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_DSC1463-1自分の作風を作りたく
日本画調の作品をアート紙や和紙にプリントし研鑽している。

▶ 詳細はこちらの記事をご覧ください。



2020年1月


世界中の人達が写真をを楽しみ、カメラは世界の出来事を記録し、伝え、感動を呼び、時代を変えるきっかけを作ってきた。

スマートフォンの普及により多くの人が写真を楽しむようになり、カメラの使い方、楽しみ方が大きく変わってきているが、新しく写真を楽しむ人達が、やはりカメラは良く写る、いいなと思ってもらえるまでに至っていない。

倶楽部の初心者や周りの人を見ると、フルオートでシャッターボタンを押すだけで、設定を変えることはほとんどしない。

オートのインテリジェント化をもっと進め、(スマートフォンとの連携で)ディープラーニングして一人一人の好みに合った写真にならなければ、スマートフォンより良い写真が撮れると思ってもらえない。

クラウドに知らずに写真がアップされ、SNSに写真をアップしたり、知人に写真を送ったり簡単にできないとスマートフォンの方が便利ということになってしまう。

未だ未だ声なき声に耳を傾けることができていない。

ほとんどのお客様はもの言わずで、気に入らないものは買わない。「お客様」はかしこい。セグメンテーションが明確でないと商品は売れないが、対象の人の潜在的なニーズ、価値観を理解し、訴求できなければ意味がない。

「お客様第一」は自分の立場を捨てて、対象のお客様の立場で真に考えること。

「あほ」になることも必要。“Stay foolish. Stay poor.” Steve Jobs
かしこ過ぎたり、思い込みが過ぎると一般の人の考えていることがわからなくなる。

カメラの販売台数が減っているが、レンズ交換式カメラは約20年前、デジタルカメラ創成期に戻りつつあるとも言える。勿論ユーザーの世代交代があり、ニーズが異なってくるが、プロで無くても仕事で写真を撮る人、趣味で写真を楽しむ人は増えており、これらの人に価値を提供すれば未だまだカメラの将来はある。

新しい領域で映像の必要性が今後ますます高まってくる。

約30年前、未だデジタルカメラやインターネットが世に知られていない頃、スーパーコンピュータも使って研究していると、将来スーパーコンピュータが小さくなり、車やカメラ等あらゆるモノに搭載されるようになったら、人間の目に代わり、自動車の運転、街のセキュリティ、医療や介護等を、カメラとコンピュータが担う、あるいはサポートするようになると考えたが、現実化してきている。

すでに莫大な数のカメラが人の目に代わり、人を助ける為に使われている。

自動車には複数台のカメラ、レーダーが搭載されるようになり、人に代わって、より安全に自動走行できることも夢で無くなってきた。詳細は▶ こちらの記事をご覧ください。

スーパーコンピュータを超える量子超越は画像処理が得意で、ネットでつながると、新しい可能性が広がる。

既存の価値観を破壊し、新しい生活スタイルや価値提供モデルを提案するディスラプション(イノベーションを超える破壊的創造)が求められている。

グローバルにモノ*を売っているのに、考え方や、行動、人材がグローバルになっていない。
世界の英知を集めて開発しなければ負けてしまう。
物ではなく、モノ* =(感動や夢、つながり、創造性)を売っている。

カメラがネットにつながり、世界中で撮影された写真のビッグデータにアクセスできるようになると、カメラはどう変わっていくのだろう。


ニコン創立100周年(2017年6月)
写真を志し30年(2015年元旦)


要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
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