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部分的な調整
カメラの設定や画像処理はどこまでやってよいのだろうか。

芸術は自由。違和感が無く、訴える力が強くなるのであれば、作品の表現方法として考えてよいのでは。

フィルムカメラの時代でも、結構派手なフィルムもあった。

海外の作品を見ると、多様な表現方法がある。表現は自由

_D8A0974_neutralデジタルカメラになって、当初色や彩度、コントラストが控えめで、フィルムの方がよいという意見が多かったが、最近のJPEG撮って出しは見栄えがよいようになってきた。

ピクチャーコントロールをニュートラルとして後処理耐性を大切にしてきた。

右はピクチャーコントロールをニュートラルにして後処理耐性を高めているので、コントラストや彩度が低くねむい画像になっている。

ピクチャーコントロールを風景にするだけで、ベルビア調にすることができる。

D800E 上高地
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簡単な画像処理


アジサイの道を撮影したら、手前の大きなアジサイが暗くなってしまった。



明るさ・コントラストの調整レイヤーを作成し、手前のアジサイに合わせて明るく、少しコントラストを高くすると、他の部分が白っぽくなってしまう。



レイヤーマスクを作成、反転させ、一旦このレイヤーの効果を無くす。白のブラシで明るくしたい部分をブラシでなぞるとその部分が明るくなる。

この部分の彩度を上げたいので、色相・彩度の調整レイヤーを作成し、上記のレイヤーマスクをコピーし、彩度、色相を調整した。

レイヤー、レイヤーマスク、ブラシの使い方については
下記

全体を見ながら、明るさ・コントラスト、自然な彩度を調整して仕上げた。



昔フィルムカメラで上高地を撮影した写真を、フィルムスキャナーでデジタル化した。

元々何が主題かわからないが、それはさておき画像処理した。



画面下が暗いので、明るさ・コントラストの調整レイヤーで明るさとコントラストを増し、「すべての領域を隠す」レイヤーマスクを作成。

明るくする部分を白のブラシで塗り、濃度とぼかし、又レイヤーの不透明度を調整した。

山が目立つよう、トーンカーブの調整レイヤーでトーンカーブを調整し、「すべての領域を隠す」レイヤーマスクを作成し、上と同じように、山、及び池に写る山を選択し調整した。

色相・彩度の調整レイヤーでレッド、イエロー、シアン、ブルーの色相、彩度、明度を調整した。


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最終画像



画像処理のワークフロー


高画質の作品づくりを行うには、RAWで撮影することが必須と言ってもよい。

RAWデータは撮像素子に記録された情報を生で記録したデータで、JPEGデータよりデータ量が大きいが、それだけ多くの色や明るさの情報が記録されている。

JPEGデータは8bit(256階調)でデータ量が小さいが、撮影時の多くのデータが失われており、後処理耐性が低い。

12bitでは4096階調、14bitでは16384階調となり、少なくとも12bitでデータを記録し、16bitのTIFFでデータ保存するのがよい。

作画意図を表現し、高画質な写真を出力する為には、写真撮影から最終出力までのワークフローにおいて、カラーマネージメントしておくことが重要。写真を正確な色、明るさで出力する為、カラーマネージメントが必要となる。

カラーマネージメントの詳細は こちらの記事をご覧下さい。

RAW現像、画像処理の実例


右は元画像で、灯火の色をもう少し強調するようRAW現像しなおした。

Nikon D800E
28mm f/1.8G、絞りF1.8

ピクチャーコントロールをスタンダードから風景に変更すると、コントラストが強く、青が強すぎたので、元のスタンダードのままにした。

LCHエディターで赤を少し強くした。



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風景写真ではピクチャーコントロールを風景にして撮影している。

右はオリジナルの画像だが、桜の色が濁って見える。



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元画像のRAW現像時ピクチャーコントロールをスタンダードに変更し、少し明るくした。
ピンクが少しのっぺらぼうになったので、明瞭度、コントラスト、色の濃さ、彩度を上げた。

ニコンのRAW現像ソフト
Capture NX-D については 
▶ こちらの記事をご覧ください。

右は、Fujifilm X100s の
Velviaフィルムシミュレーション
モードでカメラ内現像してみた。

昔使っていた Velvia 50 の色調が再現できている。

個人的には鮮やか過ぎて好きではない。

自分でVelvia風に画像処理した。





右は朝日が登ってくる前に撮影。

厳しい光の条件だったので、何度もRAW現像をしなおした。

Nikon D800E
70-200mm f/4G、絞りF8
Capture NX-D で現像



Nikon D3、14-24mm f/2.8G、14mm、絞りF5.6
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古いRAW(NEF)データを最新の NX-D ソフトでRAW現像し直すことができる。

上はオリジナルデータで、露出補正を+0.3EV、ホワイトバランスを晴天、ピクチャーコントロールを風景にした。さらにトーンカーブで全体に明るくした。

右の写真のようにきれいに現像できた。

写真の色の表現には、忠実色重視と印象色重視がある。フィルムカメラで撮影すると、忠実に色を再現できるかというとそうではなく、古いリバーサルフィルムを見てみると、意外と彩度やコントラストが高いことに驚く。

それに対し、デジタルカメラで撮影した元データは忠実色に近く、印象がうまく表現出来ないことがある。現実離れして作りこんだ色は嫌いだが、印象を表現するための画像処理は重要と考えている。


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明暗差が大きな条件だったので、上の画像に+1EV露出補正した画像を
RAW現像し、HDR処理した。

Nikon 1 J3、10-100mm f/3.5-5.6


山と空の明るさと地面と木の明るさの差が大きいので、段階露出してHDR処理した。

メリハリがないと言って彩度を上げすぎると色飽和を起こし階調性が無くなったり、不自然な写真になることがある。

コントラストを極端に上げるとトーンジャンプが起き、不自然な写真になることがある。

シャープネスを上げすぎると縁取りがあるような写真になることがある。

極端な調整は慎重にする必要がある。








HDR処理の詳細は こちらの記事をご覧下さい。


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雪の北海道だが、きれいなイメージになっていないので、ハイキーで仕上げた。

背景をコピーしたレイヤーを作り、彩度を下げ、レイヤーの描画モードをスクリーンにして明るくした。透明度を適度に調整してイメージ通りにした。

右をクリックすると、拡大画像が開く。

明暗差が大きく、1枚の写真では明るい部分から暗い部分まで記録できない場合には、露出を変えて複数枚撮影し、後で合成することになる。

右は太陽の当たった部分と、影になっている部分の明るさの差が大きく、RAW現像の際露出補正した画像を合わせてHDR処理した。

HDRの詳細は こちらの記事をご覧下さい。

風景写真で、手前から奥までピントが合った写真にするにはレンズの絞りを大きくしないといけないが、シャッター速度が遅くなるので手ブレに気をつける必要がある。

三脚を持っておらず手持ちで撮影したが、暗い条件で絞るとシャッター速度が遅くなり手ブレの恐れがあったので、それぞれ山と、雪の手前に合わせて撮影し、深度合成した。Photoshop の「編集/レイヤーを自動合成」で自動で深度合成することもできる。

迫力を出すため、Photoshop CS5.1 のHDRトーンを使い、ダイナミックな表現にし、さらにダストを加え、荒々しい表現にした。

右は夕焼けの赤を強調した。

特定色の選択でレッドの色を調整してもよいが、特定色の選択では不自然な色になることがあり、私はほとんど使わない。

元画像をコピーしてレイヤーを作り、トーンカーブの赤で山の色を調整した。畑が不自然な色になったので、元画像をもう一つコピーしてレイヤーを作り、畑の色を調整した。不要な部分をレイヤーマスクで消し、最後に各レイヤーの透明度を調整して不自然さを無くした。

夕日の雰囲気を出す為ホワイトバランスを調整し、グラデーションツールで夕日を強調した。











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HDR (High Dynamic Range) は
ダイナミックレンジ
(写真に表現する明暗差)を調整
することで、1枚の写真の中に
より広い範囲の明暗差を表現できる。

逆光で明暗差が大きかったので、
RAW現像時シャドーを持ち上げ、
さらに、Nik Collection の
HDR Efex Pro 2 で調整した。

上の左はRAW現像したままの画像
右は HDR Efex Pro 2 で処理
右の画像を50%適用し、
一番上の画像にした。

右は鮮やかなトワイライトのバックに、ライトアップされた赤レンガ倉庫を撮影した。

昔撮影した画像でノイズが多かったので、Nik CollectionのDfine 2でノイズ低減した。
右の画像をクリックすると、拡大画像が開く。

Nik CollectionのAnalog Efex Pro 2を使いクラシック調にしてみた。

これも趣があってよい。

Google の Nik Collection は無料でダウンローロでき、コントロールポイント U pointを使った部分的な処理ができる。

Nik Collection をダウンロードすると Color Effect Pro 4 や
Viveza 2 等のプログラムがダウンロードされる。

Nik Collection は Photosho 等のプラグインとして使えるが、単独で起動でき、TIFFファイルを開け処理できる。

NX-D でRAW現像した右のTIFFファイルを Collor Effect Pro 4 でパステル調にし、海の部分だけに適用した。Viveza 2 で開き、海と空の部分の彩度やコントラストを調整した。


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Capture NX 2 で使えたコントロールポイントによる部分的な処理が
Nik Collection でできる。

Capture NX-D の使い方については
▶ こちらの記事をご覧ください。

私の場合 Nik Collection はここでテスト的に使っただけで普段は使っていない。

構図の調整



画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く
写真は見た世界を切り取るもので
切り取り方、構図により訴える力を強くすることができる。

「しん・そえ・たい」
で考えるとうまくいく。

もう一つ「ま」を加えたい。

「そえ」と「たい」が
「しん」を引き立てる。
「ま」がそれらのバランスをとる。

しかし、余りにもまとまり過ぎているとつまらない。

あれもこれもと思うと主題がボケてしまう。

「しん」は一つ

主題を1つに絞っていないと、訴える力が弱くなってしまう。

右は紅葉と橋のどちらが主題かぼけていて、迫力がない。

少しトリミングし、橋の明かるさを落とし、主題を明確にした。


沢山説明しようとするとうまく伝わらない。ポイントを絞ることが重要。
もっと見たいと思ってもらえる所に魅力がある。

例会等で主題は何か聞いてみると、これもあれもと沢山あげる人がいる。関心が多いことは良いことだが、欲張りすぎて損をしてしまう。

写真の構図の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

緑色をきれいに出す


風景写真でグリーンが沈んだ感じになると見栄えがしない。

トーンカーブでコントラストを上げメリハリをつけた。

色相・彩度で、グリーンと共にイエローの彩度を上げ色相を調整した。空の青の彩度も上げた。レッドの彩度、明るさを下げて、グリーンが目立つようにした。


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最後に全体を見ながら、違和感が無いように自然な彩度を上げた。

彩度を上げ過ぎると不自然な感じになってしまうので、自分が良いと思う程度から少し下げた方がよい。

新緑の頃信州をドライブすると緑が目に飛び込んでくる。

記憶では、バックが暗く、主題の柿の木が逆光に光っているイメージだったが、写真を見ると見栄えがしないのでイメージに合うように画像処理した。

Nikon D3x
24-70mm f/2.8G
ピクチャーコントロール:ニュートラル

(追記)
最新の Capture NX-D で現像し直し、ピクチャーコントロールを風景にすると良くなると思うが、画像処理でどうなるのかやり直してみた。
ピクチャーコントロールがニュートラルなので後処理耐性に優れている。

まずは、ヒストグラムを見てみると白レベルから黒レベルまで問題ないが、露出をアンダーにしてみた。

効果がわかるように極端にしているが、これだけでも見栄えがするようになる。

露出補正とほとんど同じ結果になった。

色の乗りが良いようにレイヤーを複製し、描画モードを乗算にすると、これだけでも見栄えがする。


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レベル補正の調整レイヤーの
不透明度を20%にし、
乗算のレイヤーの不透明度を40%にして、両方の効果を与えた。

トーンカーブで露出を微調整し、色相・彩度の調整レイヤーでイエロー、ブルー、レッドの色相、彩度、明度を調整し、カラーバランスでハイライトのマゼンタをグリーン寄りにし完成させた。

リバーサルフィルムで風景を撮影していた人にとって、デジタル写真は色のりが悪いと思う人がいるが、ピクチャーコントロールを調整したり、画像処理で色や明るさの調整ができ、ここでは画像処理でベルビア風にしてみた。

HDR (High Dynamic Range) 処理


逆光で撮影したので明暗差が大きく、段階露出しているが、ここでは一つの画像をHDR処理することにする。

Nikon D850 のダイナミックレンジが広いのでうまくいく。

Capture NX-D でRAW現像時
アクティブDライティングをより強め1にした。

Nik Collection の HDR Efex Pro 2 を使いHDR処理した画像を重ね、透明度を20%にした。


_D851240
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部分的に色相、再度、明度を調整し仕上げた。

この詳細は
▶ こちらの記事をご覧ください。


山が明るくさえないので、HDR処理とコントラスト、彩度調整でめりはりをつけた。








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ニコン D7200
AF-S DX NIKKOR
16-80mm f/2.8-4E ED VR 使用

絞りF10
段階露出
PhotoshopでHDR処理

HDR処理の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。


HDR手法を使って、ドラマティックな表現をすることもできる。

右は平凡な写真なので、空を濃くしてみた。


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明暗さが大きな条件だったので、HDR(ハイダイナミックレンジ)処理を行うことにした。

Nik Collection の HDR Effect Pro 2 でTIFFファイルを開き、HDR処理した。コントロールポイントを使って部分的な処理もした。

太陽の部分を中心にグラデーション調整レイヤーで、描画モードをスクリーンにして明るくし、部分的にレイヤーマスクで調整した。

シャープにする


曇り空の雪景色はコントラストが悪くメリハリが無い。少し太陽が見えたので撮影したが、それでもメリハリに欠ける。




Nik Collection の Sharpener Pro を使うと右のようになった。




2つ上の画像を、Frequency Separation Method(周波数分離方式)でハイパス・フィルター効果によりシャープにした。





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上の2つの画像の不透明度を30%にし、統合レイヤーを作成してスマートシャープをかけ、わずかに青のカラーフィルターをかけ完成させた。



風景写真では一般的にシャープな写真が好まれる。撮影時に手ブレしないよう気をつけ、必要な場合には強固な三脚を用いる。
シャープさを求める余り、撮影時にシャープネスを強くしすぎると、不自然な写真になってしまう。
私の場合は、撮影時シャープネスは弱に設定し、後処理で必要な部分に最小限のアンシャープネス処理を行う。

ソフトフォーカス


クリスマスのシーズンに函館のライトアップを撮影。




Nik CollectionのColor Effect Pro 4を用い、パステルカラーを採用して、拡散により光がにじむようにした。




ネイチャーフォトで柔らかい表現を試みた。

ピントを外してボケた写真を撮っておき、ピントの合った写真に重ねて、ボケた写真のレイヤーの透明度でボケ具合を調整した。消しゴムツールで主題の花をなぞり、ボケを消し主題を強調した。

少しトリミングし、トーンカーブでコントラストを上げ、赤の彩度を上げ、最後にアンシャープマスクをかけた。






ニコン Df レンズキットの 50mm f/1.8G で撮影

下の左はビニール傘を通して撮影しソフトフォーカスにした。F5まで絞り、雨粒が少し分かるようにしている。
右は絞りF2.5、Photoshopで虹彩絞りフィルターをかけた。

全て Capture NX-D 現像時ピクチャーコントロールをビビッドにした。






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上はピントの合った画像と
アウトフォーカスの画像
(一部を表示)

2つの画像を重ね、レイヤーマスクを使い部分的に透明度を調整して外側にいくに従いソフト効果を出した。

カメラ、レンズの性能、ボケが元々
良くないときれいにはならない。

Nikon Df
50mm f/1.8G
絞りF2



_1170943Nikon D850 に
Ai-S 20mm F3.5 を
非常用に持っていった。
元画像
絞りF8


30年以上前に設計、製造されたレンズとは信じがたい。
さすがに画面隅部に流れがあるが、他社の最新広角レンズでもこれ位のレンズもある。


画像をクリックすると拡大画像が開く
逆光でフレアを活かして幻想的な写真を撮りたかったが、意外と逆光性能が良くフレアはほとんど無かった。

右はイメージを画像処理で再現した。




夕焼け、朝焼けの強調







ホワイトバランスをオートで撮ると、夕焼けが赤くない場合がある。

上の左はオートホワイトバランス、右はホワイトバランスを赤くにふった画像。

人物が暗くなっているので、人物を明るくし、空の部分の彩度調整で赤を強調した。




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昔沖縄で撮影したNEFデータを
Capture NX-D で現像し直した。

上の左は元画像で、
ピクチャーコントロールを
ニュートラルから風景に変更、
ホワイトバランスを8200Kに
すると、上の右

最終的にホワイトバランスを
6200Kにした。

Nikon D3
24-70mm f/2.8G、絞りF14

空気が澄んだ所では夕焼けが見られないという話しもある。

右は元画像で、夕方逆光で撮影したが迫力がない。

ホワイトバランスと明るさ・コントラストの調整で夕焼けの雰囲気を出した。


グラデーション調整レイヤーで太陽の光を目立たせた。

レイヤーマスクをスクリーンにし、レイヤーマスクの一部を黒で塗って調整した。


レイヤーの不透明度を調整し、自然な彩度を少し上げて完成させた。




見栄え良く鮮明にする




上はオリジナル画像で、朝もやの為不鮮明になっていて、このままでは作品とならない。

レイヤーをコピーし、レベル補正で主題となる部分を見ながら白レベル、黒レベルを調整しコントラストを上げた。(上の右)

レイヤーマスクを追加し、白飛び、黒つぶれしている部分を黒のブラシでなぞり、全体的に霧の雰囲気を残すようにした。






















撮影後の写真が、森の中に入った時受けた印象とイメージが合わない。

画面下部を暗く、上を明るくグラデュエーションにし、コントラストを上げ、彩度を落としてブリーチバイパス(銀残し)風にして見栄えを良くした。

モノクロの風景写真


モノクロ写真のフィルム現像では、焼き込みや覆い焼きをしていたが、デジタル現像でも再現できる。

Photoshop には焼き込みツールと覆い焼きツールがあるが、現像時に露出補正した画像を重ねて、部分的に焼き込み、覆い焼きができる。

真ん中を明るく、周りを暗くして、奥行き感を出した。





Nik CollectionのSilver Effect Pro 2 でモノクロにし、
フジ ネオパン ACROS 100のフィルムシミュレーションした。

Nikon D800E
70-200mm f/4G
絞りF11







モノクロ写真の詳細は 
▶ こちらの記事をご覧ください。

超広角レンズの代わり



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超広角レンズを持っていなくてもいくつかの画像をパノラマ合成することで超広角の写真が作成できる。

オーストリアの教会を訪れた時に、その壮大さに感激したが、持っているレンズは広角側24mmまでしかなく、撮影場所が限定されて壮大さが表現できない。

周囲を8枚ほど撮影して、後で手動でパノラマ合成した。実際は横長の3枚を使い、真ん中の画像をメインとし、上下を足してく感じで追加した。

16mm相当の画角になった。

尚、マニュアル露出で撮影しておくとオートで調整されず、見た時のまま撮れる。

白飛び、黒つぶれした部分の救済


白飛びや黒つぶれしてしまった部分にはデータが無く、後処理でどうしようもない。

右は明暗差が大きな条件で、本来露出ブラケットして撮影しHDR処理すればよいが、1枚しか撮影していなかった。RAW現像で、明るさを変えてHDR処理してもよいが、ここでは画像処理で調整する。


ヒストグラムを見ると白飛び、黒つぶれが起きており、橋の上部とその下の影の部分を調整することにした。

まずは、レベル補正の出力レベルのスライダー右(白レベル)と左(黒レベル)を調整し、白飛び、黒つぶれを無くす。

白飛びの部分がグレイになるが、土色の方がよいので、特定色域の選択で、白色系を選択し、ブラックを上げ、シアン、マゼンタ、イエローを調整して白色の部分を土色にした。

緑がくすんでおり、ヒストグラムを見るとブルーが偏っているので、レベル補正で、ブルーを選択して色調整した。

出力レベルの調整で、コントラストが低くなったので、トーンカーブを用いてコントラストを上げた。

最後に彩度を調整し、シャープネス処理を少し行った。


露出の失敗の救済


右は、夜の撮影の時、モードダイヤルが動いてしまいマニュアルになっているのに気が付かず、極端なアンダーになってしまった。

ISOオートに設定していたので、ISO 3200 まで自動でアップし、かろうじてデータが残っていた。RAW現像時プラス2EVしたが、ノイズが大量に発生して画像が荒れ使えない。


昼下見した際、ほとんど同じ位置で撮影した画像があったので、歪を調整し、上の画像に重ね、HDR処理で修復した。



ノイズ低減処理


個人的には階調性重視で、ノイズは余り気にならないので、撮影時高感度ノイズ低減はLowにしており、後処理では必要な部分に最低限の処理しかしない。

ピクセル等倍にしてあらさがしするのは好きではない。ピクセル等倍でノイズがのらないようにすると、階調性が劣化したり、のっぺりした画像になってしまうことがある。写真は全体を見て鑑賞するのがよい。

ノイズが気になる場合は、RAW現像時にノイズ低減ができるが、やり過ぎると階調性や質感が無くなってしまうので、必要最小限にするこのがよい。

部分的にノイズ処理する場合は、画像処理で行う。

Nikon D800E、ISO 3200


右は朝焼けを撮影したが、メリハリを与える為コントラストを強くし、彩度を上げたので、ノイズがのってしまった。細かい模様の部分は気にならないが、空の部分が気になるので、気になる部分のみノイズ低減した。

フィルターのノイズ低減ではうまく処理できなかったので、画像を統合しぼかしをかけた。少し多めでもかまわない。レイヤーマスクを作成、反転させ、一旦このレイヤー効果を無効にし、レイヤーマスクを選択した状態で画像を白のペイントで塗ると、その部分のみレイヤーの効果が有効になり、ぼかしがかかる。レイヤーマスクの透明度、ぼかしを調整し、レイヤーの不透明度を調整して違和感がないように最小限の処理をした。

美瑛
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右はフィルムスキャナーで取り込んだ昔のデータ(処理後)だが、今見てみるとノイズがひどい。
(拡大画像:下の左側)

元画像を8つコピーし、各々1ピクセルづつ上下左右、斜め右上、右下、左下、左上にずらし、透明度を調整してノイズを目立たないようにした。

最近のデジタルカメラで撮影した画像ではこれでほとんどノイズ処理ができるが、スキャナーした古いデータでノイズが大きいため効果が少ない。

Photoshop CS5.1でノイズ除去し、さらにソフト処理をした。これでほとんどノイズが目立たなくなった。



レイヤー、レイヤーマスク、ブラシの使い方


Photoshopで効率的に効果を上げるにはレイヤーとレイヤーマスクを使い、ブラシをうまく使うのがコツ。

レイヤーとレイヤーの合成効果(ピクセル毎の演算方法)を変える描画モードがあり、
「ソフトライト」や「スクリーン」等がある。デフォルトは「標準」になっている。

レイヤーマスクは部分的な調整ができる。レイヤーマスクを作成すると白色になっており、全面にレイヤーの効果があるが、黒のブラシで画像をなぞると部分的にレイヤーの効果を無くすことができる。

小さな部分だけを調整する場合には、レイヤーマスクを作成した後反転*させ、レイヤーマスクを黒色にし、レイヤーの効果をキャンセルする。画像を白のブラシで塗るとその部分にレイヤーの効果があらわれる。

又、レイヤー、レイヤーマスクを操作するブラシの不透明度、ブラシの大きさ、ブラシのボカし具合を調整して自然な効果にすることが重要。

レイヤーはなるべくレイヤーグループにまとめておくのがよい。やり過ぎた場合にはこのグループの不透明度を調整する。

コーピーペーストや修復ブラシは新しいレイヤーを作成し、描画モードを適切に設定して、元の画像を殺さないよう調整する。効果モードをソフトライトに設定すると、元の画像を活かして調整でき、自然な感じになる。色温度が違う個所の色を調整するだけなら、効果モードをカラーに設定する。暗い場所を明るくするだけなら、効果モードを比較(明)やスクリーンにする。

ここでは個別の事例で説明しているが、多くの調整のし方があり、又実地にやらないと習得できないので、DPHOTO倶楽部では実地に研究、トレーニングしている。

(注*)「全てのレイヤーマスクを隠す」レイヤーマスクの作成
上のメニューの「レイヤー」の「レーヤーマスク」から「全てのレイヤーマスクを隠す」を選択。
Optionキーを押しながらレイヤーマスク追加ボタンを押してもよい。
レイヤーマスクを作成してから、マスクパネルにある反転ボタンを押してレイヤーマスクを反転させてもよい。
Command + i でレイヤーマスクを反転させることもできる。

(注**)統合レイターの作り方
Optionキーを押しながら表示レイヤーを結合。
Command+Option+Shift+E でも統合レイヤーができる。

Adobe Photoshop Lightroom はレイヤーが使えないが、補正ブラシやフィルタブラシを使って部分的な処理を行うことができる。Lightroom の使い方については ▶ こちらの記事をご覧ください。

RAW現像、画像処理ソフト


難しい条件の画像である程RAW現像のメリットが活かせ、画像劣化を最小限にして画像を編集できる。

右は撮って出しのJPEGデータで、明暗差が大きいので室内が暗くなってしまっている。

JPEGデータの暗部を明るくするとノイズがのり、階調性が失われてしまうので
2008年に撮影したRAWデータを再度現像しなおすことにした。

RAW現像にはソフトが必要になる。

ニコンでは Capture NX-D、
キャノンにはDigital Photo Professional(略してDPP)
があり、各社専用ソフトを用意している。

各社のカメラに対応した汎用RAW現像ソフトもあり、
Adobeが提供するAdobe Camera Raw(略してACR)でRAW現像することにした。


黒レベル、シャドーを明るく修正し、
室内の雰囲気を出す為、色温度、色かぶり補正、彩度を調整した。

外の緑と青空を調整する為
HSLの色相、彩度、輝度を調整して完成させた。
一番上の画像












RAW現像、画像処理ソフトの詳細は
こちらの記事をご覧下さい。 をご覧下さい。

Adobe Photoshop Lightroom は写真の選別から出力まで一貫して使用でき、大量のデータ処理に適する。


Lightroom の使い方については詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

ニコンの場合は、現在 Capture NX-D* を使っている。Photoshop や Capture NX 2 と連携させ、RAW現像した画像を画像処理し、
TIFFやJpegで保存できる。非破壊的にRAW現像をやり直しできる。


ニコンのRAW現像ソフト Capture NX-D の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

Nik Collection はGoogleが提供する無料の画像処理ソフトで、ライトルームのプラグインとして利用できる。
豊富なフィルムシミュレーション、多くのプリセットがあり、又コントロールポイントを使った部分的な処理もできる。



RAW現像、画像処理の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。
Feature
ニコンのミラーレス
contaxt
D850 理想のカメラ

_1170945
ニコン D500 は銘機
D500
ニコン D750 後継機 Nikon D5
バッグ、三脚他
単焦点レンズ
NikonD5+105mmF1.4
広角、超広角レンズNikkor 24mm F1.4 望遠レンズ
標準レンズ
_D7A2614-w
大口径ズームレンズ
レンズの使い方
Leica
ポートレート撮影
ポートレート
ポートレートレンズ
ポートレート
ライティング
夜のポートレート
魅力的なポーズ
ポートレート
究極のレタッチ方法
Freq. Separation


目、眉、唇(追加)
桜の写真撮影
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スナップ写真
旅写真
モノクロ写真
Nikon D3
Capture NX-D
の使い方

Leica

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