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Sigma 50mm F1.2 は重さ745gと50mm F1.2としては最軽量で、Lマウントレンズに加わったことは喜ばしい。
S5II に付けても重い感じがなく、スナップや日常使いにも使え汎用性が高い。
最短撮影距離40cmなのがよいが、ピントは1点にしか合わない。
S5II の1点オートフォーカスは拡大画像が出てピント確認ができるのがよい。
LUMIX S5II, Sigma 50mm F1.2,
S35mm F1.8, S24mm F1.8
Nikon Zf, 135mm F1.8 持参
標準レンズは肉眼の視野に近い50mm近辺をカバーし、自然な表現ができることからよく使われる。
反対に望遠や超広角レンズのような迫力がない場合も多く、使い方が難しい。
Nikon Z7 と Z 24-70mm f/2.8 S との組合せは軽量で、日常的に持ち歩ける。
作例は ▶ こちらの記事もご覧ください。
24-70mm は広角端で広角レンズ効果を活かした迫力ある表現ができ、望遠端では中望遠レンズとして人物撮影に使いやすい。
Nikon Z7、24-70mm f/4、絞りF5.6
下の左は24mm、右は45mmで撮影
写真の楽しみ方は色々あるが、ここでは作品撮りを前提に説明している。
S5II に付けても重い感じがなく、スナップや日常使いにも使え汎用性が高い。
最短撮影距離40cmなのがよいが、ピントは1点にしか合わない。
S5II の1点オートフォーカスは拡大画像が出てピント確認ができるのがよい。
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LUMIX S5II, Sigma 50mm F1.2,
S35mm F1.8, S24mm F1.8
Nikon Zf, 135mm F1.8 持参
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
標準レンズは肉眼の視野に近い50mm近辺をカバーし、自然な表現ができることからよく使われる。
反対に望遠や超広角レンズのような迫力がない場合も多く、使い方が難しい。
70mm
絞りF6.3
JPEG画像
絞りF6.3
JPEG画像
Nikon Z7 と Z 24-70mm f/2.8 S との組合せは軽量で、日常的に持ち歩ける。
作例は ▶ こちらの記事もご覧ください。
Nikon Z7、24-70mm f/4 |
Nikon Z7、24-70mm f/4、絞りF5.6
下の左は24mm、右は45mmで撮影
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
写真の楽しみ方は色々あるが、ここでは作品撮りを前提に説明している。
標準レンズの選び方のポイント
標準レンズを何に使うのかを考え選択するのがよい。
人物なら単焦点レンズの方がボケを活かした撮影ができる。
風景なら広角ズームと望遠ズームという選択もある。
スナップなら単焦点か、もう少し望遠まである高倍率ズームレンズの方がよい場合もある。
大口径標準ズームレンズは何でも撮れるというメリットもある。
レンズシステムで考えると、下記の方法がある。
- 大口径標準ズームレンズにする(大口径ズームレンズについては ▶ こちらの記事をご覧ください。)
- 汎用標準ズームレンズにする
- 高倍率ズームレンズにする
- 単焦点標準レンズにする(単焦点レンズについては ▶ こちらの記事をご覧ください。)
標準ズームレンズは広角から準望遠あるいは望遠域まであり、以外と使い方が難し。
ファインダーを見てから焦点距離を変えるのではなく、どの焦点距離で撮るのか決めてからファインダーを見るようにするとズームレンズで良い写真が撮れるようになる。
私の場合、標準から望遠ズームレンズは広角端にセットし、広角から超広角ズームレンズは望遠端にセットしてカメラバッグにしまって、取り出してすぐ撮影できるよう、シャッターチャンスを逃さないようにしている。時には35mmに決めていることもある。
単焦点レンズで写真が撮れるようになるとズームレンズも使いこなすことができる。
広角、標準、望遠ズームレンズ全てを大口径ズームレンズにすると、資金的にも、体力的にも厳しくなる。一点豪華主義で、一番よく使うレンズを大口径ズームレンズとし、他は汎用のズームレンズにするのもよい。
もう一つは単焦点レンズとの組み合わせで考えるとよい。f/4クラスか汎用ズームレンズ、あるいは高倍率ズームレンズにし、
50mm f/1.8 等の単焦点レンズを組み合わせるのもよい。
標準レンズ域は自然な感じに撮れるのがよいが、反対に平凡な、迫力の無い写真になりやすいとも言える。私は標準ズームレンズを持たず、広角ズームレンズと望遠ズームレンズを使う場合が多い。
標準レンズの作例
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
Nikon D850、24-120mm f/4G |
120mmでF4の絞り値を考えると710gの重さは軽いと言える。
24mmで広角効果を活かした表現、120mmで望遠効果、又ボケを活かした表現もできる。
風景撮影で1本だけレンズを持っていく際はこのレンズを持ち出す。
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紅葉のライトアップ
Nikon D850
24-120mm f/4G
絞りF4
24-120mm f/4G
絞りF4
24-120mm f/4 |
右は大阪中の島の公会堂
ニコン Df
24-120mm f/4G
24mm、絞りF5.6
ニコン Df
24-120mm f/4G
24mm、絞りF5.6
Nikon D750、24-120mm f/4G |
ニコンの標準ズームレンズの中では使用頻度の高い焦点距離域をカバーし、手ブレ補正があるので、一番お勧め。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
右は Nikon D4、24-120mm F4
常用最高感度 ISO 12800 で撮影
クリックするとRAWと同時記録
JPEGのA4プリントサイズ相当の画像が開く。
Nikon D4 については こちらの記事をご覧下さい。
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の画像が開く |
右は Nikon D800E、
24-120mm F4、24mm、
絞りf8、ISO 200、手持ちで撮影
要望により View NX2 で現像
現像時ピクチャーコントロールを風景、ホワイトバランスを晴天にした。
24-120mm f/4G は広範囲な焦点距離をカバーし、ナノクリスタルコートのおかげで抜けのよい画像が得られる。
フロントヘビーとなるが、
D600 とのバランスはそんなに悪くはない。
クリックするとRAWと同時記録したJPEGピクセル等倍画像が開く。
120mm、f4開放で撮影
24-70mm F2.8を使っていると、もう少し望遠側が欲しいと思うことが多く、120mmまであると、これ1本でほとんどこなせる。
高画素数機ではDXフォーマットにクロップして使うことも実用的で、24-180mm f/4 のレンズと考えることもできる。
710gの重さは24-70mmより200g近く軽く、又手ブレ補正付きなので、手持ちで歩き回る時には助かる。
広角端の樽型湾曲は 24-70mm F2.8 より大きいが、ズームレンズとしては歪曲収差が特別悪いとは思わない。使い方を心得れば実用上問題がない。
ポートレート撮影は単焦点レンズが主体になるが、24-120mm をサブで持っていく場合が多い。広角側はf4からf5.6位で、望遠側は85mmから120mm位を開放で使うことが多い。単焦点レンズと組み合わせるとよく、表現力の幅が増す。単焦点レンズについては こちらの記事をご覧下さい。
24-120mm f/4G を
Nikon D7000 で使ってみた。
フロントヘビーで、バランスが悪そうだが、意外といい。
右は120mm(180mm相当)
絞りf4.5で顔のアップをねらった。
ピントの合ったところはシャープで、ボケが綺麗。
DXフォーマットで 36mmから180mm相当となり、ポートレートで使いやすい焦点距離になる。
ポートレートの作品づくりについては こちらの記事をご覧下さい。
右は Nikon D300s、
24mm(36mm相当)、f5.6
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E VR、AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G
Nikon D5、24-70mm f/2.8E VR |
24-70mm f/2.8 は 70-200mm f/2.8 と共に仕事では必須になっている。
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D810
24-70mm f/2.8E VR、絞りF5.0
24-70mm f/2.8E VR、絞りF5.0
ニコン D5
24-70mmm f/2.8E VR
大口径ズームレンズは高価で、大きく重いが、開放近くでボケを活かした表現ができ、又、優れた性能のレンズが多いので作品づくりに活用できる。
Nikon D810
24-70mm f/2.8E VR
70mm、絞りF2.8
Nikon D3 と同時発売された大口径標準ズームレンズで、ナノクリスタルコートにより抜けが良い。
ポートレートでは、24mm端での広角域、又70mm域開放近辺でのボケを活かした表現ができる。
絞りを変えることで多様な表現ができる。
右は望遠端開放で撮影。
Tamron SP 24-70mm F/2.8 (Model A007)
タムロン 24-70mm F2.8 は
旧タイプから買い替えた。
Nikon D850
Tamrom 24-70mm F2.8 G2
絞りF4.5、ISO 25600
手持ち撮影
Tamrom 24-70mm F2.8 G2
絞りF4.5、ISO 25600
手持ち撮影
手ブレ補正付き Tamron SP 24-70mm F/2.8 (Model A007) は、シャープさの中に 28-75mm のボケの美しさが同居し、又手振れ補正があるので、取材等手持ち撮影でも安心できる。
このレンズの作例は ▶ こちらの記事もご覧ください。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
MUA: Susie
Nikon D4
Tamron 24-70mm F2.8
絞り開放
Tamron 24-70mm F2.8
絞り開放
Tamron SP AF28-75mmF/2.8 XR Di (A09N II)
絞り開放の柔らかい表現は
ポートレートによく、
F4以上に絞れば高精細で
風景写真にも使える。
APS-Cサイズ(DXフォーマット)では115mm相当まで使え、ポートレートで使いやすい焦点域になる。
Tamron 28-300mm F/3.5-6.3
Nikon D750、Tamron 28-300mm |
レーシングカート取材にサブカメラとして、又、テストを兼ね、D750 に 付け持っていった。
1.2倍クロップ
360mm相当
グループエリアAF使用
360mm相当
グループエリアAF使用
高倍率ズームレンズは便利なようで、使いこなしが難しい。
焦点距離の特徴を理解して使うことが必要。
AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5 G ED VR
小型軽量な
24-85mm F3.5-4.5 G は
使用頻度の高い焦点レンズ域で、
465gと軽量なので、普段使いに
購入した。
右はコウゾを蒸して皮をはいで和紙の原材料を作る「カンゾカシキ」の取材に 24-85mm f/3.5-4.5G と 70-200mm f/4G を使用した。
Ai AF Zoom Nikkor 24-50mm F3.3-4.5D
Nikon Df におすすめの標準ズームレンズはと聞かれ、
24-120mm f/4G は仕事用として万能性がよいが、気楽に持ち歩くには大きく、重い。
24-85mm f/3.5-4.5G はバランス的によいが、もっと小型軽量なのがよい。
昔使っていた 24-50mm F3.3-4.5 はわずか355gで軽く Nikon Df の常用レンズとして使っている。
テストを兼ね
Nikon D810 に古いレンズ
Ai AF 24-50mm F3.3-4.5D
を使った。
高画素機でも十分使え、高画質な画像が得られた。
24-50mm F3.3-4.5D、32mm
絞りF9
絞りF9
24-70mm f/2.8E VR は素晴らしいレンズだが、普段使いには重く、大きすぎる。
24-85mm f/2.8-4D は未だ新品で売られているが、昔使ったことがあり、マクロモードもあり使いやすかった。
設計が古いので、VR付きでリニューアルしてほしい。24-105mm なら尚良い。
AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
広角好きな私にとっては標準ズームレンズを持っていかないことが多く、このレンズが私にとって標準ズームレンズとも言える。
18mm側で迫力ある写真が撮れ、35mm側で自然な感じの写真が撮れる。
これに 50mm、60mmか85mmのいずれか1本を持って出ることが多い。
下の右は18mmで撮影。左は一緒に持っていった50mmで撮影。
18-35mm f/3.5-4.5 |
10年以上前に買った前モデルに比べ、特に隅部の改善がされ、高画素機でも使える。
DxO の評価結果が出て、この結果を見ると、価格、重量のわりに高性能。DxOテスト結果は詳細を見ないと正しい判断ができないので 原文をご覧下さい。
16-35mm f/4G は18mm以上であれば 18-35mm f/3.5-4.5 とほとんど変わらない結果になっている。
14-24mm f/2.8 が14mmの超広角まであるにもかかわらず高性能なのに驚く。
人によっては、標準ズームレンズを使わず、広角ズームレンズと望遠ズームレンズに単焦点の標準レンズを使う人もいる。
私の場合も、標準ズームレンズは余り使わない。
60mm f/2.8G
D800E、絞りF3.2で撮影
このレンズは
男性ポートレートによい。
シャープだが、シャープ過ぎることもなく、柔らかさも持っている。
まとめ24-70mm、24-120mm、28-300mm、24-85mm について
各々望遠端開放 85mm f4.5、70mm f2.8で撮影
比較しやすいよう、一番大きな焦点距離になる 105mm に合わせた大きさにトリミングした。85mm は約1.2倍クロップとなる。
下はA4サイズにプリント相当の画像の中央で、クリックすると大きな画像が開く。
この結果はほとんど違いは無かった。主題と背景との距離等によりボケは変わるが、大きな違いは無いと言える。
クロップは画素数が小さくなり、テレコンバーター使用は本来のレンズの性能を発揮できないので、中望遠域まで使うのであれば、総合的に 24-85mm が良いと思う。
しかし、ボケを活かした表現には 85mm f/1.8G をおすすめする。詳細は こちらの記事をご覧下さい。
私の場合、仕事の撮影では、2台のカメラに広角ズームレンズと望遠ズームレンズを付け、標準域は50mmか60mmの単焦点レンズ、あるいは、3台目のサブカメラ(場合によりミラーレスやコンパクトデジカメ)に小さな標準ズームレンズを付ける場合が多い。
作品撮りでは単焦点レンズを使うことがほとんど。
高画素機を使う場合、頑丈な三脚を使うか、手持ちで撮影する場合には、手ブレ補正機能付ズームレンズか明るい単焦点レンズを使い、しっかり保持して撮影するのが望ましい。手ブレによってぼやけてしまっては、高精細な画像が得られる高画素機を使う意味がない。
写真鑑賞サイズ(例えばA3ノビ、あるいは27インチディスプレイ)が同じ場合、高画素だから特別手ブレが目立つことはないが、ピクセル等倍で見た場合には手ブレがよくわかると言え、高精細な表現が失われてしまう。
重量級の三脚を使ってしっかり撮るのであれば 24-70mm がよいが、手持ちで撮影してブレては、せっかくの高性能のレンズの性能を活かせられない。特に D800系のような高画素機では、手ブレが目立つこともあり、三脚を使用するのがよい。又、一般的にはこれ1本で済ませるわけにはいかず、望遠レンズと併用となる。私の場合は三脚に付けた Nikon D3x 用として、主にスタジオ撮影で使っている。
24-120mm は使用頻度の高い範囲をカバーし、本格的な望遠域の120mmまであり、これ一本で済ませられるケースも多い。特に手持ちで撮影する場合にはVR付きなのでこちらを推薦する。
バランス上、バッテリーホルダーを付ける方がよく、より手ブレ防止にもなる。50mm F1.4 か F1.8 あるいはマイクロニッコール 60mm F2.8 を併用する方が表現力が増す。
24-70mm と 24-120mm との性能差を言う人もいるが、実際撮影した画像を伸ばしてみると、ほとんど差がわからず、実質的に性能差があると思うことはない。
F4 の暗さは単焦点レンズと組み合わせることでカバーでき、50mm F1.4 か F1.8、85mm F1.8 のいずれかを組み合わせれば表現の幅が広がる。
標準ズームレンズは、実は使いこなしが難しい。標準レンズ焦点距離域は素直な表現が特徴だが、インパクトに欠ける写真になる可能性がある。その点、広角と、中望遠から望遠にまで焦点域のある 24-85mm、24-120mm、28-300mm が望遠効果を活かした表現ができる。
大口径標準ズームレンズの使いこなし方で重要なのはボケのコントロールで、中途半端なボケ方に終わってしまい、大口径の良さを活かしきれないことがある。f2.8 大口径でも単焦点レンズの f1.4 と比べると2段の差があり、ボケを活かした表現には単焦点レンズの方がよい。
単純なバックの場所を選んだり、バックまで距離がある場所を選んだりしないと、中途半端なボケになりやすい。それより、ズームはスナップ的に絞って、背景描写を加えて撮影する場合や、風景で絞りこんで撮影する場合に活用することに割り切り、f4 や f3.5-4.5 程度のズームレンズにして、単焦点レンズを加える方が、重量的に、価格的に、又表現範囲としても好ましい。
APS-C (DXフォーマット) 標準ズームレンズ
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
画像をクリックすると右下部A4プリントサイズ相当の拡大画像が開く 18mm、絞り開放F3.5、画面隅部までいやな流れ等は無い。 |
APS-C(DXフォーマット)の
軽量(205g)標準ズームレンズで
27mmから約85mm相当の範囲をカバーし、ほとんどの撮影がこの1本ででき、良く写る。
オートフォーカスがほぼ無音で早いのもよい。
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
(クロップで約85mm相当まで)
軽量安価なレンズから信じられない性能。
これなら非常用にバッグに入れておいてもよい。
18-55mm f/3.5-5.6G
28mm、絞りF6.3
28mm、絞りF6.3
AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR
Nikon D500、16-80mm |
嵯峨野にて
24mmから120mm相当まであり、汎用性が高い。
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く |
Nikon D500
16-80mm f/2.8-4、絞り開放F4
16-80mm f/2.8-4、絞り開放F4
Nikon D500 は
優れたファインダー、連写速度、
シャッター音はポートレート撮影に
使いやすい。モデルをのせる雰囲気
を作り、自分も高揚できる。
Nikon D500
16-80mm f/2.8-4E VR
16-80mm f/2.8-4E VR
角型フードを付けると大きいが、480gで意外と軽く
DXフォーマットのメリットが感じられる。
かって使っていた DX 16-85mm f/3.5-5.6 より5g軽い。
FXフォーマット 24-120mm f/4G は710gあり、手持ちで一日中撮影していると、又長時間持ち歩くとけっこうこたえる。今後は DX 16-80mm f/2.8-4E の出番が増える。
未だ1回しか使っていないが、今後メインに使えるレンズという感じがする。より望遠まで必要な時には 18-140mm f/3.5-5.6G を使用し、すみわけする。
絞りF4.5
AF-S DX NIKKOR 18-300mm F3.5-6.3G、Tamron 16-300mm F3.5-6.3
旅行用に高倍率ズームレンズを購入。
海外では余程安全が確認されない限りレンズ交換はしないので、高倍率ズームレンズは助かる。
Tamron 16-300mm F/3.5-6.3
(Model B016) を購入。
テストで鳥を撮影。約1000万画素相当にトリミング。手持ちでこれだけ撮れるのは素晴らしい。AFでピントを合わせた後マニュアルでピントを再調整しているが、ピント精度は良い。
ベトナム北部の少数民族の村を訪れるのに持参した。
私のズームレンズの使い方は、絞りF5.6を基準とし、200mm相当以上の超望遠域はF8まで絞ることを前提としている。
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
Nikon D7200, 18-140mm |
ニコン D7200
18-140 VR レンズキット購入
18-140mm f/3.5-5.6G
100mm相当
絞りF6.3
100mm相当
絞りF6.3
16-85mm で撮影。撮影許可を得ている |
APS-Cサイズ
(DXフォーマット)は、
レンズを含めたシステム全体の小型軽量化になる。
スナップで最も多用する24mm相当の広角からのズームで、使用頻度の多い焦点距離域をカバーする。これ1本でほとんどの撮影ができてしまう。
Nikon D7000 に使用した作例及び詳細は こちらの記事をご覧下さい。
AF-S NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR
コストパフォーマンスが高く、160mm 相当まであるので、本格的な望遠効果が楽しめる。
絞り解放から使え、望遠側のボケがきれい。
広角側が足りない場合は 10-24mm F3.5-5.6 を、望遠側をもっと欲しい場合は 70-300mm F4.5-5.6 や 55-300mm F4.5-5.6 等を、さらに、明るい単焦点レンズを加えれば使いやすいレンズシステムとなる。おすすめは 50mm F1.8G
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II はより小型、軽量なので D3300 や D3200 とのバランスがよい。
AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED
Nikon D2x に付け使っていたが、D3 と 24-70mm F2.8 に替えた際処分した。
将来FXフォーマットを使う可能性があれば、24-70mm f/2.8G を使う手もあるが、このレンズは約83mm相当まであるので使いやすく、又比較的軽量でもある。
古いレンズなので、そろそろ 16-55mm f/2.8G VR か 16-85mm f/4 を出してほしい。
Tamron 17-50mm F2.8 VC (Model B005)
軽量小型で、手ブレ補正機構もついている大口径標準ズームレンズだが、75mm相当までなので、APS-Cサイズ(DXフォーマット)ポートレート撮影では、少しボケが足りない気がする。
詳細は こちらの記事をご覧下さい。
Tamron SP AF28-75mmF/2.8 XR Di LDAspherical [IF] MACRO (Model A09)
フルサイズ用大口径標準ズームレンズだが、小型軽量なので、DXフォーマットで使うのによい。
開放では柔らかい表現ができ、ポートレートやマクロ撮影に好んで使う。F4以上に絞ればシャープになり、風景撮影にも使える。
長い名前だが、マクロの言葉が付いていて、75mmまで寄れる。DXフォーマットで撮影すると約112mmの望遠マクロレンズとして使え、最大撮影倍率約1/2.7になる。
ポートレートに使うと112mm相当大きなボケの良さを活かすことができる。
詳細は こちらの記事をご覧下さい。
このレンズは売却してしまったが後悔しており、もう一度購入したいと考えている。
広角側が足りない場合には、広角ズームレンズ、例えば 10-24mm f/3.5-4.5 で補える。
AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR は軽量なFXフォーマットレンズで、約35-130mm相当
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR は約35-180mm相当になる。
FXフォーマット標準ズームレンズの詳細は こちらの記事をご覧下さい。
AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II
マイナーモデルチェンジで、旧型の 18-200mm を売却していたが新型を再度購入した。
ズームロックスイッチが新設されたが、ロックしておくと不意の撮影の際ロック解除に時間がかかりチャンスを逃しやすいので要注意。
レンズ構成図を見ると変わりはなく、MTF曲線図も同じで、基本的なレンズ性能は変わっていないよう。
200mm で撮影してみたが、望遠域の解像度は旧モデルより良くなっているように感じる。又、逆光の厳しい条件で撮影しても、フレアやゴーストの発生は少なく、抜けのよい画像が得られ、コーティング改善の効果が感じられた。
高倍率ズームレンズは便利なようで、使いこなしが難しい。
ベテランで画角がりかい出来ている人はよいが、ズームで調整しているとレンズの特性を活かせない。
詳細は こちら をご覧下さい。
ズームレンズと単焦点レンズを組み合わせると、多彩な表現ができる。
右は 50mm f/1.4G
絞りF1.8
絞りF1.8
カメラ & レンズの選び方、使い方の詳細は こちら をご覧下さい。
単焦点標準レンズ
Nikon D850、58mm f/1.8G、絞りF1.6
画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く |
58mm f/1.4G |
右は Nikon Df
58mm f/1.4G 絞り開放で撮影
ニコン Df でポートレート撮影を行った。
58mm f/1.4G、絞り F1.4
Nikon Df
58mm f/1.4G、絞りF4.5
ISO 10000
58mm f/1.4G、絞りF4.5
ISO 10000
ニコン Df レンズキット
50mm f/1.8G で撮影
右は絞りF2.5
Capture NX-D 現像時ピクチャーコントロールをビビッドにした。
Photoshopで虹彩絞りフィルターをかけた。
RAW現像時、モノクロ化した。
Nikon Df
Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
絞りF5.6
Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
絞りF5.6
Capture NX-Dで現像時ピクチャーコントロールをモノクロにし、フィルター効果をYellowにして、輪郭強調、明瞭度を少し上げた。
このカメラ、レンズは質感表現に優れる。
モノクロ写真の詳細は
カールツァイス Makro-Planar
50mm F2 は、ハーフマクロで、F2の開放値を活かしボケの美しい表現ができる。開放からシャープ。
Nikon D810 で撮影。
絞り開放
絞り開放
しかし、望遠、広角レンズと比べると表現がおとなしいとも言え、意外と使いこなすことが難しい。
ポートレート撮影では、顔をアップで撮影すると歪みが見だつ場合があり、余り近づきすぎない方がよい。
標準マクロレンズは、一般撮影もでき、標準単焦点レンズの代わりとして使うことができる。
昔から風景撮影では、標準ズームレンズは使わず、標準マクロレンズを使っている。
単焦点標準レンズについては詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。
レンズの使い方については ▶ こちらの記事をご覧ください。
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FEATURE
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Fuji GFX50S II X-Pro3 X-E4 Fuji X-T5 X-H2 X100VI |
Hasselblad |
ライカの魅力, M10M SL2, CL Q3, Q2, Q2 Mono |
紅葉の撮影 |
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