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IMG_2477Hasselblad 907X & CFV II 50C
ボディの厚さはわずか3cmのシステムカメラ。古いHasselbradも使える。
レンズは 45mm F4 パンケーキレンズと、オールドレンズを使う。
三脚に付けて使うのがよいが、今回は手持ちで撮影した。
下は明暗差が大きい条件下露出補正せず撮れてしまった。
中判のせいでダイナミックレンジが大きいので暗部はつぶれていない。
B0124812

Hasselblad
45mm
絞りF5
JPEG


IMG_2564ライカQ3 は新しい60GBセンサー、エンジンによるせいか、高感度特性に優れ、ダイナミックレンジも大きい。
Summilux 28mm F1.7 ASPH は高画素に適応できている。
Q1000623
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Leica Q3
絞りF1.7
Natural
JPEG


IMG_2228L1020192

Sigma 50mm F1.2 がLマウントレンズに加わったことはうれしい。
745gと軽量小型で、長時間のポートレート撮影でも疲れない。
ボケもきれいでポートレートによい。
前玉が72mmと小さいので口径食(キャッツアイ)が画面隅に出るのは仕方ないが、F2まで絞ると気にならない。
50mmで汎用性が高くスナップ撮影や日常使いにも使える。

Leica SL3
Sigma 50mm
絞りF1.2


IMG_1962
_ZFA5642
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カメラ記者クラブ 発表の
「カメラグランプリ2024」レンズ賞、及び
「あなたが選ぶベストレンズ賞」に
Z 135mm F1.8 S Plena が選ばれた。

作例は ▶ こちらの記事もご覧ください。

Nikon Zf
135mm
絞り1.8

Nikon Zf, 135mm F1.8
LUMIX S5II, Sigma 50mm F1.2,
S35mm F1.8, S24mm F1.8 持参

IMG_2571Z 50mm F1.4 は Z 35mm F1.4 につづくF1.4シリーズで
最近のレンズには珍しくコントラストがやや低いが、ボケが美しくポートレート撮影によい。
_NZ63166

Nikon Z6III
50mm
絞りF4
-1EV


IMG_0286_GFX2413

GF80mm F1.7 は約64mm相当の画角になる。

編集者のことを考え少し広く撮影しておく方がよく、この焦点距離はコマーシャル・フォトやスタジオ撮影に使いやすい。

ボケは80mm F1.7で、フルサイズ64mmで
F1.3相当のボケになる。

私の経験では中判のボケはフルサイズと少し違い、標準レンズ域でも大きなボケが得られる。

例えば人物をバストアップで30度程度斜めから撮影する場合ほぼ両目にピントが合い、ボケすぎることがなく、バックは大きくボケる。

80mm、絞りF1.7
Astia、JPEG、trimming

ポートレート撮影はモデルとの共同作業になり、モデルと良い関係を築くことが良いポートレート写真を撮る重要なことになる。

写真は人物に始まり人物で終わると言われる。
それほど人物写真は奥深く、又楽しい。

ポートレート(ポートレイト、人物)写真は良い機材や優れた技術だけで撮れるわけではなく、被写体である人物との関係が重要で、その関係が写真に現れる。技術でやれることはしれている。

お互いのhonor, resprct, loveがなければうまくいかない。
惚れないといい写真は撮れないが、惚れすぎてもいけない。

もう一つ重要なのは、自分の思い。女性をきれいに撮りたい、
優しさを撮りたい、生きる強さを撮りたい . . .

しかし、難しいのは、思いが強すぎてもうまくいかない。
自分勝手になってしまってはいけない。

一人一人顔が違うだけでなく、personalityが異なる。
相手のidentityを大切にしている。撮影者と共鳴する時
素晴らしい写真が生まれる。

最近は撮影するというより、撮らせていただいている
という感じが強くなった。自分一人では撮影できない。
モデルに感謝

右はソフトフォーカス効果により柔らかい表現にした。


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右はシャープな中にソフトなボケが得られるこのレンズの特性を
活かした。

Nikon D5
105mm f/1.4E
絞りF1.6


ポートレート撮影では、撮影ポジション、アングルを自由にしたいので、全て手持ち撮影で、三脚は使ったことは無い。

写真の楽しみ方は色々あるが、ここでは作品撮りを前提に、
ポートレート写真撮影の基本等について述べる。

アート作品をつくろう。






ポートレート撮影の基本


Jill Greenbergは
”Look, something shiny” と言っている。

"Shoots First, Asks Questions Later"


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モデルの輝きを引き出し、輝いた一瞬を捉えればよい。
モデルがのってきたのに合わせて爆発すればよい。

このPlayboy Playmateとは長時間chat、talkし、話しが弾んだ。

和気藹々で撮影出来たが、彼女のキャラクター、ライフスタイルの素晴らしさ、優しくピュアな心、可愛らしさを表現できるまでに至らなかった。

写真は難しい。再度撮影したい。

親しくなりすぎてもうまく撮れない。どこかにクールに見る目を持っていないと本質を写し出すことができないのかもしれない。

右は撮影が終わって私服に着替え、もう一枚と言って振り向きざまに連写で撮った写真

ポートレート撮影に定石は無い。

事前にどう取るか考えることも大切だが、会って話しをして相手のことをよく知ることの方が大切。どう撮れば美しく撮れるかアイデアが湧いてくる。

撮影前の準備も大切だが、固執せず会った雰囲気で臨機応変に変えていくことも重要。

ポートレート撮影テクニックについては ▶ こちらの記事をご覧ください。

ポートレート モデル


モデルの魅力を引き出すには、なるべくリラックスしてもらい、自然な感じが出るのを待つのがよい。人によるが、シャッターを多く切って慣れてもらうのもよい。モデルをほめてあげることで良い雰囲気になることもある。日本語では恥ずかしければ英語でほめるのも手。外人モデルの場合は単語でよいので遠慮せずに話しかけるのがよい。

どんな人でも良いところを持っており、フォトグラファーやヘア/メイクアップ・アーティストの役割は、その良いことろを引き出し、表現することにある。

まずは、ナチュラルメイクで、ナチュラルな表情、表現をしてもらい、モデルの”素”を見るようにして、その中でモデルの良さを見つけるようにしている。撮影途中で撮った写真を見せてあげることで、モデルにも喜んでもらえる。

モデルとのコミュニケーションが重要

どんな写真を撮りたいのか伝えてあげ、良い写真が撮れそうなことを伝えると、モデルは安心する。
一番いけないのが曖昧な指示 で、自由に動いてほしい時はその旨はっきり伝えるとよい。

気に入った撮影チャンスの時に、単純な言葉を発することから始めるとよい。英語で "nice" とか "beautiful" でもよい。日本人モデルでも、のってくると英語で指示することがある。

ベテランのモデルは自分の引出しを沢山持っている。

"No" と言うと違う引出しを開けてくれる。

自分の引出しをどう開けるかが難しい。

少し無理な姿勢を指示し、良い表情を引出せた。

彼女の性格の良さが表現できた。

個性的なモデルが好きだ。

Affinity Photo で調整し
モデルの良さを引き出すようにした。

モデルへの指示方法は色々なスタイルがあるが、映画監督のつもりで、映像の一部を切り取り作品にすることを考え、指示を出すのも一つの方法。

自分の作品集を持っていき、モデルに撮影意図を説明することも一つの方法で、モデルが自分のイメージに合わせてくれる。


赤ちゃんの写真は柔らかく表現するのがよい。

単焦点レンズを開放近くで撮影し、窓からの光等柔らかい光を利用すると柔らかい表現ができる。

古いプリントをスキャンした。





お年寄りは年輪が表れる表現がポイントになる。



ポートレートは女性写真に限ったわけでなく、男性写真もあり、又、子供からお年寄りまで巾がある。


紙漉き作家取材で撮影

昔モータースポーツを撮影していて、よくレースクイーンを撮影させてもらった。



右はモロッコで、ガイドにモデルになってもらった。

男性を撮影するコツは、少し絞って、斜光等硬い表現の方が適する。












モデルはプロフェッショナル ポートレートモデルでもよいし、アマチュアでもよいが、個性的で、自分を持っているフォトジェニックな人を好む。モデルによって作品の出来が大きく左右される。どんなに良いモデルでも、自分が気にいらなければ良い作品はできない。

モデルへの配慮も必要で、人によるが、一緒に食事をしたり、休憩時間に飲み物を用意したり、iPod にスピーカーをつないで音楽を流したりしている。

モデルが見つからない場合、鏡やタイマーを使ったセルフポートレート撮影で勉強するのもよい。セルフタイマーやリモートコード、リモコンでポーズを付けるだけでなく、リピートタイマーを使って、自然な自分を写してみるのもよい。

私の場合は、人形を使ってよく実験をしたり、レンズの特性を調べたりしている。

右は、サランラップに油を塗ってレンズフードの前に付け、ソフトフォーカスのテストを行った。

自撮りできれいに撮る45度のポーズは下記。

後できれいにメイクするデジタルメイクは ▶ こちらの記事をご覧ください。

モデルのポーズ、表情


ポートレート撮影で人物を魅力的に撮るには、45度がポイント。

身体をねじってもらうとセクシーさを表現できる。

ポートレートライティングにおいても、45度斜め、45度上からの光が人物を魅力的にすることができる。

窓からの光を利用する場合には、窓に向かって45度位に立ってもらう。

魅力的なポーズについて詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。


スナップ・ポートレート


IMG_2316
_1012292
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LUMIX S9 に Sigma 24-70mm F2.8 を付けると
アンバランスに見えるが鏡胴を持てば
難なく撮影できる。

犬も一緒に散歩しながら撮影

LUMIX S9
24-70mm
ハイブリッドズーム120mm
絞りF2.8
Natural
JPEG
自然な彩度調整

SDカードを忘れ、モデルに持ってきてもらう失態をおかした。

スナップ・ポートレートの詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。

_1012186

LUMIX S9
24-70mm
70mm
絞りF2.8
Natural
JPEG
自然な彩度調整


ファッションフォト




モード写真、ビューティーフォトの撮影では、コンセプトを明確にし、全員が理解して、コラボレーションすることが重要になる。

ヘア・メイクアップアーティスト、スタイリストと、モデルの魅力をどのように引き出すのか、よく打ち合わせるのが重要で、モデルの個性を活かした撮影ができる。

HMUA: Asuka 
Stylist: Ayaka 



ランジェリーのモノクロをセピア色にし、一部の色を残している。

Nikon D500
50mm f/1.4D、絞りF2.2



ファッション写真をモノクロにするのも場合により趣きがある。

一部の色を残しパートカラーにした。

Nikon D750
58mm f/1.4G、絞りF4


















下は Nikon D3X、24mm f1.4G



_DSC0022-1ヘアの美しさを出すには、ヘアに合わせたRAW現像を行い、背景・顔に合わせたRAW現像画像の上に重ねるとよい。

HMUA: Yuki



ブライダルフォト


IMG_1437ポートレート撮影では高速連写にしてモデルのポーズや表情の変化を追った。

Z 28-75mm F2.8 は期待通り素晴らしいレンズで Z 24-70mm F2.8 と同様ボケがきれい。
_Z8A0029
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Nikon Z8
28-75mm
絞りF2.8
+1.33EV
Portrait


_DSC0022-1結婚式の写真は大口径標準ズームレンズと大口径望遠ズームレンズでほとんど撮れるが、単焦点レンズを加えると表現に幅ができる。

スポットライトや会場のライトの色温度が異なる場合が多く、顔の色が暗くなったり色が悪いことがある。スポットライトが強い場合が多く、顔に陰が強く出てしまうことが多い。大きなフラッシュを用いることもあるが、その場合にはフラッシュの陰が出てしまうことになる。

花嫁の顔に陰が出たり、他の人より顔が暗かった場合は、後処理で調整するしかない。
詳細は ポートレート写真の画像処理テクニックの記事をご覧下さい。


_DSC0022-1

_DSC0022-1
右は 24mm f/1.4 で撮影




_DSC0022-1



_DSC0022-1




水着のポートレート



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水着ポートレートはスタイルのよいモデルがよい。
健康美をねらって撮影した。
詳細は こちらの記事をご覧下さい。

和服のポートレート



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和服が
似合う

Leica CL
18mm
絞りF3.5
JPEG



コスプレ、姫、クラシックファッション等


セーラー服姿の可愛らしさを表現した。



お姫様ルックに着替えてもらい、街歩きしながら撮影した



クラシックファッション




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Nikon D500
58mm f/1.4G
絞りF1.6



ソフトフォーカス


女性写真では柔らかい表現も試してみたい。ソフトフォーカスレンズを使わなくても、フィルターや画像処理等色々な手法でソフト効果を出すことができる。

ソフトフォーカスの
詳細は こちらの記事をご覧下さい。

Nikon Capture NX-D でRAW現像時、明瞭度を低くしてソフト効果を出すことができる。

レンズの良さも相まって、美しいボケになり、フェミニンな魅力を出すことができた。

Nikon D750
58mm f/1.4G、絞りF1.6



ハイキー、ローキーに仕上げる


Affinity Photo で
ハイキーにした。


softfilterソフトフォーカスにする場合は少しハイキーにする方が雰囲気が出る。

Nikon D750
58mm f/1.4G
絞りF2
Capture NX-D でRAW現像時
明瞭度を下げている


ハイトーンに仕上げソフトな感じを強調した。


わずかに色を残して柔らかさを出した。




_DSC0022-1ローキーにするのは撮影時にそのように設定するのが望ましい。右はフラッシュをたかず、アンダーに撮影している。

ただ、暗くすると色がケバケバしくなることがあるので、彩度を落とした方が雰囲気が出る。右の画像は後処理で銀残し風にした。


LED懐中電灯で一部を明るくし、暗い室内の雰囲気を出した。



D3 14-24mmF2.8

モノクロのポートレート


色を無くすことで、写真が単純化され
被写体の本質が見えてくる。


















下の左はハイキー、軟調にし、少し色を残した。
右はローキー、硬調に仕上げた。



モノクロ写真のテクニックについては こちらをご覧下さい。

夜のポートレート撮影


夜の人物撮影では、人物と背景のバランスが重要。

うまくいかなかった時にはHDR処理(詳細下記)等画像処理が必要となる。



画像をクリックするとA3プリントサイズ相当拡大画像が開く
瞳に小さな光が写っている。

Nikon Z7
50mm f/1.8、絞りF3.2

▶ 夜のポートレート撮影についてはこちらの記事をご覧ください。

背景の重要性


バックが主張しすぎるとよくないが、主役を引き立てるようなバックを選ぶことは重要。



夕方の雰囲気を強調する為、Capture NX-D のコントロールポイントを用いて部分調整した。




画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く



詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

超広角レンズ 14-24mm の広角端で撮影しているので、背景が非現実的になって面白い。






広角レンズは、背景を広く写すことができ、背景を活かした写真が撮れる。

Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF3.2




下は Nikon Z7
20mm f/1.8G、絞りF10


NikonD5+105mmF1.4
Nikon D5、105mm f/1.4E

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望遠レンズは背景をボケした表現ができ、ポートレート撮影でよく使われる。



インスタグラム用写真


_1170828
Nikon D850、28mm f/1.4E


インスタグラムでは正方形のスクエアフォーマットが標準になっており、撮影後にトリミングすることもできるが、できれば撮影時にクロップするか、クロップを前提に撮影するのがよい。

Nikon D850
28mm f/1.4E
絞りF1.4



_1010136instaInstagram では
最近1:1でない写真も投稿できるようになった。
投稿方法は問合せください。

Lumix S5
20-60mm
絞りF4.5



ポートレート撮影テクニック


ポートレート写真の作品撮りでは、テクニックにこったり、ポーズをつるより、自然な雰囲気の中からモデルの良い瞬間を撮るようにすることが多い。

モデルの美しさに感動していることが伝われば、モデルものってくる。

感動がシャッターを押してくれる。

ポートレート撮影テクニックについては ▶ こちらの記事をご覧ください。

ポートレートレンズ




85mmは代表的なポートレートレンズで、適度な立体感と、歪が少ない自然なポートレート写真が撮れる。



超広角レンズを使うこともできる。

Nikon D850
20mm f/1.8G、絞りF2.8

▶ ポートレートレンズについてはこちらの記事をご覧ください。

ライティング


_Z7A9607
Godox V1 & TT685 & TT350
godoxpro_1180192ref

フラッシュ3台 Godox V1、TT685 と TT350、電波式ワイヤレスフラッシュシステム トリガー Godox Xpro とレシーバ X1 R、
ビューティーディッシュ、グリッド付きリフレクター、ソフトボックス4つ 60cm、120cm、60×90cm、15×20cm、
86cmトランスルーセント アンブレラ(グラスファイバシャフト)、ライトスタンド190cmと150cm、60×90cmレフ板、等
これだけ購入しても約8万円で、安価にライティングシステムが揃えられる。


Nikon Z50、50-250mm、絞りF4.8

海外旅行に汎用単三電池が使える
Godox TT685 と TT350 を持って行った。

Godox Xpro をカメラに付け、
TT685をメイン光に、TT350を天井バウンスし、
オフカメラライティングした。

ポートレート写真の作品撮りでは、なるべく自然光を活かして撮影するようにしている。

人口光で一番手軽な光源はフラッシュ(ストロボやスピードライトともいう)だが、そのまま使うと硬い光になってしまい、強い影が出てしまう。

一般的には柔らかい光がよく、ディヒューザーやバウンス アダプターを付け、光を柔らかくすることができる。又、光源と反対側にレフ板を置くのもよい。

又、立体感を出す為、フラッシュはオフカメラで使うのがよい。フラッシュは三脚に付けてもよいが、ライトスタンドはそんなに高くなく、軽量なので、できれば1本持っているとよい。

ライティングの詳細は▶ こちらをご覧ください。

ポートレートのRAW現像、画像処理、デジタルメイク


Affinity Photo で
ハイキーで幻想的なポートレート作品にしてみた。

右は元画像(16bit TIFF、AdobeRGB)


極端に明るくし、ホワイトバランスをブルーにふった。

調整のサンプル画像を選択した後
スライダーで微調整した。

こうした極限の調整では
視覚的に確認できる Affinity Photo
ではやりやすい。

Affinity Photo については
▶ こちらの記事をご覧ください。

Frequency Separation は
高周波と低周波を分けて画像処理することで、ツルツル肌にすることなく、滑らかで自然な感じの肌に仕上げることができる。

Affinity Photo ではフィルターで
Frequency Separation が簡単に
使える。詳細下記

make-makeナチュラルメイクで撮影し、
後処理でデジタルメイクした。

デジタルメイクでモデルの個性を強調し
より美しくすることができる。

目の下を濃くし過ぎると厚化粧の印象が強くなるので控えめにするが、目尻の方は少し濃くする。

付けまつ毛の下の目尻の部分を濃くすると目が大きく見える。

描画モードをソフトライトにするとよい。詳細下記




ポートレート写真のRAW現像、画像処理、デジタルメイクについては
▶ こちらの記事をご覧ください。


肌の色


HomeStudio
ホームスタジオに設置した
イタリア製シャンデリア
肌の色は個人差があるが、日本人の肌は白人と比べると黄色味を帯びており、忠実色で表現するのか、ピンクがかった白人の肌の色に表現するのか、ケースバイケースで判断する必要がある。

グローバルに見れば日本人が感じる明るさや色と違う感じ方をする人も多くいる。




下はスイートルームのシャンデリアをメイン光に温かい雰囲気を出した。フラッシュを補助光として利用している。



肌が白いモデルで
柔らかい光でライティングしてソフトな感じを出した。


_DSC4331

_DSC4331日本人と欧米の人との肌の色の好みにも明らかな差がある。
褐色の肌の色にあこがれ肌を焼く子が多い。

又ライトの色温度にも好みの違いがある。
欧米の超一流ホテルやレストラン、クラブに行けばわかる。
ほとんど一日白熱灯の下で暮らす北の方の人もいる。

黒目の人と青、緑、グレイの色の目の人では、明るさや色に対する感度が違い、水晶体に違いがあるようだ。海外でテレビを見ると日本とは色が異なる。

肌の色は、撮影時は忠実に記録し、後で調整するのがよい。

現実と違う肌の色は最初は良いと思うかもしれないが、飽きてしまう。

メイクも特殊な場合を除き、ナチュラルメイクにして、必要に応じて後からデジタルメイクを施す。

右はホワイトバランスを色温度3200K位にして青を強調した。


メイクアップアーティスト(MUA)により、又使う化粧品の色が違うことも影響する。又、レタッチャーによって色が変わってくる。私は基本的に現地のMUA、レタッチャーにまかせる。

モデルから化粧品の銘柄を指定されることもあり、自分で化粧品を持ってくるモデルもいる。確かに光を当てると肌の艶が違っていた。

MUA: Susie



複数の画面を表示している
Affinity Photo では
肌の色調整はHSLカラーホイールで直感的にできる。





撮影機材、カメラ用品




MacBookProM4カメラの設定から後処理までのワークフローを決めておくと、効率的に処理ができ、完成度の高い作品が得られる。ここでは作品づくりを前提としたワークフローについて述べている。仕事でもワークフローの基本は同じだが、依頼内容やクライアントによりワークフローが異なる。


カメラバッグはフルセットを持って行くにはローリータイプを用いるが、気楽なスナップポートレートでは、小型軽量なショルダータイプを用いる。

think TANK photo Retrospective 20Nikon D5 やバッテリーパックを付けたNikon D810 に、24-70mm F2.8 を付け、70−200mm F2.8 を横に入れ、小さなフラッシュも入る。柔らかい素材でできており、街歩きに適する。

Tumi+ThinTankPhoto
ロケーション用には、一般のキャリーバッグに、ライティング用品やレンズ等を入れ、上にショルダーバッグを載せることが多い。

think TANK photo Urban Disguise 50、35ショルダータイプのバッグで、海外撮影用にもよく使っている。

Nikon D5 又は D810 に 70-200mm f/2.8、24-70mm f/2.8、単焦点レンズ数本を入れることができる。

13インチ MacBook Air も入る。

_1170521Think tank photo Stuff-it! は小さなポーチだが、歩いたりしゃがんだりする時にじゃまにならないのがよい。

フォトグラファーにとって最も重要なのは撮影データ。撮影直後、同時記録したダブルスロットのメディアは
別々の所に入れ、一つは必ず身に付けるようにしており、何があっても一つのメディアが残るようにしている。
thinkTank Photoのメディアケースを中に入れ、紐に付けたクリップでポーチに留め、落ちないようにしている。

又、できるだけ早く(なるべく撮影現場で)外付けハードディスクやSSDにバックアップを取るようにしている。

撮影機材、写真用品については こちらの記事をご覧下さい。

ポートレートレンズについては こちらの記事をご覧下さい。

ポートレート撮影テクニックについては こちらの記事をご覧下さい。

ポートレート写真ギャラリーは ▶ こちらをご覧ください。

モデルとの契約により写真の不正使用に対し損害賠償請求します。

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要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。

写真Gallery


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