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クリスマスの函館の美しさをパステルカラー調で表現した。


Affinity Photo で
レベル、ホワイトバランスを調整した後
HSLカラーホイールでブルーを明るくし、彩度を上げイエローの色を調整した。さらに光彩拡散フィルターでソフトな感じにした。
アンニュイな雰囲気を出す為ホワイトバランスを調整し、
RGB毎のカーブを変えて
明部をグリーン調にし
明るくした。

Leica SL3
LUMIX 85mm
絞りF1.8
LUMIX 85mm
絞りF1.8


個性的なモデルの良さを出す為個性的な色合いににした。
下の緑の画像を重ね調整している。
色の調整はトーンカーブで自在にできる。
誰でも写真が撮れる時代には個性を出していかないと通用しない。クリエイティブで印象的な写真が次の仕事につながる。
プロに技術が必要だが、優れたセンスが無いとダメ!
海外では、多様な作品づくりが行われており、今までとは異なるクリエイティブな作品が出てきている。
印象深いクリエイティブな作品づくりにチャレンジしてみよう。
ねらい(どのように表現したいのか)が明確になっていないとうまくいかない。
映画の一シーンを作るつもりでシネマティックなイメージづくりをするとよい。
技術でできることはしれている。色彩のセンス、芸術的感性を高め、自分のスタイルを持つことが重要。
カラフルなゼリーポンチを撮影し、華やかさを出すようカラーグレーディングした。
カラーグレーディングは映画でよく使われているが、ここでは写真について述べる。静止画は動画の基本となる。
カラーグレーディングは色の魔術
芸術的感性、色のセンスを磨き、撮影のねらいを明確にし、自分らしさを作り出そう。
映画館で映画を見たり、アメリカ、イタリア、フランスのファッション誌(広告宣伝写真も参考になる)を見たりしてカラーのセンスを磨いている。
国により色調の好みが異なり、その国に合わせることが重要だが、シチュエーションに合わせる
ことも重要。その上で自分の色調を持つことも大切。単に技術を知っているだけではだめ。
富士フィルムではフィルムシミュレーションを利用することができ、X-E5 のFSダイヤルにはあらかじめFSが登録されている。FS: フィルムシミュレーション
例 標準的な REALA ACE、PROVIA、彩度が高い VELVIA
渋い色のClassic Chrome、モノクロの ACROS など
独自に作成したFSを登録することもできる。下はサンプル
FSの詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

この色使いを見てください。
LUT(ルックアップテーブル)があると、自分の意図する色調に一発で変更できる。
元々カメラのセンサーは色情報を感知することはできない。
撮像素子一つ一つにカラーフィルターを付け、色を生成している。
原理原則がわかれば色は自由に変えられる。
Photoshop や Lightroom でも簡単に
カラーグレーディングできるようになった。
f.64 Academy は10万サブスクライバー
f.64 Academy ホームページは こちら
dphoto Salon では実地に研究、作品づくりを行っている。
簡単な調整、LUT
Photoshop や Affinity Photo にLUT(ルックアップテーブル)が用意されており、
簡単に調整できるので、初心者は試してみるとよい。
Photoshop では調整レイヤーのカラールックアップを
選び 3D LUT ファイルの中のプリセットを試せばよい。
Nikon Z7
24-70mm f/2.8
絞りF5.6
24-70mm f/2.8
絞りF5.6
キャンドルライト風調整が極端な場合はレイヤーの塗りを少し下げる。
地味な色合い
Teal Orange(オレンジティール)調
Affinity Photo の調整タブにLUT (Look Up Table) があり、
簡単にカラーグレーディングができる。
調整タブでもわかりやすいサンプル画像があり、又カラーホイールで視覚的に調整できるのがよい。


ホワイトバランスを変えるだけでも
随分雰囲気が変わる。
グリーン寄りにホワイトバランスを変えてみた。
富士フィルムのカメラのフィルムシミュレーションやNik Collection のフィルムシミュレーションは
カラーグレーディングとも言える。
ヴィンテージ風に調整した。
Nik Collection については ▶ こちらの記事をご覧ください。

Affinity Photo で微調整して完成させた。![]() 画像をクリックするとA3プリントサイズ相当拡大画像が開く |
GFX50S II
35-70mm
絞りF8
Nostalgic Neg.
HDR
35-70mm
絞りF8
Nostalgic Neg.
HDR
富士フィルムのフィルムシミュレーションはカメラで簡単にカラーグレーディングができると言ってよい。
▶ 詳細はこちらの記事をご覧ください。
色調整の基礎

デジタルカメラの撮像素子はカラーを感知することができず、カメラ内でカラーに変換している。一つ一つの画素は明るさしか感知できず、カラーは各画素のRGB一つのカラーフィルターの情報から色情報を得ている。ベイヤー構造のカラーセンサーでは周辺画素の混合でカラー情報を合成している。
補色の関係が理解できると、どう調整すればよいかがわかる。
例えば肌色を調整するのであれば、肌の明るさの部分のGreenを調整すればよい。
ヒストグラムによる調整
ヒストグラムはカラーグレーディングの基礎
トーンカーブでは少し極端な調整をすると画像が破綻してしまうので、慣れない内はヒストグラムで調整する方がよい。
ヒストグラムのスライダーを動かすことでデータを無くさないようにし、全てのデータを利用して高画質な画像を得るようにする。
RAW現像でもデータを消失しないよう注意し、データを縮小は最後のステップにする。


ヒストグラムの3色をコントロールしてホワイトバランスを調整することも可能。上の元画像はホワイトバランスが悪いわけではないが、もう少しウインドーからの光を暖かくしたい。
又、明るい所が白飛びしており、暗部も少し明るくしたい。
出力レベルを14、239 bitにし、中央のスライダーを少し左に動かし、画像を明るくした。
レッドの右のスライダーを少し左に動かし、明るい部分に赤を足した。
彩度を少し上げて完成させた。
トーンカーブによる調整
トーンカーブを使えば、3原色の各色ごとに明るさの分布、コントラスト、色の濃さを自由に調整して思い通りの画像を得ることができる。場合により複数のトーンカーブを部分的に適用する。
重要なのは、3色の関係が感覚的にわかっていて、主題のコントラストを上げ目立つようにし、明るい部分、暗い部分に色をのせておもむきを演出する。
ここでは色々な調整方法を延べているが、私の場合ほとんどトーンカーブで調整できる。
ポーランドのクラクアで雪がふる寒い夜に撮影した。彫像が悲惨な歴史を物語るよう表現した。
レベル、ホワイトバランスを調整した後
カーブで調整し、暗部をティール色にした。
カーブを使うと明るさ、色を自在にコントロールできる。

スロバキアでお婆さんを撮ろうとしていたら、いきなり子供が出てきてとっさに撮影した。2人の対比を明確にし、スロバキアの冬の雰囲気を出すことにした。
カーブで暗部を持ち上げ、ティール色をのせ、明部にもティール色をのせた。
データが無いように見えるところにもデータがある。
そのデータを活かして印象的な写真にできる。

対比を明確にする為、マスクレイヤーを追加し、左側を
黒のブラシで塗ってカーブの効果
を除外し明るくした。


逆光で顔が暗くなっているので補正し、ピンク系のハイキーにした。トーンカーブで明るくした。
ピンクのベタ塗り調整レイヤーを作成し、描画モードをスクリーンにし、レイヤースタイルのブレンド条件で肌の部分に適用した。
各レイヤーの不透明度、塗りを調整した。
Photoshop以外のソフト(GIMP等)で、トーンカーブが使えれば同様に処理できる。
トーンカーブを使えば自由に色を変えることができる。極端に調整し、少女の清々しさを表現するよう調整した。
レイヤーの不透明度、塗りを調整した。



トーンカーブでコントラストを上げ、暗部はブルー・グリーン系にし、明部の赤をおさえ、
室内灯によるアンバー色を活かし、雰囲気を出した。
彩度を少し下げた。各レイヤーの非透明度、塗りを調整して完成させた。

古い写真のイメージにした。
トーンカーブで暗部を持ち上げ、ブルー・グリーン系にして、ノスタルジックな雰囲気に仕上げた。
レトロ調にした。




バックが落ち込みすぎているので少し明るくし、青を強調した。トワイライトの雰囲気が出た。


トーンカーブを使うと、明るさに対して3原色の強さを自由自在に調整することができるので、私の場合はほとんどトーンカーブで調整する。トーンカーブの調整レイヤーを使うと、何度でもやり直しがきく。
少し極端に調整してレイヤーの透明度でレイヤーの効果を調整するのがよい。
2つ以上のトーンカーブを使い分けることもよくする。
右は背景と人物と違うトーンカーブを使い、レイヤーマスクで適用範囲を調整した。




上は逆光で撮影した元画像で、撮影時プラス補正しているが、画像処理でさらにハイキーにした。
トーンカーブを調整し、少しブルーにふった。
ソフトライトのレイヤーを作成し微調整した。
レイヤーの不透明度、塗りを調整した。


モデルの雰囲気に合うようバックの色をグリーン・ブルー系にし、彩度を落とし、コントラストを上げアンニュイな感じにした。
落ち着いた色にして雰囲気を出した。
ノスタルジックな雰囲気にして神戸ハーバーランドの雰囲気を出した。


トーンカーブを調整し、室内光の暖かさを出しながら、見栄えがするようにした。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |

バックが白っぽいと主題が引き立たない。バックに適度な色を付けた。


Leica D-LUX7、絞りF2.8
フォトスタイル:ナチュラル
フォトスタイル:ナチュラル
画像操作による調整


夕焼けを撮影しても、オートで撮ると夕焼けらしくない写真になる時がある。上は元画像で、新しいレイヤーを作成し陽が差すあたりをオレンジ色に塗った。
Photoshopの画像操作を右のようにした。
レイヤーの描画モードをオーバーレイにした。レイヤーの不透明度、塗りを調整して完成させた。
夕日の雰囲気が出た。


撮影現場を異なる光線状態でテスト撮影しておくと、後で助かる場合もある。カーテンを通した外光で撮影した写真と、シャンデリアで室内を照明した写真をブレンドした。
画面下部をレイヤーマスクで調整し、外光の影響を強くした。
右はフラッシュをマニュアル発光させ、雰囲気が残るようテストした画像。フラッシュで色温度や明るさを補正することができる。


バックが汚く見えるので、少し明るく、ブルー系の色をわずかに付けた。べた塗りのレイヤーのレイヤースタイルを表示し、ブレンド条件を変えることで、特定の明るさだけにそのレイヤー効果を適用することができる。


わざと太陽を直接入れて撮影した。
べた塗りのレイヤーのレイヤースタイルのブレンド条件を変え、
夕方の雰囲気を出す為明るい部分をオレンジ色に、暗い部分を
ブルー色に調整した。
Affinity Photo で Nik Collection の Analog Efex Pro 2 を使い、昔の写真のようにフレアを強調した。詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
Dodge and Burnはポートレートの画像処理で重要。ここではベタ塗りレイヤーを使った例を載せる。
肌の色で一番明かるい色と、一番暗い色をスポイトツールで選択し、
各々ベタ塗りレイヤーを作成し、描画モードを明部はスクリーン、
暗部はソフトライトにした。
結果を見ながらそれよりもう少し明るい、暗い色に調整する。
レイヤースタイルのブレンド条件を変えて、明るい部分をより明るく、
暗い部分をより暗くする。


ポートレートではDodge & Burn が重要。
顔にメリハリがついて魅力的になる。
色々なやり方があるが、ここでは
Affinity Photo を使った簡単な方法を述べる。
暗くした調整レイヤーと明るくした調整レイヤーを作成し、
ブレンドオプションで各々暗部、
明部に適用する。
トーンカーブで調整後、
微調整のソフトライトのレイヤーを作成し、明るさと色を微調整した。
各レイヤーの不透明度を調整して完成させた。
Luminosity Mask
Luminosity Mask は明るさをいくつかの段階に分割し、レイヤーマスクで分割した部分を適用しその部分に適する処理をする。
チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると50%より明るい部分が選択される。
もっと明るい25%の部分を選択する場合、さらにRGBの部分をcommand、shift、optionキーを押し選択する。
明暗差が大きく、パッとしない。25%の明るい部分を選択し、
明るさ・コントラストの調整レイヤーを作成し、提灯の部分を少し暗くした。
もう一つ明るさ・コントラストの調整レイヤーを作成し、上のレイヤーマスクをコピー、反転させ、暗い部分を明るくする。
暗い部分の赤、黄色が強いので、色相・彩度の調整レイヤーを作成し、暗部の彩度を調整した。
Luminosity maskはレイヤーのブレンド条件を変えることで任意の
明るさを選択することができる。

右は太陽が直接当たり顔に影ができてしまった。チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。
明るさを少しおさえ、ブルーのレンズフィルターをかけ、人物を除外した。明るい部分の彩度を少し上げた。
明のレイヤーをコピーし、レイヤーマスクを反転させると暗部が適用される。
少し明るくし、オレンジのレンズフィルターを肌にかけた。
コントラスト調整レイヤーを作り、描画モードをソフトライトにし、
明部と暗部のつながりを調整した。
顔にメリハリが無くなったので、
部分的に白又は黒のブラシで塗って見栄えをよくした。
色相・彩度を調整して完成させた。
フラットなライティングになったので、コントラストを付けセクシーな感じにした。
Luminosity Maskを作成し、明るい部分はより明るく、
暗い部分はより暗くした。

顔の明るさ、色の調整にLuminosity Maskを使うことができる。チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。
明るさ・コントラストの調整レイヤーで、明部の明るさを少し明るくし、明のレイヤーとした。
白黒の調整レイヤーで、レッド系を明るくし、レイヤー透明度を10%にした。レイヤーマスクは明のマスクをコピーした。
明のレイヤーをコピーし、レイヤーマスクを反転させ、暗部を適用し、暗のレイヤーとした。明るさを少し落とし、暖色系のレンズフィルターをかけた。
顔にメリハリができ、美しさが強調できた。Finishしてから、もう一枚と言って撮影した写真で、光線状態が悪い。
強い逆光で人物が暗くなってしまった。Luminosity maskをカラーで選択することもできる。
空と海が青いので、チャンネル表示でブルーを見ると、その部分が白くなっている。
Commandキーを押しながらチャンネル表示のブルーの部分を押すと、白くなっている部分が選択される。
レイヤー表示にし、背景を2つ複製(暗く、明るく)し描画モードを乗算(色を濃くし暗くする)とスクリーン(明るくする)にする。
暗くのレイヤーにレイヤーマスクを作成すると空と海の部分が選択され、濃く暗くなる。明るくのレイヤーにレイヤーマスクを作成すると人と下部が選択され、明るくなる。




京都の飲み屋街に行ったが、早すぎて雰囲気が出ていない。こんな場合は暗くしてコントラストを高くすると夕方の雰囲気が出る。選択範囲の色域指定を使うと3段階の明るさの
Luminosity maskを作成することができる。
背景をクリックし色域指定でハイライトを選択し、
色相・彩度の調整レイヤーでブルー系を暗くした。
同様に中間調を選択し、明るさ・コントラストの
調整レイヤーで暗く、コントラストを高くした。
同様にシャドーを選択し、ダークブルーのベタ塗り
調整レイヤーを作成し、描画モードをソフトライトにした。
最後に各レイヤーの非透明度、塗りを調整して完成させた。

ブルーのベタ塗りレイヤーマスクを作成し、選択範囲の色域指定で
ハイライトを選びLuminosity Maskを作成した。余分な部分は除外し
レースカーテンの部分をブルーにした。


肌が緑かぶりしていたので、色域指定でスキントーンを選び、肌を明るく、彩度を上げた。
Luminosity Mask は風景写真の画像処理によく用いられる。
作例は ▶ こちらの記事をご覧ください。
特定色の選択による調整
カラーグレーディングにはSelect Color 特定色域もよく使われる。
明暗差が大きかったので、段階露出し、右側を明るくした。
特定色域で青を強調し、黒(暗部)を青緑系にふり少し暗くし、
赤を少し明るくし、
白(明部)を少し赤系にして明るくした。
いわゆる Teal & Orange
(オレンジティール)調にした。

順光で撮影すると色がきれいに出て、青空は真っ青に写る。逆光で撮影する際、人物に合わせて露出補正すると空が白くなってしまう。


特定色の選択を使うと、簡単に空を青くできる。カラーで白色系を選び、シアンを少し足すと空が青くなる。ブラックを足すと空が少し暗くなる。
ブラック系を選び、イエロー、マゼンタを少し減らすと暗部がグリーン系になる。
レッド系のブラックを減らし、顔を少し明るくし、マゼンタを少しおさえた。
逆光のイメージに合うようフレアの感じを出している。


上の順光の写真の空を合成する為、左右反転させ画像をペーストし、ブレンド条件を変えて空の部分に適用した。
べた塗りによる調整
モスクワで下校の子に写真を撮らせてもらった。夕日の逆光でゴーストが出ているが、逆光の雰囲気を出す為フレアを追加した。
Affinity Photo で
新しいレイヤーを作成し、描画モードを加算にし
黄色を上部に塗った。
ブレンド範囲で暗い部分だけに適用し
余分な部分はマスクレイヤーで除外した。
HSLカラーホイールでグリーン系の色を選択し微調整した。
![]() 複数の画面を表示している |
チャンネルミキサーによる調整


![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
チャンネルミキサーを使うと、3色を直接いじることができる。
カラーバランスによる調整
ロンドンのコベントガーデンの雰囲気を出すことにした。カラーバランスでは
シャドー、中間、ハイライト別に色調を変えることができる。
ブレンド範囲(詳細下記)を使うと、適用範囲を細かく設定できる。
下の明暗別色補正でも大まかな調整ができる、
![]() 複数の画面を表示している |
暗部はティール色にし、室内からの光を暖かくした。


![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
桜の赤色を強調する為、ハイライトのレッドを強くし、
髪の毛の色の調整の為シャドーを調整した。
全体を調整する為、わずかに青のカラーフィルターを顔にかけた。
明るさ・コントラスト調整レイヤーで顔を少し明るくした。
自然な彩度を少し高くして完成させた。
ホワイトバランスを調整の上、カラーバランスで肌の色を青色にふった。
グラデーションによる調整
夕方撮影した写真だが、バックが暗く落ちすぎている。
Affinity Photo のグラデーションマップを使って調整することにした。
暗部に黄色を足し、中間は肌色、
明部は青を足した。
とんでもない色になったと思われるだろうが、描画モードをソフトライトにし、レイヤーの不透明度を下げ良い感じにした。
色と不透明度を微調整した。プレビュー画像を見ながらできるので調整がやりやすい。
夜の街の雰囲気を出す為、グラデーションマップを使った。
ニューヨークの夕方の雰囲気を出す為、グラデーションマップを使った。
描画モードをオーバーレイにし、レイヤーの不透明度を調整して仕上げた。
サンフランシスコで見かけた古い車の雰囲気を出す為レトロ調に調整した。

トーンカーブで明るさを調整後、3色の彩度を調整して完成させた。

グラデーションマップで調整し
描画モードを
オーバーレイにした。
明るさ・
コントラストを調整後
顔の部分を微調整し
レイヤーの不透明度を調整した。


白っぽい部分が多いと画面に締まりが無くなる。
複雑な調整はポイントを増やすとよい。
描画モードをリニアライトにし、不透明度を調整した。
さらに肌の部分はマスクレイヤーで除外した。

![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |

夕暮れの雰囲気を強調し、暗部のホワイトバランスを青にふり、
明部のホワイトバランスをイエロー、レッド系にふった。
グラデーションツールで夕暮れの雰囲気を出した。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |

白っぽいところが多いと主題がかすんでしまう。
グラデーションマップで右側の明るいところを暗くし、
グラデーションツールで左上を明るくした。

![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |


シネマティックな雰囲気にした。
右は元画像で、ロンドンのコヴェントガーデンの雰囲気を出すよう調整した。グラデーションツールで、グラデーションタイプをノイズにし、開始位置を乱数的に変化させるにすると、色々なグラデーションが次から次に表れる。
カラーモデルのRGBのスライダーを変えることで色を変えることもできる。
気に入ったグラデーションを適用させるとよい。
右は元画像夕焼けの雰囲気を出す為ホワイトバランスを変え
さらにグラデーションツールで色を調整した。



下からのライトを活かし、少し幻想的な雰囲気にした。
印象的なバックを背景に選んだが、さらにシネマティックに色を調整した。
グラデーションマップで乱数的に変化させ、RGBを調整した。
雰囲気の華やかさを強調した。
グラデーションマップとグラデーションツールを用いて
画面左側を調整した。


Affinity Photo のグラデーションマップで調整後、
レイヤーマスクで顔の部分を調整し、
描画モードをソフトライトにしてレイヤーの不透明度を調整した。
下の右は描画モードをオーバーレイにして極端な調整にした。
肌の色の調整


肌の色の簡単な調整室内光の影響もあり、肌が赤みを帯び、彩度も高い。
白黒調整レイヤーでレッドを明るくし、レイヤーの透明度を
17%にして調整した。
唇と洋服の赤の部分はレイヤーマスクを黒に塗って元の色を出した。
ハイキーで柔らかい色にした。
非常に暗い中撮影雰囲気を出す為、柔らかな色合いにした。




肌の色調整、ヘアや目の色の変更等ポートレート画像処理、デジタル メイクについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
ソフトフォーカス
ソフトフォーカスの写真では、ハイキーにするとにじみが美しく、その効果が増す。少しブルー系にして清々しさを出した。
暖かさのあるソフトな雰囲気にした。ソフトフォーカスについては ▶ こちらの記事をご覧ください。
ライティング

Nikon Z50、50-250mm、絞りF4.8
海外旅行に汎用単三電池が使える
Godox TT685 と TT350 を持って行った。
Godox Xpro をカメラに付け、
TT685をメイン光に、TT350を天井バウンスし、
オフカメラライティングした。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
トワイライトの外光を活かし、温かい室内光をメインライトにフラッシュにオレンジのカラーフィルターを付け補助光として使った。
Nikon D800E
50mm f/1.4G、絞りF3.2
50mm f/1.4G、絞りF3.2
ローキーにする為フラッシュは使わず、横から室内光を当てた。コントラストを高め彩度を少し落とし、
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。
こちらはゴールド調にした。ポートレート ライティングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
ダークゴールド調にした。色々な調整
銀残し ブリーチバイパスは独特の雰囲気があり好きだが、意外と簡単にできる。レベルでコントラストを上げ、少し暗くし、HSLで彩度を下げた。

デジタルカメラの撮像素子は色を感知することができず、各セルには
3色のいずれかのカラーフィルターが付いており、各セルに記録された明るさの情報をもとにカラーにしている。

特定色域の選択で、マゼンタ系、シアン系、イエロー系等をいじり
少しメルヘンチックに編集した。
カラールックアップの調整レイヤーを使うと、多くのプリセットの中から色の調整ができる。ソフトにした。
右はグリーンを強調した。紫陽花の色が引き立つ。
カラールックアップはRGB三原色の配列
(LUT, Look Up Table)
に基づきカラー調整を行う。
右はムーンライトを選択した。

雨の夜の原宿で撮影
ウインドーから漏れるあかりと街の夜の雰囲気を対比させた。
夕方の逆光の雰囲気を活かした。
夕暮れ時のプラハ市民会館の雰囲気を出した。
プラハの夜の美しさを表現する為、部分的に彩度、明るさを調整した。

イスタンブールの繁華街の雰囲気を出す為、銀残し(ブリーチバイパス)風にした。

トルコの個人宅を撮影させていただいた。彩度をおさえ雰囲気を出した。

フランスのリオンのレストランを撮影したが、明暗差が大きく思い通りの写真にならなかった。
トーンカーブでHDR(ハイダイナミックレンジ)
処理を行い明るさを調整した。
ねむい画像になったので
色相・彩度・明度を調整して完成させた。
HDR処理については
▶ こちらの記事をご覧ください。
リオンの旧市街の雰囲気が出た。
フランスのナントの旧市街地にあった建物空を大きく入れると建物が暗くなってしまう。
トーンカーブでHDR処理し、少しねむい画像になったので色相・彩度・明度を調整した。
スウェーデンのストックホルムの旧市街で、トンネルの向こうにも街があった。明暗差が大きかったのでトーンカーブでHDR処理した。
旧市街を歩いていると狭い小道から小さな子どもが飛び出してきて、とっさに撮影した。トーンカーブでHDR処理した。


モロッコの迷路の印象を強調した。
路地の小さな店で仕事をしている人をノスタルジックに表現した。
ニューヨークのエンパイアステートビルディングから夕景の摩天楼を撮影した。
トーンカーブでブルー、レッドを持ち上げており、彩度はいじっていない。
右は元画像で、彩度を下げ、コントラストを下げて明るくした。
グラデーション・マップで同じような効果を与えた。
グラデーションの色を変えることでイメージを変えることができる。
右は元画像で、彩度を下げ、コントラストを上げて少し暗くした。
銀残し風にした。銀残しについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
グラデーション・マップでアンバー系にした。
変わったイメージにしてみた。風景写真の調整
Affinity Photo で夕日に輝くすすきのイメージを強調した。HSLカラーホイールで色調を調整した後
照明フィルターを使った。
レイヤーマスクで上部の効果を弱め、レイヤーの不透明度を調整して完成させた。Affinity Photo については
▶ こちらの記事をご覧ください。


冬の早朝撮影したが、霧氷が目立たず、遠景の山も霞んでいる。
こういう時には描画モードの乗算や焼き込み等で見栄えを
良くすることができる。
背景をコピーし、描画モードをハードミックスにして、
レイヤーの透明度、塗りを調整した。
明るさ、コントラストを微調整した。
オートで撮影すると、夕焼けの雰囲気が出ない場合がある。Affinity Photo で
レベル、ホワイトバランスを調整後
HSLカラーホイールで黄色を調整して良い感じになった。
さらに照明フィルターで夕日を強調した。レイヤーの描画モードをオーバーライトに変更し、不透明度を下げて適度な調整にした。

早朝みなとみらいを散歩余りパッとしないので、Affinity Photo で調整した。
レベル補正、ホワイトバランスを調整した。
空の部分をダイナミックにする為カラー範囲で青色を選択し、トーンカーブで空の部分を調整した。

少し極端に調整したので、レイヤーの不透明度を70%にした。(注)こういう時の為、背景のレイヤーを複製してから画像処理を始める。
風景写真のカラー グレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。
日本画風の作品づくり
モノクロ写真をアート紙や和紙にプリントすることをトライしている。
一部色を残し、ハイキーにした。
バックの森の濃淡や和紙の肌触り等
プリントの味わいがでないが
プリントの味わいがでないが
こちらはローキーにした例
トーンカーブの調整が上のハイキーとは異なる。
Affinity Photo でRAW現像し夕方の雰囲気を出した。
![]() 画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
モノクロ写真のカラー グレーディング


モノクロ写真もトーンカーブを使って明るさ、コントラストを調整できる。又レッド、グリーン、ブルーのトーンを変えることで色を付けることもできる。
コントラストを上げ、セピア色にした。白点、黒点を少し持ち上げておくことで色が付き、真っ白、真っ黒より見栄えがする。
モノクロ写真はカラーが無いのカラー・グレーディングはおかしいとおもうかもしれないが、デジタルカメラの撮像素子には3色いずれかのカラーフィルターが付いており、各セルに記録された明るさの情報をもとにカラーにしており、各色毎に明るさを調整できる。

Leica CL
18mm
F5.6
モノクロ
HCモード
HDR処理
18mm
F5.6
モノクロ
HCモード
HDR処理
明暗差が大きかったので、段階露出した画像をHDR処理した。粒状性を追加し台風の後の荒れた空を表現した。
![]() 元のカラー画像 |
![]() Photoshop でチャンネル表示(ブルー) |
右の画像をチャンネル表示すると各色の強さがわかる。
上はブルーのチャンネルを示し、空が明るく(強く)表示される。
チャンネルミキサーでモノクロにチェックを入れると、各色毎に明るさを調整できる。
![]() |
下は Adobe Camera Raw で色毎に強さを変えたサンプル。
![]() ブルーを暗く、レッドを明るくした |
![]() ブルーを明るく、レッドを暗くした |
モノクロ写真の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
オールドレンズ風のカラーグレーディング
Contax Planar 50mm F1.4 が好きで
ハロがでるのを期待して撮影したが、Tスターのコーティングが
評判通り優秀でほとんどハロが出ないので
画像処理でノスタルジックな雰囲気にした。

Leica CL
Contax 50mm
絞りF1.4
Neutral
JPEG
逆光で撮影
フィルムライクな
ノスタルジックな雰囲気にした。
LUMIX S5II
20-60mm
絞りF5.6
色調整の基礎
デジタルカメラの撮像素子はカラーを感知することができず、素子毎に3原色のいずれかの色のカラーフィルターを付けて記録し、カメラ内でそれらのデータをもとにカラーに変換している。
3原色の各々の強さ、明るさを個別に調整することで、明るい部分から暗い部分までの明るさ、色を思い通りに調整できる。
人間の目で見たものは、脳でイメージが作られるが相対的なもので、言い方を変えれば錯覚があり、周りの明るさや色にまどわされるので、理論通りにはいかない。
しかし、色の三原色を理解しておくことは色調整で重要で、反対に錯覚をうまく利用すればよい。
補色(反対色)の関係、例えばスキンカラーに対して青緑色は対極する色になり、
orange and teal(ティール&オレンジ)と呼ばれており、人を目立たせる効果がある。
赤色や黄色は似た色になり、柔らかなトーンになる。
カラーグレーディングでは色の組み合わせ、部分的な色、明るさの調整等で作品づくりする。
カラーバランス、色相・彩度、ヒストグラム、トーンカーブ、グラデーション、
チャンネルミキサー等色々な方法で調整ができる。
私の場合全てトーンカーブで調整し、必要に応じ他の手法を併用している。
撮影時に写真が完成されていることが望ましいが、例えば大きなパーティー会場を撮影する場合、
窓側の人には外光が主に影響し、奥側の人には主に室内光で照明され、時間の経過と共に外光が青みを帯び、時として夕焼けが差し込み、均一な条件にならないことがある。又スポットライトが一部の人に当たり、明るさや色温度が変わる場合もある。
ホワイトバランスをオートで撮影しても部分的に好ましくない場合があり、後処理でカラー・コレクションすることになる。
又、人間の目は周りの色や明るさに影響された印象を持つので、部分的によくても全体の印象が悪い場合もある。
コーポレートイメージを統一する為、映像や写真の色を調整したり、作品撮りでは印象的な写真にする為、作影意図をもってカラー・グレーディングする。
色の確認
色の確認はA4サイズのプリントで行っている。
プリンターや用紙によって色調が異なるので、プロファイルをあててプリントする。
モニターでの確認はキャリブレーションして使用している。
カラーマネージメントされていることが重要で、詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
カラー グレーディングに適する撮影データ
後処理耐性のある、ダイナミックレンジが広い(ねむい)画像で記録し、記録されたデータを最大限利用する。
ピクチャーコントロール(ピクチャースタイル)はニュートラル(ナチュラル)にしているので、最後に自然な彩度を少し上げるが、基本的に彩度やシャープネスは高くしない。それより、カラーの組合せやトーンカーブの調整で見栄えを良くしている。
16bit TIFFデータで画像処理し、データ縮小は最後のステップにしている。
データが無いように見える所にもデータがある
白飛び、黒つぶれしているように見える所を
持ち上げ、わずかに色をのせることで
写真全体の見栄えがよくなる。
ちょっとしたことで大きな違いになる。
差がわからない場合、一番下の16階調グレイスケールで
ディスプレイをチェックしてください。

Nikon D3
24-70mm f/2.8G


雪の寒さを、青を少し加えて表現した。
最初から作りこまれた画像は後処理で破綻しやすい。又、希望の色調に変えようとしても変わらない。
日中は各社違いが無いが、夕刻から夜撮影した画像で作りこまれた画像になるカメラもある。複数の会社のカメラを使う場合に調整が難しくなる。
ワークフロー

元データの画質が悪かったり、彩度やコントラスト、シャープネスが高すぎると、画像処理で破綻してしまうので、撮影時にはダイナミッックレンジが大きい後処理耐性のあるデータを記録する。明暗差が大きな撮影条件では段階露出しておく。
14bitあるいは12bitで撮影した画像をRAW現像後16bit TIFFデータとして保存する。後処理耐性を重視しあっさり目に現像する。
明部、暗部をつめてデータを失うことはせず、むしろ、明部、暗部には余裕を持たせ、そこに色をのせる。
(白色あるいは黒色の部分が多いと画面に締まりが無くなるので、少し色をのせる。)
最初ヒストグラムでデータを確認し、画像処理の方針をたてる。よほどのことがなければヒストグラムはいじらない。
場合により彩度を下げ、後処理耐性を上げる。(特にスタンダードや彩度の高いピクチャーモードで撮影した場合)
トーンカーブの調整で作影意図に沿って明るさ、色を調整する。必要に応じ、下記のような各種処理を行う。
極端な処理は画像劣化につながるので適度に行う。(ここでは効果がわかるよう少し極端な調整をしている。)
意図に合わない場合はむやみに画像をいじらず、思い切ってRAW現像からやり直す。
最後にヒストグラムを見て、必要に応じレベル補正で明るさ、色を微調整する。
彩度は自然な彩度を少し上げる位にしている。
思いが強すぎると極端すぎ不自然な感じになるので、レイヤー透明度を調整して効果を少しゆるめる。
(できれば1週間後、1ヶ月後に冷静になり確認する。)
基本的にシャープネスはかけないが、必要な場合は、出力サイズに縮小した後、最小限に部分的に処理する。
夕方撮影したが、あまりパッとしない。
Affinity Photo でカラーグレーディングすることにした。
選択ブラシツールで空の部分を選択し、トーンカーブで極端な調整をした。
グラデーションマップで調整した後、描画モードをオーバーレイにし、不透明度を20%に下げた。
明るさ・コントラストを調整して仕上げた。
Clay Cook の Capture One によるカラーグレーディング事例
ファッション写真のカレーグレーディング事例
要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。
FEATURE
ライカの魅力, M10M

SL3 CL D-LUX
Q3 43 Q3, Q2
Nikon Z8

Z6III
Z7
Zf
Z5II Z50II Zfc
D5
D850
D500
GFX100RF
Fuji GFX50S II

X-Pro3
X-H2
X-T5
X-T50
X-E5
X100V
LUMIX S9

LUMIX S1R
LUMIX S5II
冬の写真撮影

カラー
グレーディング
LUT

写真Gallery
ディスプレイを確認下さい。色調整については こちらをご覧下さい。
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Contax Planar 50mm F1.4 が好きでハロがでるのを期待して撮影したが、Tスターのコーティングが
評判通り優秀でほとんどハロが出ないので
画像処理でノスタルジックな雰囲気にした。

Leica CL
Contax 50mm
絞りF1.4
Neutral
JPEG
逆光で撮影
Contax 50mm
絞りF1.4
Neutral
JPEG
逆光で撮影
フィルムライクなノスタルジックな雰囲気にした。
LUMIX S5II
20-60mm
絞りF5.6
20-60mm
絞りF5.6
色調整の基礎
デジタルカメラの撮像素子はカラーを感知することができず、素子毎に3原色のいずれかの色のカラーフィルターを付けて記録し、カメラ内でそれらのデータをもとにカラーに変換している。
3原色の各々の強さ、明るさを個別に調整することで、明るい部分から暗い部分までの明るさ、色を思い通りに調整できる。
人間の目で見たものは、脳でイメージが作られるが相対的なもので、言い方を変えれば錯覚があり、周りの明るさや色にまどわされるので、理論通りにはいかない。
しかし、色の三原色を理解しておくことは色調整で重要で、反対に錯覚をうまく利用すればよい。
補色(反対色)の関係、例えばスキンカラーに対して青緑色は対極する色になり、
orange and teal(ティール&オレンジ)と呼ばれており、人を目立たせる効果がある。
赤色や黄色は似た色になり、柔らかなトーンになる。
カラーグレーディングでは色の組み合わせ、部分的な色、明るさの調整等で作品づくりする。
カラーバランス、色相・彩度、ヒストグラム、トーンカーブ、グラデーション、
チャンネルミキサー等色々な方法で調整ができる。
私の場合全てトーンカーブで調整し、必要に応じ他の手法を併用している。
撮影時に写真が完成されていることが望ましいが、例えば大きなパーティー会場を撮影する場合、
窓側の人には外光が主に影響し、奥側の人には主に室内光で照明され、時間の経過と共に外光が青みを帯び、時として夕焼けが差し込み、均一な条件にならないことがある。又スポットライトが一部の人に当たり、明るさや色温度が変わる場合もある。
ホワイトバランスをオートで撮影しても部分的に好ましくない場合があり、後処理でカラー・コレクションすることになる。
又、人間の目は周りの色や明るさに影響された印象を持つので、部分的によくても全体の印象が悪い場合もある。
コーポレートイメージを統一する為、映像や写真の色を調整したり、作品撮りでは印象的な写真にする為、作影意図をもってカラー・グレーディングする。
色の確認
色の確認はA4サイズのプリントで行っている。
プリンターや用紙によって色調が異なるので、プロファイルをあててプリントする。
モニターでの確認はキャリブレーションして使用している。
カラーマネージメントされていることが重要で、詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
カラー グレーディングに適する撮影データ
後処理耐性のある、ダイナミックレンジが広い(ねむい)画像で記録し、記録されたデータを最大限利用する。
ピクチャーコントロール(ピクチャースタイル)はニュートラル(ナチュラル)にしているので、最後に自然な彩度を少し上げるが、基本的に彩度やシャープネスは高くしない。それより、カラーの組合せやトーンカーブの調整で見栄えを良くしている。
16bit TIFFデータで画像処理し、データ縮小は最後のステップにしている。
データが無いように見える所にもデータがある
白飛び、黒つぶれしているように見える所を
持ち上げ、わずかに色をのせることで
写真全体の見栄えがよくなる。
ちょっとしたことで大きな違いになる。
差がわからない場合、一番下の16階調グレイスケールで
ディスプレイをチェックしてください。

Nikon D3
24-70mm f/2.8G


雪の寒さを、青を少し加えて表現した。
最初から作りこまれた画像は後処理で破綻しやすい。又、希望の色調に変えようとしても変わらない。
日中は各社違いが無いが、夕刻から夜撮影した画像で作りこまれた画像になるカメラもある。複数の会社のカメラを使う場合に調整が難しくなる。
ワークフロー

元データの画質が悪かったり、彩度やコントラスト、シャープネスが高すぎると、画像処理で破綻してしまうので、撮影時にはダイナミッックレンジが大きい後処理耐性のあるデータを記録する。明暗差が大きな撮影条件では段階露出しておく。
14bitあるいは12bitで撮影した画像をRAW現像後16bit TIFFデータとして保存する。後処理耐性を重視しあっさり目に現像する。
明部、暗部をつめてデータを失うことはせず、むしろ、明部、暗部には余裕を持たせ、そこに色をのせる。
(白色あるいは黒色の部分が多いと画面に締まりが無くなるので、少し色をのせる。)
最初ヒストグラムでデータを確認し、画像処理の方針をたてる。よほどのことがなければヒストグラムはいじらない。
場合により彩度を下げ、後処理耐性を上げる。(特にスタンダードや彩度の高いピクチャーモードで撮影した場合)
トーンカーブの調整で作影意図に沿って明るさ、色を調整する。必要に応じ、下記のような各種処理を行う。
極端な処理は画像劣化につながるので適度に行う。(ここでは効果がわかるよう少し極端な調整をしている。)
意図に合わない場合はむやみに画像をいじらず、思い切ってRAW現像からやり直す。
最後にヒストグラムを見て、必要に応じレベル補正で明るさ、色を微調整する。
彩度は自然な彩度を少し上げる位にしている。
思いが強すぎると極端すぎ不自然な感じになるので、レイヤー透明度を調整して効果を少しゆるめる。
(できれば1週間後、1ヶ月後に冷静になり確認する。)
基本的にシャープネスはかけないが、必要な場合は、出力サイズに縮小した後、最小限に部分的に処理する。
夕方撮影したが、あまりパッとしない。
Affinity Photo でカラーグレーディングすることにした。
選択ブラシツールで空の部分を選択し、トーンカーブで極端な調整をした。
グラデーションマップで調整した後、描画モードをオーバーレイにし、不透明度を20%に下げた。
明るさ・コントラストを調整して仕上げた。
Clay Cook の Capture One によるカラーグレーディング事例
ファッション写真のカレーグレーディング事例
デジタルカメラの撮像素子はカラーを感知することができず、素子毎に3原色のいずれかの色のカラーフィルターを付けて記録し、カメラ内でそれらのデータをもとにカラーに変換している。3原色の各々の強さ、明るさを個別に調整することで、明るい部分から暗い部分までの明るさ、色を思い通りに調整できる。
人間の目で見たものは、脳でイメージが作られるが相対的なもので、言い方を変えれば錯覚があり、周りの明るさや色にまどわされるので、理論通りにはいかない。
しかし、色の三原色を理解しておくことは色調整で重要で、反対に錯覚をうまく利用すればよい。
補色(反対色)の関係、例えばスキンカラーに対して青緑色は対極する色になり、
orange and teal(ティール&オレンジ)と呼ばれており、人を目立たせる効果がある。
赤色や黄色は似た色になり、柔らかなトーンになる。
カラーグレーディングでは色の組み合わせ、部分的な色、明るさの調整等で作品づくりする。
カラーバランス、色相・彩度、ヒストグラム、トーンカーブ、グラデーション、
チャンネルミキサー等色々な方法で調整ができる。
私の場合全てトーンカーブで調整し、必要に応じ他の手法を併用している。
撮影時に写真が完成されていることが望ましいが、例えば大きなパーティー会場を撮影する場合、
窓側の人には外光が主に影響し、奥側の人には主に室内光で照明され、時間の経過と共に外光が青みを帯び、時として夕焼けが差し込み、均一な条件にならないことがある。又スポットライトが一部の人に当たり、明るさや色温度が変わる場合もある。
ホワイトバランスをオートで撮影しても部分的に好ましくない場合があり、後処理でカラー・コレクションすることになる。
又、人間の目は周りの色や明るさに影響された印象を持つので、部分的によくても全体の印象が悪い場合もある。
コーポレートイメージを統一する為、映像や写真の色を調整したり、作品撮りでは印象的な写真にする為、作影意図をもってカラー・グレーディングする。
色の確認
色の確認はA4サイズのプリントで行っている。
プリンターや用紙によって色調が異なるので、プロファイルをあててプリントする。
モニターでの確認はキャリブレーションして使用している。
カラーマネージメントされていることが重要で、詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
カラー グレーディングに適する撮影データ
後処理耐性のある、ダイナミックレンジが広い(ねむい)画像で記録し、記録されたデータを最大限利用する。
ピクチャーコントロール(ピクチャースタイル)はニュートラル(ナチュラル)にしているので、最後に自然な彩度を少し上げるが、基本的に彩度やシャープネスは高くしない。それより、カラーの組合せやトーンカーブの調整で見栄えを良くしている。
16bit TIFFデータで画像処理し、データ縮小は最後のステップにしている。
データが無いように見える所にもデータがある白飛び、黒つぶれしているように見える所を
持ち上げ、わずかに色をのせることで
写真全体の見栄えがよくなる。
持ち上げ、わずかに色をのせることで
写真全体の見栄えがよくなる。
ちょっとしたことで大きな違いになる。
差がわからない場合、一番下の16階調グレイスケールで
ディスプレイをチェックしてください。

Nikon D3
24-70mm f/2.8G
24-70mm f/2.8G


雪の寒さを、青を少し加えて表現した。
最初から作りこまれた画像は後処理で破綻しやすい。又、希望の色調に変えようとしても変わらない。
日中は各社違いが無いが、夕刻から夜撮影した画像で作りこまれた画像になるカメラもある。複数の会社のカメラを使う場合に調整が難しくなる。
ワークフロー

元データの画質が悪かったり、彩度やコントラスト、シャープネスが高すぎると、画像処理で破綻してしまうので、撮影時にはダイナミッックレンジが大きい後処理耐性のあるデータを記録する。明暗差が大きな撮影条件では段階露出しておく。
14bitあるいは12bitで撮影した画像をRAW現像後16bit TIFFデータとして保存する。後処理耐性を重視しあっさり目に現像する。
明部、暗部をつめてデータを失うことはせず、むしろ、明部、暗部には余裕を持たせ、そこに色をのせる。
(白色あるいは黒色の部分が多いと画面に締まりが無くなるので、少し色をのせる。)
最初ヒストグラムでデータを確認し、画像処理の方針をたてる。よほどのことがなければヒストグラムはいじらない。
場合により彩度を下げ、後処理耐性を上げる。(特にスタンダードや彩度の高いピクチャーモードで撮影した場合)
トーンカーブの調整で作影意図に沿って明るさ、色を調整する。必要に応じ、下記のような各種処理を行う。
極端な処理は画像劣化につながるので適度に行う。(ここでは効果がわかるよう少し極端な調整をしている。)
意図に合わない場合はむやみに画像をいじらず、思い切ってRAW現像からやり直す。
最後にヒストグラムを見て、必要に応じレベル補正で明るさ、色を微調整する。
彩度は自然な彩度を少し上げる位にしている。
思いが強すぎると極端すぎ不自然な感じになるので、レイヤー透明度を調整して効果を少しゆるめる。
(できれば1週間後、1ヶ月後に冷静になり確認する。)
基本的にシャープネスはかけないが、必要な場合は、出力サイズに縮小した後、最小限に部分的に処理する。
夕方撮影したが、あまりパッとしない。Affinity Photo でカラーグレーディングすることにした。
選択ブラシツールで空の部分を選択し、トーンカーブで極端な調整をした。
グラデーションマップで調整した後、描画モードをオーバーレイにし、不透明度を20%に下げた。
明るさ・コントラストを調整して仕上げた。Clay Cook の Capture One によるカラーグレーディング事例
ファッション写真のカレーグレーディング事例
著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。
FEATURE
ライカの魅力, M10M![]() SL3 CL D-LUX Q3 43 Q3, Q2 |
Nikon Z8![]() Z6III Z7 Zf Z5II Z50II Zfc D5 D850 D500 |
GFX100RF Fuji GFX50S II ![]() X-Pro3 X-H2 X-T5 X-T50 X-E5 X100V |
LUMIX S9![]() LUMIX S1R LUMIX S5II |
冬の写真撮影![]() |
カラー グレーディング LUT ![]() |
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