は適正露出、バックは適度な明るさになる。露出補正、調光補正を使えば被写体とバックのバランスを調整できる。
自分の基準になる絞り値とISOを決めておくとよい。
例えば絞りF2.8、ISO 200(ISOオートを使ってもよい)
バックの明るさを意図的に暗く、あるいは明るくしたい場合にはマニュアル露出を使う。
フラッシュを発光せずシャッターを切り、バックの明るさを調整してから
フラッシュをTTLオートで発光すれば、被写体は適正な明るさになる。
マニュアル発光できるフラッシュを使い、補助光としてフラッシュを使うことがある。
調光補正や露出補正で自在に明るさをコントロールすることもできるが、それより、全てマニュアルで撮影する方が、慣れれば
やりやすい。作品撮りには是非全てマニュアルをトライしてほしい。
テスト発光で意図する明るさになっているのか確認して調整する。
十分な明るさが得られない場合、絞りを開けるか、ISOを高くする必要がある。
仕事では全てマニュアルで、露出計(フラッシュメーター)を使うが、
作品撮りではテスト発光し、結果を見て調整している。


調光は明るさだけでなく、色温度の調整も重要。
色温度を統一するだけでなく、色温度が違う光源を使って印象的な作品をつくることもできる。
撮影現場を異なる光線状態でテスト撮影しておくと、後で助かる場合もある。
上はカーテンを通した外光で撮影した写真と、シャンデリアで室内を照明した写真で、雰囲気を活かしながらフラッシュをマニュアル発光させテストした。
窓からの光と室内光のミックスで柔らかい雰囲気が出た。
スタンドライトの光をメイン光に
弱くフラッシュを当てた。
普通モデルに太陽光を直接当てることはないが、若さを出す為直射光を当てた。
曇り空やカーテンを通した太陽光は柔らかくなる。
直射光をトランスルーセントのレフ板を通して当ててもよい。
自然光を利用するライティングは自然な感じに撮れるのがよい。
斜光線になるようにモデルを立たせ、光が強すぎる場合にはフラッシュを補助光としてたけばよい。
窓からの光を利用する場合には、窓に向かって45度位に立ってもらう。カーテン越しの光はソフトで女性ポートレート写真に良い。
窓のカーテンを半分だけ開けることで柔らかい斜光線を得ることができる。
左側をレースのカーテンだけにして光を入れることで、立体感が出た。

Affinity Photo の照明フィルターで窓からの光を強調し、さらに光彩拡散フィルターを適用した。
Affinity Photo については ▶ こちらの記事をご覧ください。
下の右はカーテンを少し開けてスリット光にした。
左側からオフカメラでフラッシュを発光させている。


ショーウインドウの光を利用した。
光をモデルの横から当てることで強い表現をすることができる。
窓からの光を横から当て、セクシーさを強調した。
影が強く出るので内蔵フラッシュを発光させて調整した。
45度斜め、45度上 からの光で魅力的に写すことができる。
マニュアル発光で、下の右はローキーな作品にした。
さらにモデルの後方からの光だけにすると印象的な作品にすることができる。
窓からの逆光を活かし、顔のラインを出した。
コントラストを高くし彩度を落とし
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。
カーテンを通した光を背後から当て、補助光をわずかに発光させた。
窓からの光を一部遮り、スリット光にすることで、より強い表現もできる。
障子を通した光は通常柔らかい光になるが、右は、遮光ふすまで一部の障子だけを開け、硬い光にした。
コントラストを高め、彩度を落として銀残し風にした。
▶ 銀残しの詳細はこちらの記事をご覧ください。
ロンドンの街中で、
店からの光を利用して撮影した。

逆光で印象的な作品をねらった。
下の左はソフトな感じ、右は印象的な感じにライティングした。


右は窓からの自然光、室内の電球光が混じり、足元が暗いのでフラッシュを弱く(-1EV)当てている。
ヘアの一部に室内光の色かぶりがあり、Affinity Photo で調整した。

作品撮りでは極端な明暗差で撮影し、印象的な作品にすることもある。
暗い室内光だけで撮影した。
逆光で銀残し(ブリーチバイパス)風に仕上げた。
銀残しについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
モデルの持つイメージに合わせ柔らかく表現した。
アンブレラにフラッシュを付け撮影

影を和らげるにはレフ板がよい。
60×90cm折りたたみ式レフ板を1450円で購入した。詳細下記
なるべく大きなレフ板を使うと柔らかい光になる。
同じ大きさのレフ板でも、モデルに近づける方が柔らかい光になる。
レフ板の光が強すぎると不自然な感じになるので、適度な明るさになるようにレフ板を離すのがよい。
大きなレフ板は目に大きなキャッチライトを入れることができる。
床に大きな白いシーツを置いている。白いシーツ等もレフ板の代わりになる。
白の発泡スチロール板をバッグに入れており、小さなものを撮影する際パーマセルテープでコの字形に止めてリフレクターとして使う。
斜め上45度、横45度で撮影するとレンブラントライトになり
立体感が出る。
個性的なモデルの良さを出す為、ソフトボックスを付けた
1灯ライティングで少し硬い光にした。
カラーグレーディングしている。
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
屋外での撮影では、内蔵フラッシュやクリップオンフラッシュが手軽に利用できる。
レンズの絞りとフラッシュ調光補正により、バックと人物の露出調整ができる。
下記のように習得していくと、バックと人物の調整が自由自在にできるようになる。
1. カメラ オート、フラッシュ TTL
2. カメラ マニュアル、フラッシュ TTL
3, カメラ マニュアル、フラッシュ マニュアル
極端に言えば、昼に夜のような写真を撮ることもできるし、
イルミネーションの雰囲気を強調することもできる。
TTLは段階調光補正するとよい。
例えば、フラッシュの光量のみ0、-0.3、-0.7に段階露出
夜景では、背景との明るさのバランス調整が重要になる。バックを落とすのか、バックを明るくするのか。
バランスを調整するには、ISO感度、絞りをコントロールすればよいが、慣れればマニュアルで撮影する方がやりやすい。
マニュアル撮影は、まずは背景の露出調整をマニュアルで行い、フラッシュはTTLで撮影することから始めればよい。その次は、フラッシュもマニュアル露出調整することにチャレンジ。
Nikon Df、18-35mm f/3.5-4.5G、広角端、絞り開放、SB-700
右はバックが明るすぎると夕景の雰囲気が無くなるので、ある程度バックを暗くした。
超広角レンズでポートレート撮影については ▶ こちらの記事をご覧ください。
夜景でのポートレート撮影は露出が難しく、オートではうまくいかないことがあり、マニュアル露出の方がやりやすい。
夕方から夜には、背景に明るい光が入ることがあり、オートで撮ると、フレーミングを少し変えるだけで露出が変わってしまう。
マニュアル露出モードで背景の露出を決める。モデルを入れずに設定してもよい。一般的にモデルに対して-1EVから-2EVアンダーにする。
フラッシュをTTLで発光させ、 人物を目的とする露出にする。余り明るすぎると夜の感じがしないので、私の場合-1/3から-1/2EVに設定することが多い。慣れればフラッシュもマニュアルの方がやりやすくなる。
カメラから離れた場所は、フラッシュの光が届かず、カメラの絞り値とシャッター速度により露出が決まる。モデルはカメラに近い場合が多く、フラッシュの影響を受けるので、フラッシュの強さと絞り値が露出に影響する。(フラッシュの閃光時間は短いので、シャッター速度は露出に影響しない。)
全てオートでもうまういく場合が多いが、作品撮りでは、極端にアンダー、オーバーにするケースがあり、又、背景との露出差を意図的に変える場合がある。この場合は、露出補正、調光補正するより、マニュアルで設定を変える方がやりやすい。是非マニュアルに慣れてほしい。
内蔵フラッシュをスローシンクロで光らせた。
小さなディフューザーを付け、弱く発光させて補助光とした。
曇り空でポートレート撮影すると肌の色がきれいに出ないことがあり、そんな時には日中シンクロで弱くフラッシュを当てると良い色になる。
仕事ではスタジオで人工的な照明を多用して撮影することが多いが、ここでは作品撮りを前提に、費用をかけず、簡単で効果的なライティングの方法を説明する。
いくらテクニックを工夫しても、高度な技術を活用しても、それだけで良い作品ができるわけではない。
作影意図が重要。ソフトな光で柔らかさを表現するのか、ハードライトで印象的な作品にするのか、場合によりローキーにすることもある。


ニコンのフラッシュ SB-500 をマスター、
ソフトボックスを付けた SB-910 を
オフカメラでメイン光とした



デジタルメイクについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
ライトスタンドはそんなに高くないので一つ用意するとよいが、三脚を使うこともできる。ライティング機材については下記。

アシスタントに一脚に付けたフラッシュを持ってもらい撮影


この日は曇空で、ソフトな光なのはよいが、メリハリに欠けるので、オフカメラで日中シンクロした。
SB-500 をトリガーに SB-910 を左から発光
2つのスピードライトにはディヒューザーを付けており、キャッチライトを入れることができた。
Makeup artistにフラッシュを持ってもったが、フラッシュを一脚に付けて持ちやすいようにしている。
窓からの光だけだと顔の片側が暗くなるので、画面左側からフラッシュを発光させた。
ニコンのスピードライトは昔から露出精度が良く、自然な感じに光らせることができるが、最新のニコンクリエイティブライティングシステムではさらに進化したライティングが行える。
調光補正無しでも自然な感じに撮れる。
メインライトはパワーがある SB-910 を使い、場合により SB-700 や SB-600 をサブライトとして使う。
重い SB-910 をカメラに付けるとバランスが悪くなるので、オフカメラで使う。
カメラに SB-700 や SB-500 を付け、場合により内蔵フラッシュをマスターとし、-2EVから-3EVの調光補正で補助光とし、オフカメラを発光させる。
Nikon Df、58mm f/1.4G、絞り開放
SB-700 をコマンダーとし、SB-910 をメインライトとして使った。
(質問の回答)ストロボ、フラッシュ、スピードライト
3つ共ほとんど同じ意味で使われているようだ。
ストロボは商標登録されているのでここでは使っていない。
取材の時はどのような撮影条件かわからないことが多く、フラッシュは必ず持っていく。
右はカメラ内奥フラッシュをコマンダーとして、カメラ左側からオフカメラでメインフラッシュを発光させた。
モデルのバックからヘアに向けてフラッシュを発光させヘアを光らせた。
メインライトはカメラ右側に置いている。
ヘア全体に光が回るようにフラッシュを天井にバウンスしている。
Nikon D4 に SB-700 を付けコマンダーとし、SB-900 をメイン光とした。
Tamron 24-70mm、55mm、絞り開放、ISO 100
和室での撮影
フラッシュにアンブレラを付けメイン光にしている。


横からフラッシュを照て、コントラストを高くして印象的な作品にした。
フラッシュを両側からスポット的に当て、コントラストを高め印象的な作品にした。
Godox V1 は均一で円形に照射されるが影が柔らかくなるほどでもない。
円形ドームを付けると照射角は広がるが、発光面積が大きくなるわけではない。
バウンスができる場所なら効果があるが、他のフラッシュと比べ差は無い。
影を柔らかくするには、発光面積を広くする60cm以上のソフトボックスやアンブレラを
付けた方がよく、絶対的な面積が小さい V1 に柔らかい光を過大に期待しない方がよい。
TT685 にはいつも小さなディフューザーを付けており、V1 と撮影結果に差は無い。
TT685 は単3充電池が使え、V1 の半額以下で買えコストパフォーマンスがよい。
V1 は専用バッテリを使うのでスペアを含めて高いが、リサイクルタイムが少し短い。
但し、フル発光させなければさほど差はない。
マニュアル専用になるが TT600 はなんと7000円ほどで買え、コストパフォーマンスが高い。



リチウムイオン電池採用でリサイクルタイムが小さいのがよいが
予備として(多灯ライティングができることもあり)
TT685、TT350 and/or SB-910(単3充電池使用)を持っていく。
下はホームスタジオでのテスト結果:
Nikon Z7、24-70mm f/2.8、絞りF2.8。カメラに直付けし、
左は直射、右は天井バウンスした。
バウンス効果は高く柔らかい光になるが、
バウンスは近くに白色の壁がある所に限られる。
又光量のロスが大きいことに注意しないといけない。
照度は距離の2乗に反比例しバウンス分長くなる。


Godox V1 をオフカメラで横から1灯ライティングしてコントラストが強い写真にした。



電波法の技適マークを取得したので、2.4G電波式
ワイヤレス フラッシュ トリガー Godox Xproを購入した。
撮影結果を見て、すぐ5つのグループの発光量を一発で変えられるのがよい。
表示部が大きいが、Profoto のトリガー Air Remote とほとんど同じ大きさで、小さく軽い。
設定・操作は簡単で、マニュアルを見ずにできた。
ニコンのフラッシュ SB-910 をレシーバ X1 R に取付け
1灯ライティングした。

Godox TT685 は
ニコン SB-910 とほぼ同じ大きさ。
Godox Xpro をカメラに取り付けトリガーにし、
TT685N をメイン光、
ニコン SB-700 を X1 R に取付け天井バウンス(-1EV)
TT350N でバックを照射(-2EV)し
3灯ライティングした。
発光量を簡単に調整でき、思い通りの結果が得られる。
Godox V860II、AD200 はリチウムバッテリによりリサイクル
タイムが短くてよいので検討したが、専用バッテリを使う為
今回は汎用電池を使う TT685 にした。

Godox TT350N は
小型軽量のフラッシュで、
単三2本を使う。
電波式トリガー、レシーバの機能があり、マスターとして、
又スレーブフラッシュとしても使える。
TT350N をカメラに取り付けトリガーにし天井バウンス
(-3EV)、TT685N をメイン光にした。
この2台だけで簡単に2灯ライティングできる。
TT350 をトリガーに4灯ライティングまで可能。
手軽にオフカメラライティングが行えるのがよい。
勿論単独でクリップオンフラッシュとしても使える。



TT350N をカメラに取り付けトリガーにし天井バウンス
(-1EV)、TT685N にソフトボックスを取付けメイン光にした。
Neewerの60cm八角形ソフトボックスは軽量(約600g)で
簡単に組み付けられ、折り畳むと約40cmになる。
60cmのソフトボックスは、ロケーション用として好きなサイズ。
外での使用でも剛性的に問題無い。
布製インナー、アウターディヒューザー、マウントリングと
ケースが付いて、なんと1393円。
初めてのソフトボックスには60cmから90cm位の八角形ソフトボックスをおすすめする。
富士 X100V 購入に合わせ Godox TT350F を購入。
カメラに取り付けクリップオンフラッシュとして使えるだけでなく、トリガーにして他のフラッシュをオフカメラライティングできる。
TT350F をトリガーに Godox V1N をワイヤレスで発光させた。
ニコンのカメラを使った Godox ワイヤレス・システムでは TT350F をスレーブモードで発光させることもでき、効率がよい。
ちなみにライカはニコン用 TT350N をマニュアルで使っている。
X100V はレンズシャッターで1/2000秒でもシンクロでき、スタジオ撮影や日中シンクロがしやすい。
カメラも
フラッシュも
マニュアル



Neewerの120cm八角形
アンブレラ・ソフトボックスを
3299円で購入。
傘のように簡単に開閉できる。
縮長約85cm、約600g
8本の骨はグラスファイバー?で
折れるのが心配だがスタジオで
フィルインライトとして使う。
狭い場所用としてNeewerの60×90cm角型アンブレラ・ソフトボックスを2099円で購入。撮影現場で短時間に設置できる。
フラッシュ用20×30cmソフトボックスディビューザーはケースも付いてなんと980円。
小さくたためバッグに入れておけるので、取材の時など念のために入れておくこともできる。
ゴムで簡単にフラッシュに付けられるのがよい。外れるのが心配ならテープで止めればよい。
折りたたみの癖が付いたりするが、価格を考えればよくできており、賢く使えばよい。


BOWENSマウント付きフラッシュホルダーは1699円で、各種モディファイアを取付けでき、よくできている。
フラッシュ3灯ホルダは478円と安価。LEDライトを併用するとモニターとして使える。
Neewerの190cmライトスタンド1899円、150cm折りたたみ式ライトスタンド2199円を購入。
機材保管、運搬用にKarrimorの40Lバッグ(約52x33x24cm)を使う。150cmライトスタンド、60cmソフトボックス、
85cmアンブレラ、マウント、レフ板等沢山の機材が入る。
長ものの収納にはApplesnowの80cm収納ケース(2580円)を使う。少しはみ出るが120cmのソフトボックス、60×90cm角型
ソフトボックスを入れ、ライトスタンドにアンブレラホルダを付け入る。



TT685N をビューティーディッシュ(オパライト)に取り付け
カメラに取付けた Godox Xpro をトリガーに撮影した。
この41cmのビューティーディッシュ(アルミ製で軽い)は
布製ディヒューザーが付いて3680円。
手作りのミニスタジオ(A3折りたたみ式屏風)の中に人形を入れている。
Neewerの60×90cmレフ板を併用。1450円と信じられないほど安い。
銀、金、白、黒、半透明に面を変えることができる。
折りたためば約30cmになり、バッグに入れることができる。

リフレクターに取付けた TT685N を左上から照てた。
60°のグリッドを付けている。
印象的な強い影が出た。
ミニスタジオの中に入れているが、テストで光の回りを弱くする為少し離した。
7インチ(約18cm)のリフレクターは1299円で、
グリッドが付属し簡単に取り付け・取り外せる。

左のディフューザーはなんと359円
だが結構効果がある。
ホワイト / シルバーの両面が使える。
バウンスアダプターとテープで止めた。
お金をいただく仕事ではこんなことはできないが、作品撮りでは賢く工夫して安いものを使えばよい。
高速同期 HSS (High Speed Syncro) をテスト
右から窓を通し太陽光が直接当たっている。
フラッシュ TT685N をTTLで使用し、顔等影になった部分を
明るくした。
HSS は光量が必要で、パワーのないフラッシュでは補助光として考えるのがよい。
フラッシュを使う場合、シャッター速度はフラッシュ同調速度以上にはならない。
絞りを開けて撮ると露出オーバーになってしまうことがある。
フラッシュによっては高速同期 HSS (High Speed Syncro) できる機種があり、露出を適正に調整できる。
高速同期は大きな光量が必要で、ガイドナンバーが大きなフラッシュを使う必要がある。補助光程度なら小型のフラッシュでも効果がある。
曇り空逆光だったので左上からオフカメラでフラッシュを発光した。
屋外で直射日光をモデルに当てると強い影が出てしまうので、レフ板等で影の部分に光を補うとよい。又、木陰で撮影したり、逆光で撮影することもよい。曇空の場合は柔らかい光になる。
時として、直射日光をモデルに当て、強い表現をすることもある。右は超広角レンズで非現実感のある写真としたので、直射日光が当たる所でモデル撮影した。
太陽は点光源で、顔に強い影が出るので一般的には避けた方がよい。
木の下等に入ると、空の光や地面からの照り返しが大きな光源になり、柔らかい光になる。
曇の日は雲が大きな光源になるので、柔らかい光になる。
被写体(モデル)から見て、大きな光源は柔らかい光になる。従って、光源をモデルから離せば硬い光、近づけば柔らかい光になる。
フラッシュの光は点光源で硬い光なので、直接当てると、顔に強い影が出ることがある。弱く補助光として当てるか、ディヒューズして当てるのがよい。
屋外撮影の場合、ポートレート撮影では直射日光を避け、逆光で撮影したり、木陰にモデルを置くことで柔らかい光で撮影することができる。
若さを印象づける為若いモデルを直射日光の下で撮影することもある。
時として、強い光で撮影することもある。
若いモデルの良さを出す為、夕日を直接モデルに当てている。
太陽光を背にした逆光だったので、内蔵フラッシュを使った。
水着のポートレート撮影については ▶ こちらの記事をご覧ください。
内蔵フラッシュやクリップオンフラッシュは、逆光の場合や斜光線で使うと、陰の部分を補完してくれる。
逆光で撮影し、髪の毛に光が当たるようにした。片方の目でアイコンタクトして目の美しさを表現した。
レフ板使用。
下からのライトによる特殊な効果をねらった。
室内灯を活かしてコントラストの強くし印象的なライティングにした。
スイートルームのシャンデリアをメイン光に右上に白熱灯のライトスタンドがある環境を活かし、温かく柔らかな雰囲気を出した。フラッシュを補助光として発光させている。
シャンデリアの光は女性を美しくしてくれる。シャンデリアはほとんど場合明るくは無く、部屋の雰囲気を出すだけになる。色々な種類があり、単純なものは5灯から9灯の白熱光を使うが、明るさにムラができることがある。だから面白いとも言え、このムラを利用することも考える。又クリスタルや陶器で反射をさせることもある。光を補助光として使うことで、光をコントロールしやすくする。
下は窓際で撮影した作例。
左はオートで撮影した写真で、面白さがない。右はマニュアル露出、マニュアル調光でフラッシュの光を弱めて撮影した。異なる色温度の外光、室内光の影響が強くなっている。
窓は素晴らしいライティング光になる。窓からの光の活用方法は色々ある。
窓に対してモデルが直角に立つケースと、窓に沿って立つケースがある。直角に立てば太陽の光を顔に直接、又は陰になるように立てば顔の反対側に光が当たり逆光になる。カーテン等の広く当たる透過物を経由させると柔らかい光になる。モデルの側面に窓からに光を当てる場合、光をスリット光にして当てると強い光が得られ、強い写真を撮りやすい。


トワイライトの外光を活かし、温かい室内光をメインライトにフラッシュを補助光として使った。


室内灯だけで撮影したら鼻にテカリが出た。
白飛びした部分にはデータが無く救済することにした。
撮影時に白飛びさせてしまうと通常の処理では救済できない。
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
部屋の中で撮影する場合、室内灯を利用することもできる。
ただ、室内灯の色温度に気をつけ、ホワイトバランスを調整しないと、きれいな肌の色が出ない。
フラッシュを補助光として使って調整することもよい。


電球色の室内灯に合わせ、オレンジ色のカラーフィルターを付け、
SB-910、SB-700 にディヒューザーを付けて発光させた。
タングステンライトの暖かい光を好む人は、特に欧米で多い。
窓からの光を活かして撮影した。
Playboy Playmateはタン色、日焼けした褐色の独特の肌色の子が多く、
タングステン光が合う。

最近小型のLEDライトが発売され、小型軽量で単三電池が使える UNX-7818 を購入した。思った以上に明るく、2段階に光量調整できるが、もう一段暗い設定があるとよりよい。
右はスタンドの白熱灯で全体を照らし、LED懐中電灯でスポットライトを当てた。


ニコンの SB-500 には
LEDライトが搭載されており
3段階に調整できる。
一番弱く設定し、補助光とした。
一脚に付けたフラッシュをMUAに持ってもらい日中シンクロした。
踊りの動きを表現する為、ニコンのスピードライト SB-910 のリピーティングフラッシュモードを使った。
今回は後幕シンクロ撮影はしなかったが、うまく動きが表現できた。
Nikon D810
24-70mm f/2.8E VR、27mm
絞りF11、シャッター速度1/4秒、ISO 800
フラッシュが10回発光するように設定
全てマニュアル、手持ちで撮影
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の拡大画像が開く。
フラッシュを使う場合、バックの雰囲気をだすにはスローシンクロを使うとよい。
シャッター速度が遅くなると手ブレや被写体ブレがおきるので注意する必要がある。積極的にブレを活かし、動きを表現することもできる。
作品作りには是非マニュアル露出、マニュアル調光にトライしてほしい。
光が届かないバックの露出は、レンズの絞りとシャッター速度により決まり、フラッシュは関係しない。
フラッシュが届く場所の露出は、(フラッシュの閃光はシャッター速度よりはるかに早いので)シャッター速度を変えても、影響せず、絞りを変えることで調整できる。
フラッシュをメインライトとするのか、補助光とするのかにより光量を決める。フラッシュはTTLで調光できるので、最初はTTLを使い、調光補正し、慣れてくればマニュアル調光を使うとよい。
ISO感度は両方の露出に関係する。
以上のことを考慮の上、バックの明るさをどう表現するのか、又、ボケをどう活かすのかでレンズの絞り値を決め、動きを止めるのか、動きを表現するのかによってシャッター速度を決め、その上でなるべくISO感度を高くする。慣れればこれらの方程式を感でほとんど瞬時に解けるようになる。
夜景ではスローシンクロで発光させることで、バックを活かしながら、主題を浮かび上がらすことができる。

富士フィルム X100S の内蔵フラッシュをスローシンクロで光らせたが、自然な感じに撮れた。
夜のポートレート撮影では、夜の雰囲気を出しながら、人物をきれいに写さないといけないが、明暗差が大きいので難しい。
手軽な撮影では、フラッシュを使いオートで撮っても、最近のカメラではうまく撮影できる。
作品撮りでは、是非マニュアルで撮影してほしい。
夜のポートレート撮影の詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
室内光をメインにLED照明を補助光としたが、顔がフラットになったので、Dodge and burn で調整した。
Dodge and burn の詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
45度より少し横からの光にし、印象的な作品にした。
ランプの光だけで撮影した。
明暗差が大きな条件だったので、HDR (ハイダイナミックレンジ) 処理を行った。
HDR処理については ▶ こちらの記事をご覧ください。

右は下からの強いライトの光で撮影。
面白さを演じる為、モデルにポーズ指示した。
基本的には同じ色温度のライトを使用するのがよい。例えば白熱灯とフラッシュを使用する場合には、フラッシュに赤のフィルターを付けるのがよい。
作品撮りでは色温度の違いを作品に利用する場合もある。
右は下からの暖色系のライトと、トワイライトの青い空の光を活かして撮影した。
時として、下からフラッシュを当てることもある。
ステンドグラスの光を生かした。


銀残し(ブリーチバイパス)という手法を使っており、詳細は こちらの記事をご覧下さい。
行灯の光だけで撮影。
モノクロにした。
逆光で銀残し(ブリーチバイパス)風にコントラストを高めボディのフォルムを際立たせた。
Godox V1 を
斜め上横からあて
TT350 を天井バウンスした。
iPhone 12 Pro のポートレートモードで撮影
自然な感じでスマホで撮影したとは思えない。
ポートレートモードには自然光、スタジオ照明、
輪郭強調照明、ステージ照明が選択でき、
又モノクロにすることもできる。
右はスタジオ照明にした。
LIDARが各部分を測距しているのだろうか。
iPhone 12 Pro の
ナイトポートレート
モードで撮影
手持ちで3秒かかったが
ブレていない
ほとんど真っ暗の中撮影
スマートフォンでの
写真撮影については
▶ こちらの記事をご覧ください。
キャノンの EOS R5、R6 ではDPRAW現像にポートレートリライティングが追加され、人物を撮影したときの光量不足等を補い、仮想光源を当て照射方向や強さ、照射範囲などを補正できる。
右はカメラ右側からライティングしているが、光量が不足してしまった。
Affinity Photo でリライティングの調整をすることにした。
全体を明るくするとバックの雰囲気が無くなるので、顔の左側とヘアを調整した。
まずレベル、ホワイトバランスを調整後、
明るさ/コントラストで明るくし、マスクを作成、反転(⌘i)し、一旦効果を無くし顔の左側、ヘアを白のブラシで塗って部分的に効果を出した。
微調整の描画モード:ソフトライトの新規レイヤーを作成し、微調整した。


色々な光源が混じり、
又ライティングがうまくいっていない。
RAW現像からやり直し、レベル、ホワイトバランスを調整後
画像処理でHSLカラーホイールを使い色調を調整した。
照明フィルターを用いて雰囲気を出した。
レイヤーマスクで部分的な調整をし
レイヤーの不透明度を調整して完成させた。
ポートレートライティングの補正で画像処理をした。
Luminosity Maskを使った作例
チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。
明るさ・コントラストの調整レイヤーで、明部の明るさを少し明るくし、明のレイヤーとした。
白黒の調整レイヤーで、レッド系を明るくし、レイヤー透明度を10%にした。レイヤーマスクは明のマスクをコピーした。
明のレイヤーをコピーし、レイヤーマスクを反転させ、暗部を適用し、暗のレイヤーとした。
明るさを少し落とし、暖色系のレンズフィルターをかけた。
顔にメリハリができ、美しさが強調できた。
Luminosity Mask,
カラー グレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
町のあかりをグラデーションツールで強調した。

ストリートシューティングでは色温度の異なる光がモデルに当たる。
内臓フラッシュや小さな外付けフラッシュを弱く光らせ補正することもあるが、フラッシュを持っていなかったので、肌の色がくすんだ部分がある。
新規レイヤーを作成し、右ほほの明るい部分をスポットツールでクリックし、その色を肌の部分に塗った。
描画モードをカラーにし肌の色を調整したが、この場合はソフトライトにした方が良かったのでソフトライトに変えた。
集合写真を撮影する際、ライティング等により明るさにばらつきが生じることがある。
右は、画面右から障子を通した外光が入り、左側からフラッシュで光を補ったが、明るさに差がある。
グラデュエーションツール等で明るさを調整した。


フラットな感じでさえないので
Nik Collection の Color Efex Pro 4 のスカイライトで照明効果を
与え、ヴィネットで周囲を暗くした。
彩度を低くした。
Affinity Photo でシャドーの調整をした。
太陽が直接モデルにあたり、顔にみにくい影が出てしまった。
影の部分を明るく調整したが、余り極端な調整は自然さが無くなるので適度に調整する。
Affinity Photo については
▶ こちらの記事をご覧ください。
フラッシュを直に発光させると光が硬く、醜い影が出る。
(作影意図によっては硬い光を用いることもあるが)
ポートレート撮影ではディヒューザーを付けたり、バウンスさせて使うのが良い。
右はニコンの SB-500 に市販のディヒューザーを改造して付け、
パーマセルテープで固定している。
パーマセルテープ(シュアーテープ)は、ライティングの固定や調整等必需品と言ってもよく、必ず持っていく。

ライトスタンドはそんなに高くなく、軽量なので、できれば1本持っているとよい。
私は旅行用にマンフロット製ナノポールKITを使っている。
スピードライト、アンブレラを取付けできる。
全伸高は約2mでロケーション用としては十分。
折りたたむと格納高59cmになる。
ボール部が外れ一脚になり、助手に持ってもらうことができるのもよい。
最も安価に手軽に使えるモディファイアはアンブレラで、私はケースに一緒に入る85cmを使っている。
一脚のベルボン ULTRA STICK SUPER 8 にスピードライト
ニコン SB-910 を付け、アシスタント(MUA)に持ってもらい、右側からワイヤレスで発光させた。
大光量を必要とする時にはProfoto B2システムを使う。
高速大容量のストロボで、TTLに対応している。
折り畳みできるビューティーディッシュ(オパライト)も使える。
Profoto A1 はオンカメラでも使えるパワフルなフラッシュで、検討したい。
フラッシュ直射光は強すぎるので、スピードライト ディフューザーやバウンス アダプターを付け、光を柔らかくすることができる。
1灯で撮影することもあるが、黒つぶれを防ぐため、わずかでもよいのでフィルイン・ライトがある方がよい。
メインライトはカメラとモデルの線に対し、斜め横、少し上からあてると立体感が出てよい。
仕事では露出計やフラッシュメーターを使って調整するが、作品撮りの場合はテスト撮影の画像を見て調整している。
ヌード撮影で肌の美しさを出す為、フラッシュにアンブレラを付け光を和らげている。
レンズの良さも相まって、美しいボケになった。
RAW現像時、明瞭度を低くしている。
ライティング機材の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
変えることが多く、私の撮影スタイルでは、なるべくどこでも撮れるようにライティングしておいて、カメラに付けたクリップオン
フラッシュで補助光を与えることが多い。
調光の基本

感で調整できる位にならないといけない。
フラッシュの光は瞬間的に光るので、シャッター速度の影響を受けず、絞り値とISOにより明るさが決まる。
被写体の明るさはフラッシュと被写体の距離の二乗に比例するので
距離の基準を持っているとよい。
フラッシュ光が届かないバックの明るさは、シャッター速度と
絞り値、ISOにより決まる。
フラッシュの光の照度はフラッシュから被写体までの距離の二乗に比例し、距離が遠すぎたり、フラッシュの能力(ガイドナンバー)が小さすぎるとフル発光しても調光できず、暗くなってしまう。
一度フル発光すると、リカバリーするまでのリサイクルタイムの間フル発光できなくなってしまう。
バウンスすると光が柔らかくなるが、距離が長くなるのと、照射角度が広くなり面積が大きくなるので照度が落ちてしまうので注意すること。

コントラストの高い写真にした。
重要なのは作影意図で、ソフトな光にするのか
ハードな光にするのか、ローキーに撮るのか
ハイキーに撮るのか、
バックを落とすのか明るくするのか等の
イメージを作っておく。
後はテスト結果を見て調整すればよい。
明暗差が大きい場合硬い光に、
小さい場合は柔らかい光になる。
メインライトとフィルインライト
(全体を照らす光)でコントロールする。
又、正面からの光は柔らかく、
サイドからの光は硬い光になる。
バックからの光は被写体を縁取ることが
できる。
(質問)自然光とフラッシュの同調をどうすればよいか
カメラの設定は絞り優先モード、フラッシュはTTL
明るすぎる場合:
フラッシュを使う場合、シャッター速度はフラッシュ同調速度以上にはならない。(高速同期できる場合はその同調速度)
絞りを開けて撮影する場合、ISO感度の設定が高すぎると露出オーバーになり明るすぎる撮影結果になるので、ISOを下げる。
カメラで設定できる最低ISOでも露出オーバーになる場合は、レンズを絞る。
直射日光を避け日陰でモデルを撮影するのもよい。
暗すぎる場合:
フラッシュの能力(ガイドナンバー)が小さいと、光が十分届かず被写体が暗くなる場合がある。この場合、フラッシュを近づけるか、レンズの絞りを開けるか、ISOを高くする必要がある。
又フラッシュをフル発光させると、リサイクルタイムが短いフラッシュでは、待たないとフラッシュを発光させることができない。
確認、設定方法:
人物を入れずに、フラッシュを発光させ、バックが適切な露出になるかどうかを確認する。
カメラの設定でISO感度自動制御(フラッシュ使用時も)をONにすると、自動でISO感度を調整してくれる。
私の場合全てマニュアル露出で撮影する場合が多いが、気楽な撮影では絞り優先モード、TTLで撮影する。
フラッシュメーターは使わず、ほとんど勘で撮影しており、設定について考えたことは無いが、難しそうだなという場合は、フラッシュ光のみ3段階にマイナス露出ブラケット撮影する。
調光の方法
調光の方法には下の4つのやり方がある。
(1) 全てオート
ほとんどの場合フラッシュをTTLオートにし、露出モードをプログラムオートか絞り優先オートにすれば適切な露出が得られ、フラッシュを使ったわざとらしさが無い自然な感じに撮れる。
絞り優先オートの場合、絞り値、ISOを決め、フラッシュの位置を決めれば、被写体は適正露出、バックは適度な明るさになる。露出補正、調光補正を使えば被写体とバックのバランスを調整できる。
自分の基準になる絞り値とISOを決めておくとよい。
例えば絞りF2.8、ISO 200(ISOオートを使ってもよい)
(2) TTLオート + マニュアル露出
バックの明るさを意図的に暗く、あるいは明るくしたい場合にはマニュアル露出を使う。
フラッシュを発光せずシャッターを切り、バックの明るさを調整してから
フラッシュをTTLオートで発光すれば、被写体は適正な明るさになる。
(3) マニュアル発光 + オート露出モード
マニュアル発光できるフラッシュを使い、補助光としてフラッシュを使うことがある。
(4) 全てマニュアル
調光補正や露出補正で自在に明るさをコントロールすることもできるが、それより、全てマニュアルで撮影する方が、慣れれば
やりやすい。作品撮りには是非全てマニュアルをトライしてほしい。
テスト発光で意図する明るさになっているのか確認して調整する。
十分な明るさが得られない場合、絞りを開けるか、ISOを高くする必要がある。
仕事では全てマニュアルで、露出計(フラッシュメーター)を使うが、
作品撮りではテスト発光し、結果を見て調整している。



色温度を統一するだけでなく、色温度が違う光源を使って印象的な作品をつくることもできる。
撮影現場を異なる光線状態でテスト撮影しておくと、後で助かる場合もある。
上はカーテンを通した外光で撮影した写真と、シャンデリアで室内を照明した写真で、雰囲気を活かしながらフラッシュをマニュアル発光させテストした。
自然光の活用

Fuji X100V
絞りF2.8
フィルムシミュレーション ASTIA
絞りF2.8
フィルムシミュレーション ASTIA

弱くフラッシュを当てた。

曇り空やカーテンを通した太陽光は柔らかくなる。
直射光をトランスルーセントのレフ板を通して当ててもよい。

斜光線になるようにモデルを立たせ、光が強すぎる場合にはフラッシュを補助光としてたけばよい。
窓からの光を利用する場合には、窓に向かって45度位に立ってもらう。カーテン越しの光はソフトで女性ポートレート写真に良い。
クリップオンフラッシュ使用

左側をレースのカーテンだけにして光を入れることで、立体感が出た。
![]() 画像をクリックすると部分拡大画像が開く |

Affinity Photo の照明フィルターで窓からの光を強調し、さらに光彩拡散フィルターを適用した。
Affinity Photo については ▶ こちらの記事をご覧ください。
下の右はカーテンを少し開けてスリット光にした。
左側からオフカメラでフラッシュを発光させている。




窓からの光を横から当て、セクシーさを強調した。
影が強く出るので内蔵フラッシュを発光させて調整した。

Nikon D850
58mm f/1.4G、絞りF1.6
58mm f/1.4G、絞りF1.6
マニュアル発光で、下の右はローキーな作品にした。

窓からの逆光を活かし、顔のラインを出した。
コントラストを高くし彩度を落とし
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。


障子を通した光は通常柔らかい光になるが、右は、遮光ふすまで一部の障子だけを開け、硬い光にした。
コントラストを高め、彩度を落として銀残し風にした。
▶ 銀残しの詳細はこちらの記事をご覧ください。
Nikon D7200
16-80mm f/2.8-4E
16-80mm f/2.8-4E

店からの光を利用して撮影した。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |


Nikon D750
70-200mm f/2.8E FL
絞りF2.8、200mm
クリップオンフラッシュ発光
70-200mm f/2.8E FL
絞りF2.8、200mm
クリップオンフラッシュ発光
下の左はソフトな感じ、右は印象的な感じにライティングした。



![]() 複数の画面を表示している |


暗い室内光だけで撮影した。

銀残しについては ▶ こちらの記事をご覧ください。

アンブレラにフラッシュを付け撮影
レフ板の利用


60×90cm折りたたみ式レフ板を1450円で購入した。詳細下記
なるべく大きなレフ板を使うと柔らかい光になる。
同じ大きさのレフ板でも、モデルに近づける方が柔らかい光になる。
レフ板の光が強すぎると不自然な感じになるので、適度な明るさになるようにレフ板を離すのがよい。
大きなレフ板は目に大きなキャッチライトを入れることができる。

白の発泡スチロール板をバッグに入れており、小さなものを撮影する際パーマセルテープでコの字形に止めてリフレクターとして使う。
フラッシュの活用、設定

立体感が出る。
個性的なモデルの良さを出す為、ソフトボックスを付けた
1灯ライティングで少し硬い光にした。
カラーグレーディングしている。
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
屋外での撮影では、内蔵フラッシュやクリップオンフラッシュが手軽に利用できる。
![]() Nikon D850、28mm f/1.4E |
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
表参道にて
Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF1.4
Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF1.4
レンズの絞りとフラッシュ調光補正により、バックと人物の露出調整ができる。
下記のように習得していくと、バックと人物の調整が自由自在にできるようになる。
1. カメラ オート、フラッシュ TTL
2. カメラ マニュアル、フラッシュ TTL
3, カメラ マニュアル、フラッシュ マニュアル
極端に言えば、昼に夜のような写真を撮ることもできるし、
イルミネーションの雰囲気を強調することもできる。
TTLは段階調光補正するとよい。
例えば、フラッシュの光量のみ0、-0.3、-0.7に段階露出

バランスを調整するには、ISO感度、絞りをコントロールすればよいが、慣れればマニュアルで撮影する方がやりやすい。
マニュアル撮影は、まずは背景の露出調整をマニュアルで行い、フラッシュはTTLで撮影することから始めればよい。その次は、フラッシュもマニュアル露出調整することにチャレンジ。
Nikon Df、18-35mm f/3.5-4.5G、広角端、絞り開放、SB-700
右はバックが明るすぎると夕景の雰囲気が無くなるので、ある程度バックを暗くした。
超広角レンズでポートレート撮影については ▶ こちらの記事をご覧ください。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D810
35mm f/1.4G、絞りF1.6
35mm f/1.4G、絞りF1.6
夕方から夜には、背景に明るい光が入ることがあり、オートで撮ると、フレーミングを少し変えるだけで露出が変わってしまう。
マニュアル露出モードで背景の露出を決める。モデルを入れずに設定してもよい。一般的にモデルに対して-1EVから-2EVアンダーにする。
フラッシュをTTLで発光させ、 人物を目的とする露出にする。余り明るすぎると夜の感じがしないので、私の場合-1/3から-1/2EVに設定することが多い。慣れればフラッシュもマニュアルの方がやりやすくなる。
カメラから離れた場所は、フラッシュの光が届かず、カメラの絞り値とシャッター速度により露出が決まる。モデルはカメラに近い場合が多く、フラッシュの影響を受けるので、フラッシュの強さと絞り値が露出に影響する。(フラッシュの閃光時間は短いので、シャッター速度は露出に影響しない。)
全てオートでもうまういく場合が多いが、作品撮りでは、極端にアンダー、オーバーにするケースがあり、又、背景との露出差を意図的に変える場合がある。この場合は、露出補正、調光補正するより、マニュアルで設定を変える方がやりやすい。是非マニュアルに慣れてほしい。

小さなディフューザーを付け、弱く発光させて補助光とした。

オフカメラライティング
仕事ではスタジオで人工的な照明を多用して撮影することが多いが、ここでは作品撮りを前提に、費用をかけず、簡単で効果的なライティングの方法を説明する。
いくらテクニックを工夫しても、高度な技術を活用しても、それだけで良い作品ができるわけではない。
作影意図が重要。ソフトな光で柔らかさを表現するのか、ハードライトで印象的な作品にするのか、場合によりローキーにすることもある。


Nikon Z7
35mm f/1.4、絞りF4
35mm f/1.4、絞りF4

ソフトボックスを付けた SB-910 を
オフカメラでメイン光とした
Nikon Z7
50mm f/1.4
50mm f/1.4



デジタルメイクについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
Nikon D5
24-70mm f/2.8E VR
24-70mm f/2.8E VR
ライトスタンドはそんなに高くないので一つ用意するとよいが、三脚を使うこともできる。ライティング機材については下記。
![]() Tamron 85mm F1.8 |

アシスタントに一脚に付けたフラッシュを持ってもらい撮影
Nikon D850
Tamron 85mm F1.8
絞りF5
Tamron 85mm F1.8
絞りF5


この日は曇空で、ソフトな光なのはよいが、メリハリに欠けるので、オフカメラで日中シンクロした。
SB-500 をトリガーに SB-910 を左から発光
2つのスピードライトにはディヒューザーを付けており、キャッチライトを入れることができた。
Nikon D5
Nikkor 58mm f/1.4G、絞りF1.6
MUA: Rini
Nikkor 58mm f/1.4G、絞りF1.6
MUA: Rini
Makeup artistにフラッシュを持ってもったが、フラッシュを一脚に付けて持ちやすいようにしている。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D5
Nikkor 24mm f/1.8G、絞りF2.2
Nikkor 24mm f/1.8G、絞りF2.2

調光補正無しでも自然な感じに撮れる。
メインライトはパワーがある SB-910 を使い、場合により SB-700 や SB-600 をサブライトとして使う。
重い SB-910 をカメラに付けるとバランスが悪くなるので、オフカメラで使う。
カメラに SB-700 や SB-500 を付け、場合により内蔵フラッシュをマスターとし、-2EVから-3EVの調光補正で補助光とし、オフカメラを発光させる。
Nikon Df、58mm f/1.4G、絞り開放
SB-700 をコマンダーとし、SB-910 をメインライトとして使った。
(質問の回答)ストロボ、フラッシュ、スピードライト
3つ共ほとんど同じ意味で使われているようだ。
ストロボは商標登録されているのでここでは使っていない。

右はカメラ内奥フラッシュをコマンダーとして、カメラ左側からオフカメラでメインフラッシュを発光させた。

メインライトはカメラ右側に置いている。


Tamron 24-70mm、55mm、絞り開放、ISO 100

フラッシュにアンブレラを付けメイン光にしている。


ニコン D810
35mm f/1.4G
絞りF1.8
オフカメラ
フラッシュ発光
35mm f/1.4G
絞りF1.8
オフカメラ
フラッシュ発光
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D500
50mm f/1.4D、絞りF2
50mm f/1.4D、絞りF2

Godox の電波式ワイアレスライティング
![]() Godox V1 & TT685 |
円形ドームを付けると照射角は広がるが、発光面積が大きくなるわけではない。
バウンスができる場所なら効果があるが、他のフラッシュと比べ差は無い。
影を柔らかくするには、発光面積を広くする60cm以上のソフトボックスやアンブレラを
付けた方がよく、絶対的な面積が小さい V1 に柔らかい光を過大に期待しない方がよい。
TT685 にはいつも小さなディフューザーを付けており、V1 と撮影結果に差は無い。
TT685 は単3充電池が使え、V1 の半額以下で買えコストパフォーマンスがよい。
V1 は専用バッテリを使うのでスペアを含めて高いが、リサイクルタイムが少し短い。
但し、フル発光させなければさほど差はない。
マニュアル専用になるが TT600 はなんと7000円ほどで買え、コストパフォーマンスが高い。



リチウムイオン電池採用でリサイクルタイムが小さいのがよいが
予備として(多灯ライティングができることもあり)
TT685、TT350 and/or SB-910(単3充電池使用)を持っていく。
Nikon Z7、24-70mm f/2.8
Godox V1 を直射
Godox V1 を直射
下はホームスタジオでのテスト結果:
Nikon Z7、24-70mm f/2.8、絞りF2.8。カメラに直付けし、
左は直射、右は天井バウンスした。
バウンス効果は高く柔らかい光になるが、
バウンスは近くに白色の壁がある所に限られる。
又光量のロスが大きいことに注意しないといけない。
照度は距離の2乗に反比例しバウンス分長くなる。






電波法の技適マークを取得したので、2.4G電波式
ワイヤレス フラッシュ トリガー Godox Xproを購入した。
撮影結果を見て、すぐ5つのグループの発光量を一発で変えられるのがよい。
表示部が大きいが、Profoto のトリガー Air Remote とほとんど同じ大きさで、小さく軽い。
設定・操作は簡単で、マニュアルを見ずにできた。
ニコンのフラッシュ SB-910 をレシーバ X1 R に取付け
1灯ライティングした。


ニコン SB-910 とほぼ同じ大きさ。
Godox Xpro をカメラに取り付けトリガーにし、
TT685N をメイン光、
ニコン SB-700 を X1 R に取付け天井バウンス(-1EV)
TT350N でバックを照射(-2EV)し
3灯ライティングした。
発光量を簡単に調整でき、思い通りの結果が得られる。
Godox V860II、AD200 はリチウムバッテリによりリサイクル
タイムが短くてよいので検討したが、専用バッテリを使う為
今回は汎用電池を使う TT685 にした。


小型軽量のフラッシュで、
単三2本を使う。
電波式トリガー、レシーバの機能があり、マスターとして、
又スレーブフラッシュとしても使える。
TT350N をカメラに取り付けトリガーにし天井バウンス
(-3EV)、TT685N をメイン光にした。
この2台だけで簡単に2灯ライティングできる。
TT350 をトリガーに4灯ライティングまで可能。
手軽にオフカメラライティングが行えるのがよい。
勿論単独でクリップオンフラッシュとしても使える。



TT350N をカメラに取り付けトリガーにし天井バウンス
(-1EV)、TT685N にソフトボックスを取付けメイン光にした。
Neewerの60cm八角形ソフトボックスは軽量(約600g)で
簡単に組み付けられ、折り畳むと約40cmになる。
60cmのソフトボックスは、ロケーション用として好きなサイズ。
外での使用でも剛性的に問題無い。
布製インナー、アウターディヒューザー、マウントリングと
ケースが付いて、なんと1393円。
初めてのソフトボックスには60cmから90cm位の八角形ソフトボックスをおすすめする。

カメラに取り付けクリップオンフラッシュとして使えるだけでなく、トリガーにして他のフラッシュをオフカメラライティングできる。
TT350F をトリガーに Godox V1N をワイヤレスで発光させた。
ニコンのカメラを使った Godox ワイヤレス・システムでは TT350F をスレーブモードで発光させることもでき、効率がよい。
ちなみにライカはニコン用 TT350N をマニュアルで使っている。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
絞りF2.8
ASTIA
デジタル
テレコンで
50mm相当
JPEG
ASTIA
デジタル
テレコンで
50mm相当
JPEG
X100V はレンズシャッターで1/2000秒でもシンクロでき、スタジオ撮影や日中シンクロがしやすい。

フラッシュも
マニュアル
絞りF2.8
1/1600sec
50mm相当
1/1600sec
50mm相当




アンブレラ・ソフトボックスを
3299円で購入。
傘のように簡単に開閉できる。
縮長約85cm、約600g
8本の骨はグラスファイバー?で
折れるのが心配だがスタジオで
フィルインライトとして使う。

フラッシュ用20×30cmソフトボックスディビューザーはケースも付いてなんと980円。
小さくたためバッグに入れておけるので、取材の時など念のために入れておくこともできる。
ゴムで簡単にフラッシュに付けられるのがよい。外れるのが心配ならテープで止めればよい。
折りたたみの癖が付いたりするが、価格を考えればよくできており、賢く使えばよい。




BOWENSマウント付きフラッシュホルダーは1699円で、各種モディファイアを取付けでき、よくできている。
フラッシュ3灯ホルダは478円と安価。LEDライトを併用するとモニターとして使える。
Neewerの190cmライトスタンド1899円、150cm折りたたみ式ライトスタンド2199円を購入。
機材保管、運搬用にKarrimorの40Lバッグ(約52x33x24cm)を使う。150cmライトスタンド、60cmソフトボックス、
85cmアンブレラ、マウント、レフ板等沢山の機材が入る。
長ものの収納にはApplesnowの80cm収納ケース(2580円)を使う。少しはみ出るが120cmのソフトボックス、60×90cm角型
ソフトボックスを入れ、ライトスタンドにアンブレラホルダを付け入る。



TT685N をビューティーディッシュ(オパライト)に取り付け
カメラに取付けた Godox Xpro をトリガーに撮影した。
この41cmのビューティーディッシュ(アルミ製で軽い)は
布製ディヒューザーが付いて3680円。
手作りのミニスタジオ(A3折りたたみ式屏風)の中に人形を入れている。
Neewerの60×90cmレフ板を併用。1450円と信じられないほど安い。
銀、金、白、黒、半透明に面を変えることができる。
折りたためば約30cmになり、バッグに入れることができる。
一灯ライティングだが、光が回っている。


60°のグリッドを付けている。
印象的な強い影が出た。
ミニスタジオの中に入れているが、テストで光の回りを弱くする為少し離した。
7インチ(約18cm)のリフレクターは1299円で、
グリッドが付属し簡単に取り付け・取り外せる。
Nikon D850
60mm f/2.8D、絞りF5.6
60mm f/2.8D、絞りF5.6


だが結構効果がある。
ホワイト / シルバーの両面が使える。
バウンスアダプターとテープで止めた。
お金をいただく仕事ではこんなことはできないが、作品撮りでは賢く工夫して安いものを使えばよい。
高速同期 HSS (High Speed Syncro) をテスト
右から窓を通し太陽光が直接当たっている。
フラッシュ TT685N をTTLで使用し、顔等影になった部分を
明るくした。
HSS は光量が必要で、パワーのないフラッシュでは補助光として考えるのがよい。
Nikon D850
58mm f/1.4G、絞りF1.4
シャッタースピード 1/8000sec
58mm f/1.4G、絞りF1.4
シャッタースピード 1/8000sec
高速同期

Nikon D850
58mm f/1.4G
絞りF1.8
シャッター速度 1/8000秒
58mm f/1.4G
絞りF1.8
シャッター速度 1/8000秒
絞りを開けて撮ると露出オーバーになってしまうことがある。
フラッシュによっては高速同期 HSS (High Speed Syncro) できる機種があり、露出を適正に調整できる。
高速同期は大きな光量が必要で、ガイドナンバーが大きなフラッシュを使う必要がある。補助光程度なら小型のフラッシュでも効果がある。
屋外での撮影

Nikon D5
58mm f/1.4G、絞りF1.8
58mm f/1.4G、絞りF1.8

時として、直射日光をモデルに当て、強い表現をすることもある。右は超広角レンズで非現実感のある写真としたので、直射日光が当たる所でモデル撮影した。
太陽は点光源で、顔に強い影が出るので一般的には避けた方がよい。
木の下等に入ると、空の光や地面からの照り返しが大きな光源になり、柔らかい光になる。
曇の日は雲が大きな光源になるので、柔らかい光になる。
被写体(モデル)から見て、大きな光源は柔らかい光になる。従って、光源をモデルから離せば硬い光、近づけば柔らかい光になる。
フラッシュの光は点光源で硬い光なので、直接当てると、顔に強い影が出ることがある。弱く補助光として当てるか、ディヒューズして当てるのがよい。

若さを印象づける為若いモデルを直射日光の下で撮影することもある。
時として、強い光で撮影することもある。


水着のポートレート撮影については ▶ こちらの記事をご覧ください。


レフ板使用。

Nikon Z7
24-70mm f/2.8
70mm、F5.6
24-70mm f/2.8
70mm、F5.6
室内での撮影

Nikon Z7
24-70mm f/2.8
70mm、F5.6
24-70mm f/2.8
70mm、F5.6

シャンデリアの光は女性を美しくしてくれる。シャンデリアはほとんど場合明るくは無く、部屋の雰囲気を出すだけになる。色々な種類があり、単純なものは5灯から9灯の白熱光を使うが、明るさにムラができることがある。だから面白いとも言え、このムラを利用することも考える。又クリスタルや陶器で反射をさせることもある。光を補助光として使うことで、光をコントロールしやすくする。
下は窓際で撮影した作例。
左はオートで撮影した写真で、面白さがない。右はマニュアル露出、マニュアル調光でフラッシュの光を弱めて撮影した。異なる色温度の外光、室内光の影響が強くなっている。
窓は素晴らしいライティング光になる。窓からの光の活用方法は色々ある。
窓に対してモデルが直角に立つケースと、窓に沿って立つケースがある。直角に立てば太陽の光を顔に直接、又は陰になるように立てば顔の反対側に光が当たり逆光になる。カーテン等の広く当たる透過物を経由させると柔らかい光になる。モデルの側面に窓からに光を当てる場合、光をスリット光にして当てると強い光が得られ、強い写真を撮りやすい。


![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D800E
50mm f/1.4G、絞りF3.2
50mm f/1.4G、絞りF3.2


室内灯だけで撮影したら鼻にテカリが出た。
白飛びした部分にはデータが無く救済することにした。
撮影時に白飛びさせてしまうと通常の処理では救済できない。
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

ただ、室内灯の色温度に気をつけ、ホワイトバランスを調整しないと、きれいな肌の色が出ない。
フラッシュを補助光として使って調整することもよい。

Nikon D600
70-200mm f/4G
絞りF4.5
70-200mm f/4G
絞りF4.5

Nikon D500
50mm f/1.4D
50mm f/1.4D
電球色の室内灯に合わせ、オレンジ色のカラーフィルターを付け、
SB-910、SB-700 にディヒューザーを付けて発光させた。
タングステンライトの暖かい光を好む人は、特に欧米で多い。


タングステン光が合う。
LEDライトの利用


右はスタンドの白熱灯で全体を照らし、LED懐中電灯でスポットライトを当てた。

![]() Nikon D750、20mm f/1.8G |

ニコンの SB-500 には
LEDライトが搭載されており
3段階に調整できる。
一番弱く設定し、補助光とした。
Nikon D750
20mm f/1.8G、絞り開放
HDR処理(手動)
20mm f/1.8G、絞り開放
HDR処理(手動)
日中シンクロ、スローシンクロ


今回は後幕シンクロ撮影はしなかったが、うまく動きが表現できた。
Nikon D810
24-70mm f/2.8E VR、27mm
絞りF11、シャッター速度1/4秒、ISO 800
フラッシュが10回発光するように設定
全てマニュアル、手持ちで撮影
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の拡大画像が開く。

シャッター速度が遅くなると手ブレや被写体ブレがおきるので注意する必要がある。積極的にブレを活かし、動きを表現することもできる。
作品作りには是非マニュアル露出、マニュアル調光にトライしてほしい。
光が届かないバックの露出は、レンズの絞りとシャッター速度により決まり、フラッシュは関係しない。
フラッシュが届く場所の露出は、(フラッシュの閃光はシャッター速度よりはるかに早いので)シャッター速度を変えても、影響せず、絞りを変えることで調整できる。
フラッシュをメインライトとするのか、補助光とするのかにより光量を決める。フラッシュはTTLで調光できるので、最初はTTLを使い、調光補正し、慣れてくればマニュアル調光を使うとよい。
ISO感度は両方の露出に関係する。
以上のことを考慮の上、バックの明るさをどう表現するのか、又、ボケをどう活かすのかでレンズの絞り値を決め、動きを止めるのか、動きを表現するのかによってシャッター速度を決め、その上でなるべくISO感度を高くする。慣れればこれらの方程式を感でほとんど瞬時に解けるようになる。


富士フィルム X100S の内蔵フラッシュをスローシンクロで光らせたが、自然な感じに撮れた。
夜のライティング

手軽な撮影では、フラッシュを使いオートで撮っても、最近のカメラではうまく撮影できる。
作品撮りでは、是非マニュアルで撮影してほしい。
夜のポートレート撮影の詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
Nikon D810, sigma 24mm F1.4、絞りF1.8

Nikon D750, 35mm F1.4G、絞りF1.4
Dodge and burn の詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。
特殊なライティング
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
Nikon Z7
24-70mm、絞りF3.2
24-70mm、絞りF3.2


HDR処理については ▶ こちらの記事をご覧ください。


面白さを演じる為、モデルにポーズ指示した。
Nikon D810、Sigma 24mm F1.4
絞りF1.8
絞りF1.8

作品撮りでは色温度の違いを作品に利用する場合もある。
右は下からの暖色系のライトと、トワイライトの青い空の光を活かして撮影した。

ステンドグラスの光を生かした。




モノクロにした。
Nikon D7200
35mm f/1.8G
絞りF2.8
35mm f/1.8G
絞りF2.8
![]() 画像をクリックすると全身の画像が開く |
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
斜め上横からあて
TT350 を天井バウンスした。
Nikon Z7
24mm f1.8
絞り開放F1.8
JPEG
24mm f1.8
絞り開放F1.8
JPEG
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
自然な感じでスマホで撮影したとは思えない。
ポートレートモードには自然光、スタジオ照明、
輪郭強調照明、ステージ照明が選択でき、
又モノクロにすることもできる。
右はスタジオ照明にした。
LIDARが各部分を測距しているのだろうか。
26mm相当
絞りF1.6
約1200万画素
8bit
フォーマットをHEIFからJPEGに変換しただけ
絞りF1.6
約1200万画素
8bit
フォーマットをHEIFからJPEGに変換しただけ

ナイトポートレート
モードで撮影
手持ちで3秒かかったが
ブレていない
ほとんど真っ暗の中撮影
スマートフォンでの
写真撮影については
▶ こちらの記事をご覧ください。
ポートレートの画像処理

右はカメラ右側からライティングしているが、光量が不足してしまった。
Affinity Photo でリライティングの調整をすることにした。
全体を明るくするとバックの雰囲気が無くなるので、顔の左側とヘアを調整した。
まずレベル、ホワイトバランスを調整後、
明るさ/コントラストで明るくし、マスクを作成、反転(⌘i)し、一旦効果を無くし顔の左側、ヘアを白のブラシで塗って部分的に効果を出した。
微調整の描画モード:ソフトライトの新規レイヤーを作成し、微調整した。



又ライティングがうまくいっていない。
RAW現像からやり直し、レベル、ホワイトバランスを調整後
画像処理でHSLカラーホイールを使い色調を調整した。

レイヤーマスクで部分的な調整をし
レイヤーの不透明度を調整して完成させた。

Luminosity Maskを使った作例
チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。
明るさ・コントラストの調整レイヤーで、明部の明るさを少し明るくし、明のレイヤーとした。
白黒の調整レイヤーで、レッド系を明るくし、レイヤー透明度を10%にした。レイヤーマスクは明のマスクをコピーした。

明るさを少し落とし、暖色系のレンズフィルターをかけた。

Luminosity Mask,
カラー グレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。


![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
内臓フラッシュや小さな外付けフラッシュを弱く光らせ補正することもあるが、フラッシュを持っていなかったので、肌の色がくすんだ部分がある。
Nikon D5
105mm f/1.4E、絞りF2.2
105mm f/1.4E、絞りF2.2
新規レイヤーを作成し、右ほほの明るい部分をスポットツールでクリックし、その色を肌の部分に塗った。
描画モードをカラーにし肌の色を調整したが、この場合はソフトライトにした方が良かったのでソフトライトに変えた。

右は、画面右から障子を通した外光が入り、左側からフラッシュで光を補ったが、明るさに差がある。
グラデュエーションツール等で明るさを調整した。


フラットな感じでさえないので
Nik Collection の Color Efex Pro 4 のスカイライトで照明効果を
与え、ヴィネットで周囲を暗くした。
彩度を低くした。

太陽が直接モデルにあたり、顔にみにくい影が出てしまった。

Affinity Photo については
▶ こちらの記事をご覧ください。
ライティング機材

(作影意図によっては硬い光を用いることもあるが)
ポートレート撮影ではディヒューザーを付けたり、バウンスさせて使うのが良い。

パーマセルテープで固定している。
パーマセルテープ(シュアーテープ)は、ライティングの固定や調整等必需品と言ってもよく、必ず持っていく。


私は旅行用にマンフロット製ナノポールKITを使っている。
スピードライト、アンブレラを取付けできる。
全伸高は約2mでロケーション用としては十分。
折りたたむと格納高59cmになる。
ボール部が外れ一脚になり、助手に持ってもらうことができるのもよい。
最も安価に手軽に使えるモディファイアはアンブレラで、私はケースに一緒に入る85cmを使っている。

ニコン SB-910 を付け、アシスタント(MUA)に持ってもらい、右側からワイヤレスで発光させた。
Nikon D800E、50mm f/1.4G
絞りF8
絞りF8
大光量を必要とする時にはProfoto B2システムを使う。
高速大容量のストロボで、TTLに対応している。
折り畳みできるビューティーディッシュ(オパライト)も使える。
Profoto A1 はオンカメラでも使えるパワフルなフラッシュで、検討したい。


メインライトはカメラとモデルの線に対し、斜め横、少し上からあてると立体感が出てよい。
仕事では露出計やフラッシュメーターを使って調整するが、作品撮りの場合はテスト撮影の画像を見て調整している。

レンズの良さも相まって、美しいボケになった。
RAW現像時、明瞭度を低くしている。
Nikon D750
58mm f/1.4G、絞りF1.6
58mm f/1.4G、絞りF1.6
ライティング機材の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
モデルとの契約により写真の不正使用に対し損害賠償請求します。
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