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写真を正確な色、明るさで鑑賞し、プリントするにはカラーマネージメントが必須となる。

grey

(簡易チェック)16階調のグレイスケールが均等な差になっていて、どこにも色が付いていないこと。
ディスプレイが調整されていることが重要。

例会ではA4からA3ノビサイズまでのプリントで写真を見ており、パソコンで写真を見るより高精細で階調性の高い写真が見れ、写真本来の良さがわかる。

写真のプリントは、写真画質に優れたプリンターを使い、適切に設定する必要がある。

意図通りに画像処理し出力するには、写真撮影から、画像処理、最終出力までのワークフローにおいて、適切な方法で色管理しないといけない。   


ディスプレイに表示された通りの出力が得られるようになっていれば、パソコンの画像処理で作品を作り込んでいくことができる。

プリントしてみるとディスプレイの表示とは異なる色や明るさになり、意図する結果にならない場合、カラーマネージメントの原因が考えられる。

プリンターの自動色調整で色や明るさを調整するのは、自分の意思でイメージを出力することにはならない。

厳密には、ディスプレーは透過光のRGBで、プリントの反射光のCMYGとでは見え方が異なり、又、ディスプレイで表示できる色の範囲と、プリンターで表示できる色の範囲が異なり、最終的にはテストプリントで確認、修正する必要がある。

一番難しいのはポートレイト画像の出力で、特に女性の肌の美しさを出そうとすると、明るさや色調、彩度を微妙に調整する必要がある。白人、日本人でも肌の色が違うし、褐色から白い肌の人まで千差万別で、どこをどういじればよいのか、正しい知識と経験と感が必要となる。
詳しくは ポートレイト画像処理編 を参照下さい。


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風景写真の場合には、感動を色で表すことが大切で、パソコンで納得いくまで作り込んだ上で、最終出力になる。

詳しくは 風景写真画像処理編 を参照下さい。

カラーマネージメントの方法は色々あるが、AdobeRGBで統一するやり方を推奨する。

AdoveRGBによるカラーマネージメントでは、カメラの設定、ディスプレー、プリントまでをAdobeRGBのカラープロファイルで統一し、カラーマッチングする。ワークフローを決めておくと、効率的に処理ができ、完成度の高い作品が得られる。


まずはパソコンのディスプレイ(モニタ)が調整されていなければならない。

コントラストが高いモニターは写真編集・観賞用に適さない。

正確には、モニタ調整用チャートを使用して色温度や明度を調整したり、ハードウェアキャリブレーションによりカラーマネージメントする必要がある。詳細はモニターの説明書を参照ください。

iMac
画像処理に使用するパソコンは、Windows と Macintosh があるが、私は Macintosh を勧める。OSレベルでカラーマネージメントに対応しており、マックを取り巻く環境もクリエイティブな仕事に適している。ディスプレイの調整も標準のディスプレイ環境設定でほとんど問題がない。

ディスプレーは、表現できる色範囲が広いAdobeRGBに対応したディスプレーが望ましい。

ノートパソコンのディスプレイは色表現に劣るが、MacBook Pro Retina はIPS方式のレティナディスプレイを採用しており、写真の確認、調整に適する。

しかし、いくらディスプレーで確認しても、透過光と反射光との違いで見え方が違うので、最終的にはテストプリントで確認する必要がある。

ディスプレーがsRGBにしか対応していなくても、慣れてくるとプリント結果を推測できるようになり、又、テストプリントによって適正に最終調整できるようになる。

AdobeRGBに対応したディスプレイは高価なので、仕事で使うのでなければ安価なsRGB対応でもよいが、ディスプレイの調整は必要。

室内環境も重要で、私はパナソニックの三波長形蛍光ランプ昼光色、色温度5000Kを使用していたが、最近LEDに変えた。

私は
メインマシーン MacPro、iMac、MacBook Pro 15inch(756GB ヒュージョンドライブを搭載)
モバイル用   MacBook Pro Retina 15inch、MacBook Retina 12inch、東芝 Dynabook Kira V63/28M
       MacBook Air 13inch、iPad Air、iPad mini、場合により iPhone を使う。
ディスプレイ NEC製LCD-PA272W、昔からNEC製ディスプレイには信頼を置いている。

マッキントッシュについての詳細は こちらの記事をご覧下さい。


私の場合は経験上、パソコンで見ると、どのように出力されるかほぼわかるが、それでも、プリントの場合はテストプリントを何回か行い、ウェブ画像の場合は4台の異なるパソコン、ディスプレイで確認して最終調整している。

プリントの場合は、プリンターだけでなく、用紙によっても結果が異なるので、そのプロファイルを入手して、最適な結果が出るようにしている。ウェブの場合は、カラーマネージメントされたディスプレイで見ている人は少ないので、一般的に使われているデスクトップパソコンとノートパソコンでも確認し、ベストな状態でないにしろ、なるべくきれいに見れるように調整する。

重要なのはプリントする時、プリンターの自動色調整をオフにしないと、せっかく画像処理した結果が反映されない。使用する用紙のプロファイルを入手し、そのプロファイルでプリントすることで、用紙にあったプリントができる。詳細はプリンターの取扱説明書やメーカーのホームページで確認下さい。

カラーマネージメントされていないのに、プリンターの設定をいじって、色合わせをするのは間違いで、違う画像では又色合わせをしないといけないことになる。

写真を深く鑑賞するにはA4以上にプリントするのがよく、A3ノビにのばすと迫力があり、作品展示に好ましい。ディスプレーの約4倍(300dpi程度)の高精細な写真を鑑賞でき、作品の神髄を感じることができる。

又、自分の意思が作品として反映できるプリンターを選ぶことが重要になる。

raw4200
私は、エプソンの A3ノビ対応顔料系プリンター SC-PX5VII を使っている。階調性に優れ、モノクロプリントにも良い。黒の締りが良くなった。

(追記)Epson カラリオ EP-10VA 購入
A3複合機で6色染色系インクを使っており、グレーインクの採用で、モノクロームも階調性に優れ、黒の締りも良い。光沢感に優れており、顔料系とは異なった良さがあるが、マット紙を使用すると落ち着いた写真も得られる。

モノクロ写真について 詳細はこちらをご覧下さい。

A3をプリントする機会が少なければ、A4プリンターにして、A3以上はプロラボ等でプリントする手もある。私もA3ノビ以上の大きさにプリントする時はプロラボを使っている。

プリント結果(色や明るさ等)はプリンターやプリント用紙で変わってくるので、プリントで重要なことは、適切なプリンター用紙を選び、プリンターメーカーから用紙のプロファイルを入手し、プリンターと用紙を設定することで、詳細はプリンターメーカーのホームページを参照下さい。

ワークフロー


カメラの設定から後処理までのワークフローを決めておくと、効率的に処理ができ、完成度の高い作品が得られる。ここでは作品づくりを前提としたワークフローについて述べている。仕事でもワークフローの基本は同じだが、依頼内容やクライアントによりワークフローが異なる。

thinktank-stuff-itThink tank photo Stuff-it! は小さなポーチだが、歩いたりしゃがんだりする時にじゃまにならないのがよい。

フォトグラファーにとって最も重要なのは撮影データ。撮影直後、同時記録したダブルスロットのメディアは
別々の所に入れ、一つは必ず身に付けるようにしており、何があっても一つのメディアが残るようにしている。
thinkTank Photoのメディアケースを中に入れ、紐に付けたクリップでポーチに留め、落ちないようにしている。

又、できるだけ早く(なるべく撮影現場で)外付けハードディスクやSSDにバックアップを取るようにしている。

撮影した元データのRAWは日付順のフォルダに入れ、すぐに外付けハードディスクにバックアップする。

元データを選択した画像をRAW現像し、基本的な処理をした後、16bit TIFFデータとして、テーマ別フォルダに納める。

テーマ別フォルダは、上記とは別の外付けハードディスクにバックアップする。

このTIFFデータを画像処理し完成させる。上記2つとは別の外付けハードディスクにTime Machineで常時バックアップいている。又、3つの外付けハードディスはRAIDで2つのハードディスクに同時保存され、定期的に別のハードディスクにバックアップされる。

高画素化により、データ量が大きくなり、バックアップ用外付けハードディスクの台数が多くなるので困る。

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RAW現像、画像処理ソフト


RAW現像、画像処理をするにはソフトが必要で、
私は Nikon Capture NX-D*、Adobe Camera Raw、
Photoshop Lightroom 等を使用している。

教室では Adobe Photoshop、Lightroom、Photoshop Elements、
GIMP等で教えている。

ソフト側でカラーマネージメントした処理をすることで、意図する処理ができる。

カメラの設定を活かすにはカメラメーカー純正ソフトで現像するするのがよい。

ニコンの場合は、現在 Capture NX-D* を使っている。
Photoshop や Capture NX 2 と連携させ、RAW現像した画像を画像処理し、
TIFFやJpegで保存できる。非破壊的にRAW現像をやり直しできる。

(注*)Capture NX-D
   ニコンホームページからダウンロード可能
   拡張機能を使うと、無料と思えないほど多機能
   右は Capture NX-D で現像しなおした作例








RAW現像、画像処理の詳細は RAW現像編をご覧下さい。

要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
著作権を侵害する写真及び文章の転載等に対しては法的措置を講じています。
Feature
Nikon D5
Nikon D500
D500
Nikon D810

Nikon_D810
Leica Q
Leica
Lumix GX7 II

LumixGX7-2
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