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(追記)ニコンは Z7、Z6 用のN-Log映像に適用する「N-Log用3D LUT」を公開し、カラーグレーディングできるようにした。
    又RAW動画出力サービスを年内開始予定で、プロ向けシネマカメラでしかできなかったRAW動画出力をサポートする。

映画はモノクロで始まり、
色を表現する試みが様々された。

現在はデジタル化により色々な表現方法
が生まれ、カラーグレーディングにより
テーマやシチュエーションに則した
色調整が行われている。

来年公開予定の
The Matrix


古い映画でも印象に残る作品がある。

アラン・ドロンのサムライ

アラン・ドロンは格好良いが
Jean-Pierre Melville監督の演出が
素晴らしく、今見ても映像が美しい。



仕事ではクライアントの要望に100%応えるのは当たり前。120%以上の仕事をして初めてクライアントの満足が得られる。
写真家としての個性を出していかないと、誰でも写真が撮れる時代に通用しない。
クリエイティブで印象的な写真が次の仕事につながる。

写真でも、カメラから出てくる色や明るさではなく、
自分のイメージに基づき印象深いクリエイティブな
作品づくりにチャレンジしてみよう。



作画意図
(どのように表現したいのか)が
明確になっていないとうまくいかない。

グラデーションマップでは
プリセットに色の組み合せがある
が、自分で色を設定し暗部から
明部にかけ色を調整できる。

いわゆる orange and teal
(ティール&オレンジ)にした。

イタリアの夜の街の雰囲気になった。

カラーグレーディングは色々な方法
があり、その方法を述べるが、
重要なのは作画意図で、最初に
どういう写真にしたいのかを
明確にしておく必要がある。

映画の一シーンを作るつもりで
シネマティックなイメージづくりを
するとよい。


明るい淡いゴールド、ピンク色にして
ソフトな感じにした。

後からどうにでもなると思わず
撮影時からイメージに合わせた撮影をしておき、画像処理を最小限にすることで画像劣化を少なくすることができる。






技術でできることはしれている。

色彩のセンス、芸術的感性を高め、自分のスタイルを持つことが重要。




色調整の基礎


映像分野ではカラーグレーディングが広く使われている。
ここでは写真の画像処理によるカラー グレーディングについて
説明する。

海外では、風景写真やポートレート等で多様な作品を見ることが
でき、アーティスティックな作品づくりがされている。


右は個性的なモデルの良さを出す為、アンバー系の色にした。
下はさらに個性的にした。

下の左はグラデーションマップで明るさに応じて色を変えている。

右はグリーン系のモノクロにした。




人間の目で見たものは、脳でイメージが作られるが相対的なもので、言い方を変えれば錯覚があり、周りの明るさや色にまどわされるので、理論通りにはいかない。
しかし、色の三原色を理解しておくことは色調整で重要で、反対に錯覚をうまく利用すればよい。

補色(反対色)の関係、例えばスキンカラーに対して青緑色は対極する色になり、
orange and teal(ティール&オレンジ)と呼ばれており、人を目立たせる効果がある。
赤色や黄色は似た色になり、柔らかなトーンになる。

カラーグレーディングでは色の組み合わせ、部分的な色、明るさの調整等で作品づくりする。
カラーバランス、色相・彩度、ヒストグラム、トーンカーブ、グラデーション、
チャンネルミキサー等色々な方法で調整ができる。
私の場合全てトーンカーブで調整し、必要に応じ他の手法を併用している。

撮影時に写真が完成されていることが望ましいが、例えば大きなパーティー会場を撮影する場合、
窓側の人には外光が主に影響し、奥側の人には主に室内光で照明され、時間の経過と共に外光が青みを帯び、時として夕焼けが差し込み、均一な条件にならないことがある。又スポットライトが一部の人に当たり、明るさや色温度が変わる場合もある。

ホワイトバランスをオートで撮影しても部分的に好ましくない場合があり、後処理でカラー・コレクションすることになる。
又、人間の目は周りの色や明るさに影響された印象を持つので、部分的によくても全体の印象が悪い場合もある。

コーポレートイメージを統一する為、映像や写真の色を調整したり、作品撮りでは印象的な写真にする為、作画意図をもってカラー・グレーディングする。

カラー グレーディングに適する撮影データ


後処理耐性のある、ダイナミックレンジが広い(ねむい)画像で記録し(映像ではLogで出力、写真ではピクチャーコントロールをニュートラルにし)画像データを最大限利用する。16bit TIFFデータで画像処理し、データ縮小は最後のステップにしている。

データが無いように見える所にもデータがある

白飛び、黒つぶれしているように見える所を
持ち上げ、わずかに色をのせることで
写真全体の見栄えがよくなる。

ちょっとしたことで大きな違いになる。

差がわからない場合、一番下の16階調グレイスケールで
ディスプレイをチェックしてください。



Nikon D3
24-70mm f/2.8G






















雪の寒さを、青を少し加えて表現した。

作画意図を明確にして撮影し、後処理はできる限り最小限にすることは、画像を破綻させない為に重要。
カメラやレンズで余りにも作り込まれていると後処理しにくくなるので、自然な表現ができるカメラ、レンズを好む。

勉強の為映画館でシネマをよく見たり、海外のファッション雑誌をよく見る。色の使い方の参考になる。

理論や技術を理解しておくことも重要だが、感覚的にほとんど無意識に調整できる位にならないと作業効率が悪い。
DPHOTO倶楽部では実地に研究、作品づくりを行っている。

ヒストグラムによる調整




ヒストグラムはカラーグレーディングの基礎

トーンカーブでは少し極端な調整をすると画像が破綻してしまうので、慣れない内はヒストグラムで調整する方がよい。

ヒストグラムのスライダーを動かすことでデータを無くさないようにし、全てのデータを利用して高画質な画像を得るようにする。

RAW現像でもデータを消失しないよう注意し、データを縮小は最後のステップにする。

上の元画像はリバーサルフィルムで撮影したフィルムをスキャンしたもので、ダイナミックレンジが狭くヘアとバックの一部がつぶれている。

上の右のようにヒストグラムの黒点、白点を移動させ、出力レベルを0、256から28、241 bitにし、白飛び、黒つぶれの部分に色が乗るようにした。(効果がわかるよう極端に調整している。)

RGBをレッド、グリーン、ブルーに変え、明るい部分はレッド、暗い部分はグリーン、ブルーを強くした。
左の柱部分はピンクがかったので、レイヤーマスクで除外した。

明るさ・コントラストを微調整し、色相・彩度を調整して完成



ヒストグラムの3色をコントロールしてホワイトバランスを調整することも可能。

上の元画像はホワイトバランスが悪いわけではないが、もう少しウインドーからの光を暖かくしたい。

又、明るい所が白飛びしており、暗部も少し明るくしたい。

出力レベルを14、239 bitにし、中央のスライダーを少し左に動かし、画像を明るくした。
レッドの右のスライダーを少し左に動かし、明るい部分に赤を足した。

彩度を少し上げて完成させた。

トーンカーブによる調整


言い方が悪いかもしれないが、トーンカーブを使えば何でもできる。明るさや色を自由にコントロールできる。部分的にホワイトバランスを変えることもできる。
やり過ぎず自然な表現にし、又画像の破綻を防ぐ為最後にトーンカーブのレイヤーの透明度を調整している。

トーンカーブの調整は難しく、3色の関係が感覚的にわかり無意識に調整ができるようヒストグラムで基礎を学んでからの方がよい。
トーンカーブで重要なのは、どの明るさの部分のコントラストを上げるのか、明るい部分、暗い部分でどの色を目立たせるのかが感覚的にわかるようになっていないといけない。

作画意図
(どのように表現したいのか)が
明確になっていないとうまくいかない。

映画の一シーンを作るつもりでイメージするとよい。






トーンカーブで極端な調整をして
シネマティックにした。




逆光で顔が暗くなっているので補正し、ピンク系のハイキーにした。

トーンカーブで明るくした。
ピンクのベタ塗り調整レイヤーを作成し、描画モードをスクリーンにし、レイヤースタイルのブレンド条件で肌の部分に適用した。
各レイヤーの不透明度、塗りを調整した。

Photoshop以外のソフト(GIMP等)で、トーンカーブが使えれば同様に処理できる。





















標準的な処理で画像処理した。


















上のトーンカーブのように極端に調整し、少女の清々しさを表現するよう調整した。
レイヤーの不透明度、塗りを調整した。





トーンカーブでコントラストを上げ、
暗部はブルー・グリーン系にし、明部の赤をおさえ、
室内灯によるアンバー色を活かし、雰囲気を出した。



彩度を少し下げた。

各レイヤーの非透明度、塗りを調整して完成させた。







古い写真のイメージにした。



トーンカーブで暗部を持ち上げ、ブルー・グリーン系にして、ノスタルジックな雰囲気に仕上げた。







レトロ調にした。



トーンカーブの調整で夕方の雰囲気を出した。




Nikon Z7
24-70mm
f/2.8
絞りF5.6
24mm











バックが落ち込みすぎているので少し明るくし、青を強調した。

トワイライトの雰囲気が出た。





トーンカーブを使うと、明るさに対して3原色の強さを自由自在に調整することができるので、私の場合はほとんどトーンカーブで調整する。

トーンカーブの調整レイヤーを使うと、何度でもやり直しがきく。

少し極端に調整してレイヤーの透明度でレイヤーの効果を調整するのがよい。

2つ以上のトーンカーブを使い分けることもよくする。
右は背景と人物と違うトーンカーブを使い、レイヤーマスクで適用範囲を調整した。









上は逆光で撮影した元画像で、撮影時プラス補正しているが、
画像処理でさらにハイキーにした。

トーンカーブを調整し、少しブルーにふった。
ソフトライトのレイヤーを作成し微調整した。
レイヤーの不透明度、塗りを調整した。





















モデルの雰囲気に合うようバックの色をグリーン・ブルー系にし、彩度を落とし、コントラストを上げアンニュイな感じにした。


落ち着いた色にして雰囲気を出した。









ノスタルジックな雰囲気にして神戸ハーバーランドの雰囲気を出した。





























元画像は柔らかい表現でこれもよいが、
トーンカーブでコントラストを高くし、暗部をブルー、グリーン系にした。

ソフトでクールな雰囲気にした。























トーンカーブを調整し、室内光の暖かさを出しながら、見栄えがするようにした。


画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く




















バックが白っぽいと主題が引き立たない。バックに適度な色を付けた。


_1000920_1000920-0


















Leica D-LUX7、絞りF2.8
フォトスタイル:ナチュラル



画像操作による調整




夕焼けを撮影しても、オートで撮ると夕焼けらしくない写真になる時がある。

上は元画像で、新しいレイヤーを作成し陽が差すあたりをオレンジ色に塗った。

Photoshopの画像操作を右のようにした。

レイヤーの描画モードをオーバーレイにした。
レイヤーの不透明度、塗りを調整して完成させた。

夕日の雰囲気が出た。



撮影現場を異なる光線状態でテスト撮影しておくと、後で助かる場合もある。

カーテンを通した外光で撮影した写真と、シャンデリアで室内を照明した写真をブレンドした。


画面下部をレイヤーマスクで調整し、外光の影響を強くした。



右はフラッシュをマニュアル発光させ、雰囲気が残るようテストした画像。

フラッシュで色温度や明るさを補正することができる。



バックが汚く見えるので、少し明るく、ブルー系の色をわずかに付けた。

べた塗りのレイヤーのレイヤースタイルを表示し、ブレンド条件を変えることで、特定の明るさだけにそのレイヤー効果を適用することができる。





















わざと太陽を直接入れて撮影した。

べた塗りのレイヤーのレイヤースタイルのブレンド条件を変え、
夕方の雰囲気を出す為明るい部分をオレンジ色に、暗い部分を
ブルー色に調整した。


こちらはトーンカーブで調整した。
私の場合は慣れの問題もあり、トーンカーブの方がやりやすい。


Dodge and Burnはポートレートの画像処理で重要。

ここではベタ塗りレイヤーを使った例を載せる。

肌の色で一番明かるい色と、一番暗い色をスポイトツールで選択し、
各々ベタ塗りレイヤーを作成し、描画モードを明部はスクリーン、
暗部はソフトライトにした。

結果を見ながらそれよりもう少し明るい、暗い色に調整する。

レイヤースタイルのブレンド条件を変えて、明るい部分をより明るく、
暗い部分をより暗くする。





コントラスト調整用ソフトライトのレイヤーを作成し微調整した。
全体を見ながらレイヤーの透明度、塗りを調節した。



Luminosity Mask


Luminosity Mask は明るさをいくつかの段階に分割し、レイヤーマスクで分割した部分を適用しその部分に適する処理をする。
チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると50%より明るい部分が選択される。
もっと明るい25%の部分を選択する場合、さらにRGBの部分をcommand、shift、optionキーを押し選択する。

明暗差が大きく、パッとしない。

25%の明るい部分を選択し、
明るさ・コントラストの調整レイヤーを作成し、提灯の部分を少し暗くした。

もう一つ明るさ・コントラストの調整レイヤーを作成し、上のレイヤーマスクをコピー、反転させ、暗い部分を明るくする。

暗い部分の赤、黄色が強いので、
色相・彩度の調整レイヤーを作成し、暗部の彩度を調整した。



右は太陽が直接当たり顔に影ができてしまった。

チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。

明るさを少しおさえ、ブルーのレンズフィルターをかけ、人物を除外した。

明るい部分の彩度を少し上げた。

明のレイヤーをコピーし、レイヤーマスクを反転させると暗部が適用される。

少し明るくし、オレンジのレンズ
フィルターを肌にかけた。

コントラスト調整レイヤーを作り、描画モードをソフトライトにし、
明部と暗部のつながりを調整した。

顔にメリハリが無くなったので、
部分的に白又は黒のブラシで塗って見栄えをよくした。

色相・彩度を調整して完成させた。


フラットなライティングになったので、コントラストを付けセクシーな感じにした。



Luminosity Maskを作成し、
明るい部分はより明るく、
暗い部分はより暗くした。







太陽光が直接モデルの顔に当たり影が出た。

背景のレイヤーをコピーし、チャンネル表示に切り替え
commandキーを押しながらRGBの部分を押し、
明るい部分を選択した。

背景のコピーレイヤーにレイヤーマスクを作ると、
明部が適用される。レイヤーマスクを反転させ暗部を適用し、レイヤーの描画モードをスクリーンにして、暗い部分を明るくした。

レイヤーの透明度を適度に調整し、コントラストのレイヤーを作り、描画モードをソフトライトにしてつながりを調整した。








Luminosity maskの範囲を調整する方法は色々ある。

上は昔フィルムカメラで撮影した写真で全体的に暗い。

チャンネル表示でcommandキーを押しながらRGBをクリックすると明るい部分が選択されるが、暗い部分を広く選択するには、一時的に明るさ・コントラストレイヤーを作成し、平均輝度より暗い部分を多くした上でRGBをクリックする。

Optionキーを押しながらレイヤーマスクをクリックすると、上の右のように選択範囲が表示され、白い部分が選択範囲になる。黒あるいは白のブラシで選択範囲を調整することもできる。


顔の明るさ、色の調整にLuminosity Maskを使うことができる。

チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。

明るさ・コントラストの調整レイヤーで、明部の明るさを少し明るくし、明のレイヤーとした。

白黒の調整レイヤーで、レッド系を明るくし、レイヤー透明度を10%にした。レイヤーマスクは明のマスクをコピーした。

明のレイヤーをコピーし、レイヤーマスクを反転させ、暗部を適用し、暗のレイヤーとした。

明るさを少し落とし、暖色系のレンズフィルターをかけた。

顔にメリハリができ、美しさが強調できた。

Finishしてから、もう一枚と言って撮影した写真で、光線状態が悪い。


Luminosity Maskの範囲はレイヤースタイルを使うことで
自分で自由に設定できる。

右はイルミネーションの中で撮影したが、イルミネーションの美しさがあまり無く、又顔が濁った色になってしまった。

べた塗り調整レイヤーでブルー・グリーン系の色を塗り、描画モードをハードライトにし、ブレンド条件で適用範囲を暗い部分にした。人物はレイヤーマスクで除外した。

明るいイエロー系の色をべた塗り調整レイヤーで塗り、描画モードをスクリーンにし、適用範囲を明るい部分に設定した。

グラデーションツールで右上をさらに明るくした。

自分が良いと思う肌色をスポイトツールでピックアップし、顔の部分に塗って描画モードをカラーにした。

新しいレイヤーを作成し、描画モードをソフトライトにして顔の明るさ、コントラストを微調整した。

色相・彩度調整レイヤーで各色の色相、彩度、明るさを調整した。

全体を見ながらレイヤーの透明度を調整し、完成させた。






強い逆光で人物が暗くなってしまった。

Luminosity maskをカラーで選択することもできる。

空と海が青いので、チャンネル表示でブルーを見ると、その部分が白くなっている。

Commandキーを押しながらチャンネル表示のブルーの部分を押すと、白くなっている部分が選択される。

レイヤー表示にし、背景を2つ複製(暗く、明るく)し描画モードを乗算(色を濃くし暗くする)とスクリーン(明るくする)にする。

暗くのレイヤーにレイヤーマスクを作成すると空と海の部分が選択され、濃く暗くなる。
明るくのレイヤーにレイヤーマスクを作成すると人と下部が選択され、明るくなる。









京都の飲み屋街に行ったが、早すぎて雰囲気が出ていない。こんな場合は暗くしてコントラストを高くすると夕方の雰囲気が出る。

選択範囲の色域指定を使うと3段階の明るさの
Luminosity maskを作成することができる。

背景をクリックし色域指定でハイライトを選択し、
色相・彩度の調整レイヤーでブルー系を暗くした。
同様に中間調を選択し、明るさ・コントラストの
調整レイヤーで暗く、コントラストを高くした。
同様にシャドーを選択し、ダークブルーのベタ塗り
調整レイヤーを作成し、描画モードをソフトライトにした。

最後に各レイヤーの非透明度、塗りを調整して完成させた。
























ブルーのベタ塗りレイヤーマスクを作成し、選択範囲の色域指定で
ハイライトを選びLuminosity Maskを作成した。余分な部分は除外し
レースカーテンの部分をブルーにした。





















肌が緑かぶりしていたので、色域指定でスキントーンを選び、肌を明るく、彩度を上げた。

Luminosity Mask は風景写真の画像処理によく用いられる。
作例は ▶ こちらの記事をご覧ください。

特定色の選択による調整


夜の京都で撮影したが、モデルが暗くなって冴えない。
プラス1EVでRAW現像した画像を右側に適用しHDR処理
を行った。

シネマチックな雰囲気を出す為、特定色域の選択の調整
レイヤーを作成し、カラーグレーディングした。

明るさを3段階に選択できるので、まずブラックを選択
し、バックをブルー、グリーン系の色にした。
モデルの肌の色を調整する為レッドのカラーに切り替え
本来の色に戻し、少し明るくした。

トーンカーブの使い方に慣れれば
このような調整はトーンカーブで
できるようになる。

真っ白、真っ黒にせず、
余裕をもたせ、そこにわずかに
色をのせていくと趣が出てくる。









順光で撮影すると色がきれいに出て、青空は真っ青に写る。

逆光で撮影する際、人物に合わせて露出補正すると空が白くなってしまう。




特定色の選択を使うと、簡単に空を青くできる。

カラーで白色系を選び、シアンを少し足すと空が青くなる。ブラックを足すと空が少し暗くなる。

ブラック系を選び、イエロー、マゼンタを少し減らすと暗部がグリーン系になる。

レッド系のブラックを減らし、顔を少し明るくし、マゼンタを少しおさえた。

べた塗りによる調整




トーンカーブで調整した後、窓からの光を強調する為イエロー系の
べた塗り調整レイヤーを作成し、描画モードをリニアライトにした。
ブレンド条件で明るい部分に適用し、さらに人物及び左側はレイヤーマスクで除外した。

もう一つブルー・イエロー系のべた塗り調整レイヤーを作成し、描画モードを乗算にした。
ブレンド条件で暗い部分に適用し、さらに人物及び右側はレイヤーマスクで除外した。

各レイヤーの透明度を調整して完成させた。


チャンネルミキサーによる調整





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町の中の色々な明かりがあり、少し汚い印象があるので、すっきりさせた。

チャンネルミキサーを使うと、3色を直接いじることができる。


カラールックアップによる調整






















カラールックアップはRGB三原色の配列
(LUT, Look Up Table)に基づきカラー調整を行う。

3D LUTファイルからLateSunset.3DLを選択し、
さらにトーンカーブで夕方の雰囲気にした。





















カラールックアップの3D LUTファイルからSoftWarning.lookを選択し、柔らかい雰囲気にした。

さらにトーンカーブで明るく、コントラストを低くした。





















雑踏の中で撮影した。
バックをルックアップテーブルのCandlelight.CUBEに、
主題をFilmstock_50.3dlにした。

カラーバランスによる調整




背景を、肌と補色関係にあるブルーとグリーンをカラーバランスのシャドーで調整し、色相・彩度で彩度を落とし、少し暗くして雰囲気を変えた。



ヒストグラムやトーンカーブで色毎に調整することでより細かく調整ができる。

ヒストグラムやトーンカーブは明るさを変えるだけでなく、3色を個別に調整することで色を変えることもできる。




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元画像は少し緑かぶりしているので、Photoshopのカラーバランスの中間調を上の右図のように調整した。

桜の赤色を強調する為、ハイライトのレッドを強くし、
髪の毛の色の調整の為シャドーを調整した。

全体を調整する為、わずかに青のカラーフィルターを顔にかけた。

明るさ・コントラスト調整レイヤーで顔を少し明るくした。
自然な彩度を少し高くして完成させた。


ホワイトバランスを調整の上、
カラーバランスで肌の色を青色にふった。



グラデーションによる調整


ニコンのRAW現像ソフト Capture NX-D ではコントロールポイントを用いて部分的な調整ができる。

夕暮れの雰囲気を出すため、2つのコントロールポイントを作成し調整した。

Capture NX-D については
▶ こちらの記事をご覧ください。



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こちらはグラデーションツールで調整した。




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夕暮れの雰囲気を強調し、暗部のホワイトバランスを青にふり、
明部のホワイトバランスをイエロー、レッド系にふった。
グラデーションツールで夕暮れの雰囲気を出した。


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白っぽいところが多いと主題がかすんでしまう。
グラデーションマップで右側の明るいところを暗くし、
グラデーションツールで左上を明るくした。






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グラデーションツールで夕方の雰囲気を強調した。























シネマティックな雰囲気にした。


右は元画像で、夕暮れの街の雰囲気を出すことにした。

グラデーションツールで部分的に色を調整した。





詳細は 
▶ こちらの記事をご覧ください。


右は元画像で、ロンドンのコヴェントガーデンの雰囲気を出すよう調整した。

グラデーションツールで、グラデーションタイプをノイズにし、開始位置を乱数的に変化させるにすると、色々なグラデーションが次から次に表れる。

カラーモデルのRGBのスライダーを変えることで色を変えることもできる。

気に入ったグラデーションを適用させるとよい。







右は元画像

夕焼けの雰囲気を出す為ホワイトバランスを変え
さらにグラデーションツールで色を調整した。







印象的なバックを背景に選んだが、さらにシネマティックに色を調整した。







左側は元画像で
右側はホワイトバランスを
青にふった画像。



グラデーションマップで乱数的に変化させ、RGBを調整した。























トーンカーブでブルーにふった。

雰囲気の華やかさを強調した。



グラデーションマップと
グラデーションツールを用いて
画面左側を調整した。




肌の色の調整




肌の色の簡単な調整

室内光の影響もあり、肌が赤みを帯び、彩度も高い。

白黒調整レイヤーでレッドを明るくし、レイヤーの透明度を
17%にして調整した。

唇と洋服の赤の部分はレイヤーマスクを黒に塗って元の色を出した。

ハイキーで柔らかい色にした。



非常に暗い中撮影

雰囲気を出す為、柔らかな色合いにした。










肌の色調整、ヘアや目の色の変更等ポートレート画像処理、デジタル メイクについては ▶ こちらの記事をご覧ください。

ソフトフォーカス


ソフトフォーカスの写真では、ハイキーにするとにじみが美しく、その効果が増す。

少しブルー系にして清々しさを出した。


暖かさのあるソフトな雰囲気にした。


ソフトフォーカスについては ▶ こちらの記事をご覧ください。

ライティング



画像をクリックするとA4プリントサイズ相当の拡大画像が開く
ライティングもカラー・グレーディングに重要。

トワイライトの外光を活かし、温かい室内光をメインライトにフラッシュにオレンジのカラーフィルターを付け補助光として使った。

Nikon D800E
50mm f/1.4G、絞りF3.2



ローキーにする為フラッシュは使わず、横から室内光を当てた。
コントラストを高め彩度を少し落とし、
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。

こちらはゴールド調にした。




ポートレート ライティングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。



画像をクリックすると全身画像が開く
ダークゴールド調にした。



色々な調整


デジタルカメラの撮像素子は色を
感知することができず、各セルには
3色のいずれかのカラーフィルターが付いており、各セルに記録された明るさの情報をもとにカラーにしている。






特定色域の選択で、マゼンタ系、
シアン系、イエロー系等をいじり
少しメルヘンチックに編集した。



カラールックアップの調整レイヤーを使うと、多くのプリセットの中から色の調整ができる。

ソフトにした。

右はグリーンを強調した。
紫陽花の色が引き立つ。

カラールックアップは
RGB三原色の配列
(LUT, Look Up Table)
に基づきカラー調整を行う。

右はムーンライトを選択した。



雨の夜の原宿で撮影



ウインドーから漏れるあかりと街の夜の雰囲気を対比させた。



夕方の逆光の
雰囲気を活かした。



夕暮れ時のプラハ市民会館の雰囲気を出した。




プラハの夜の美しさを表現する為、
部分的に彩度、明るさを調整した。








イスタンブールの繁華街の雰囲気を出す為、
銀残し(ブリーチバイパス)風にした。







トルコの個人宅を撮影させていただいた。

彩度をおさえ雰囲気を出した。





フランスのリオンのレストランを撮影したが、明暗差が大きく思い通りの写真にならなかった。



トーンカーブで
HDR(ハイダイナミックレンジ)
処理を行い明るさを調整した。

ねむい画像になったので
色相・彩度・明度を調整して完成させた。

HDR処理については
▶ こちらの記事をご覧ください。

リオンの旧市街の雰囲気が出た。



フランスのナントの旧市街地にあった建物

空を大きく入れると建物が暗くなってしまう。

トーンカーブでHDR処理し、少しねむい画像になったので色相・彩度・明度を調整した。


スウェーデンのストックホルムの旧市街で、トンネルの向こうにも街があった。

明暗差が大きかったのでトーンカーブでHDR処理した。


旧市街を歩いていると狭い小道から小さな子どもが飛び出してきて、とっさに撮影した。

トーンカーブでHDR処理した。






















モロッコの迷路の印象を強調した。

路地の小さな店で仕事をしている人をノスタルジックに表現した。







ニューヨークのエンパイアステートビルディングから夕景の摩天楼を撮影した。



トーンカーブでブルー、レッドを持ち上げており、彩度はいじっていない。



右は元画像で、彩度を下げ、コントラストを下げて明るくした。








グラデーション・マップで同じような効果を与えた。









グラデーションの色を変えることでイメージを変えることができる。




右は元画像で、彩度を下げ、コントラストを上げて少し暗くした。



銀残し風にした。
銀残しについては 
▶ こちらの記事をご覧ください。



グラデーション・マップでアンバー系にした。




変わったイメージにしてみた。




風景写真の調整




冬の早朝撮影したが、霧氷が目立たず、遠景の山も霞んで
いる。

こういう時には描画モードの乗算や焼き込み等で見栄えを
良くすることができる。

背景をコピーし、描画モードをハードミックスにして、
レイヤーの透明度、塗りを調整した。

明るさ、コントラストを微調整した。




RAW現像ソフトの SILKYPIX はRAW現像の基本機能は充実しており、作品を仕上げる上でイメージやテイストを具現化しやすい。
下は青を強調した。

_Z7A3009-2

画像のチャンネルを見ると、3色の強さがわかる。

3色の強さをチャンネルミキサーで調整することで色を変えることができる。

チャンネルミキサーの調整レイヤーでレッドのチャンネルを選び、レッドを少し強くした。
レッドのチャンネルにグリーンとブルーがあるが、これはそのチャンネルのレッドの強さを調整することになる。

同様にグリーン、ブルーのチャンネルを調整した。
ブルーは少し弱くし、反対色の黄色を強くした。

夕焼けの雰囲気に調整した。



最終画像は、レイヤーマスクにグラデーションを使い、下の方は元の画像にした。


面白い雲が出たので、空を強調した。

チャンネル表示に切り替え、commandキーを押しながらブルーのチャンネルをクリックすると、青い空と海が選択される。













風景写真のカラー グレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。

モノクロ写真のカラー グレーディング




モノクロ写真もトーンカーブを使って明るさ、コントラストを調整できる。

又レッド、グリーン、ブルーのトーンを変えることで色を付けることもできる。

コントラストを上げ、セピア色にした。

白点、黒点を少し持ち上げておくことで色が付き、真っ白、真っ黒より見栄えがする。

上の写真をモノクロにしてみた。

わずかにイエロー系の着色をしている。


ゴールド色のモノクロにし、パートカラーにした。














モノクロ写真はカラーが無いのカラー・グレーディングはおかしいとおもうかもしれないが、デジタルカメラの撮像素子には3色いずれかのカラーフィルターが付いており、各セルに記録された明るさの情報をもとにカラーにしており、各色毎に明るさを調整できる。

モノクロ写真をアート紙や和紙にプリントすることをトライしている。



一部色を残し、ハイキーにした。







バックの森の濃淡や和紙の肌触り等
プリントの味わいがでないが




こちらはローキーにした例



トーンカーブの調整が上のハイキーとは異なる。










元のカラー画像

Photoshop でチャンネル表示(ブルー)

















右の画像をチャンネル表示すると各色の強さがわかる。

上はブルーのチャンネルを示し、空が明るく(強く)表示される。

チャンネルミキサーでモノクロにチェックを入れると、各色毎に明るさを調整できる。



Adobe Camera Raw ではRAW現像時、各色毎の強さを調整しカラーフィルター効果を与えることができる。









下は Adobe Camera Raw で色毎に強さを変えたサンプル。


ブルーを暗く、レッドを明るくした

ブルーを明るく、レッドを暗くした


モノクロ写真の詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

要望により拡大画像を載せていますが、低画質画像です。
著作権侵害は犯罪です。法的措置を講じています。
Feature
ライカの魅力
leicacl
Nikon Z7 レビュー
ニコン Z6 と D500
D500
ニコン Z6 と D750 ニコン D850
_1170945
Nikon D5
単焦点レンズ
NikonD5+105mmF1.4
大口径ズーム
超広角レンズ Nikkor 14-24mm F2.8 望遠レンズ
標準レンズ
_D7A2614-w
レンズの使い方
Leica
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ライティング
godox-v1
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