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テクニック Category

カラーグレーディングでは色の組み合わせ、部分的な明るさ、
コントラストの調整で、クリエイティブな作品づくりをする。

映像分野ではカラーグレーディングが広く使われている。
ここでは写真の画像処理によるカラー グレーディングについて
説明する。

海外では、風景写真やポートレート等で多様な作品を見ることが
でき、アーティスティックな作品づくりがされている。

カメラから出てくる色や明るさではなく、
自分のイメージに基づき印象深いクリエイティブな
作品づくりにチャレンジしてみよう。

作画意図が明確になっていて、それに沿って撮影、RAW現像、
画像処理を行うことが重要。

右は個性的なモデルの良さを出す為、アンバー系の色にした。
下はさらに個性的にした。

下の左はグラデーションマップで明るさに応じて色を変えている。

右はグリーン系のモノクロにした。




夜の京都で撮影したが、モデルが暗くなって冴えない。
プラス1EVでRAW現像した画像を右側に適用しHDR処理
を行った。

シネマチックな雰囲気を出す為、特定色域の選択の調整
レイヤーを作成し、カラーグレーディングした。

明るさを3段階に選択できるので、まずブラックを選択
し、バックをブルー、グリーン系の色にした。
モデルの肌の色を調整する為レッドのカラーに切り替え
本来の色に戻し、少し明るくした。

トーンカーブの使い方に慣れれば
このような調整はトーンカーブで
できるようになる。












冬の早朝撮影したが、霧氷が目立たず、遠景の山も霞んで
いる。

こういう時には描画モードの乗算や焼き込み等で見栄えを
良くすることができる。

背景をコピーし、描画モードをハードミックスにして、
レイヤーの透明度、塗りを調整した。

明るさ、コントラストを微調整した。



作画意図
(どのように表現したいのか)が
明確になっていないとうまくいかない。

映画の一シーンを作るつもりで
シネマティックなイメージづくりを
するとよい。


明るい淡いゴールド、ピンク色にして
ソフトな感じにした。

後からどうにでもなると思わず
撮影時からイメージに合わせた撮影をしておき、画像処理を最小限にすることで画像劣化を少なくすることができる。






技術でできることはしれている。

色彩のセンス、芸術的感性を高め、自分のスタイルを持つことが重要。


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_1000787Nikon Z7
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
どの焦点距離でも画面端までシャープで乱れは無く、柔らかさもあり、今まで使った
標準ズームレンズの中で最高のレンズで、一番好きなレンズになった。

_Z7A7057

Nikon Z7
24-70mm
68mm
絞りF3.2



_Z7A7057
画像をクリックすると拡大画像が開く



Nikon Z7
24-70mm
F2.8
24mm




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Nikon Z7
24-70mm
70mm
絞りF2.8
JPEG画像




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_1000790
_Z7A7057
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Nikkkor Z 24-70mm f/2.8 S はシャープな中に柔らかさがあり品がよく、気に入った。

Nikon Z7 との組み合わせが軽い上に、全長が短いこともあり、Z7 とのバランスがよく、
一日中撮影しても疲れは少ない。気楽に持ち出せる。

Nikon Z7
24-70mm f/2.8
70mm、F2.8




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Nikon Z7
24-70mm f/2.8
70mm、F2.8
約90mm相当にトリミング





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A3プリントサイズ相当拡大画像
ニコン Z7 で撮影
上の左は 35mm f/1.8、絞りF2
右は 24-70mm f/4、絞りF5.6

瞳に小さな光が写っている。

Nikon Z7
50mm f/1.8、絞りF3.2

シャープさの中に柔らかさがあり
ポートレート撮影にも好ましい。


画像をクリックするとA4プリントサイズ相当拡大画像が開く

Nikon Z7
20mm
絞りF10



仕事では仕事の流儀があり、クライアントの意向に沿った緻密な計画と準備が必要で、失敗は絶対許されないので、作品撮りとは全く違うやり方をとる。ここでは作品撮りを前提に、ポートレートの撮影方法、撮影技術、コツ等を述べる。

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モノクロ写真に何故惹かれるのだろうか。
シンプルに、ストレートに物の本質が伝わり強く心に訴えることができるからか。
カラーで撮影しても簡単にモノクロにすることができる。
気楽にモノクロ写真を楽しもう。









Photoshop ではメニューのイメージ/モード/グレースケールを選択してモノクロにすることができる。
さらに、イメージ/モード/ダブルトーンにすると、多くのプリセットがある。
右はグリーンを選択した。





モノクロ写真もトーンカーブを使って明るさ、コントラストを調整できる。

又レッド、グリーン、ブルーのトーンを変えることで色を付けることもできる。


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コントラストを上げ、セピア色にした。

白点、黒点を少し持ち上げておくことで色が付き、真っ白、真っ黒より見栄えがよい。

Nikon Z7
50mm f/1.8、絞りF2.8

カラーグレーディングについては
▶ こちらの記事をご覧ください。

モノクロ(モノクローム、白黒写真)写真を撮るには
撮影時にモノクロに設定
(ニコンではピクチャーコントロール、
 キャノンではピクチャースタイルで)すればよい。

カラーで撮影した写真を撮影後後処理でモノクロに変換することもできる。Photoshop の調整レイヤーで白黒を選択すればモノクロになる。

各色の明度を調整するとカラーフィルター効果が得られ、
レッド系を明るくし、肌の部分を明るくした。



着色にチェックし、色を調整することでセピア色になる。

黄昏時の町の雰囲気を出した。

モノクロ写真が撮れるようになると、カラー写真でも光を読んで撮影でき、良い写真が撮れるようになる。
モノクロ写真の撮影方法、高画質なモノクロ画像の作成方法、プリント方法等について述べる。

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写真は芸術だ! 素晴らしい芸術作品を創ろう。
人に感動を与える素晴らしい写真を撮りたいと思っているがなかなかできない。
自分が感動しなければ他の人にその感動を伝えることはできない。
共感を呼ぶ写真が撮れれば、写真を見た人からの称賛が得られ、写真を撮る意欲がわいてくる。
何気なく撮った写真が良いこともある。どうすれば良い写真が撮れるのだろうか。
写真が語ってくれる。語って欲しいことを見いだし写すと良い写真になる。

美瑛
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Leica M Monochrom
Summicron 35mm F2 ASPH
寒色系にしている


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写真は芸術だ! 素晴らしい芸術作品をつくろう。

美瑛
クリックするとA3プリントサイズ画像が開く
写真は、
技術と芸術的感性の融合、
いわば右脳と左脳の共同作業で
それが写真の面白さでもある。






14-24mm f/2.8G 広角端で撮影
大きくプリントしないと
良さがわからない写真がある。
全倍にプリントした


木を見て枝葉を見るだけでなく森をみることが重要。枝葉をよく見ないと森は見えてこない。

_1000763
Nikon Z7、50mm f/1.8
_Z7A2996
画像をクリックするとA3プリントサイズ相当拡大画像が開く


技術の裏付けがあって感性が活きる。

カメラ・レンズの使い方、写真の
撮り方を知り、使いこなすことで
表現の幅が増える。

一方、技術にこってしまうより、素直に撮影対象を見つめ、感動の瞬間を撮影することで、素晴らしい写真ができることもある。
技術でできることはしれている。時として感性の邪魔をしてしまう。

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私の場合、ダイナミックレンジが広く、彩度やコントラスト、
シャープネスが低い、後処理耐性のある画像が得られるよう
RAWで撮影し、RAW現像後16 bitのTIFFデータにして画像処理
している。

撮影時ピクチャーコントロールをニュートラル
(キャノンではピクチャースタイル:ニュートラル、
 Lumix ではフォトスタイル:ナチュラル)にしている。

作画意図にもとづきカラー グレーディングで作品づくりをしている。

カラー グレーディングについては ▶ こちらの記事をご覧ください。



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デジタルカメラは設定する項目が多いが、自分が使いやすいように設定することで楽に良い写真が撮れる。

撮影現場で考えていると、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことにもなりかねない。

慣れるまでは、全てオートで撮影し、後処理でカバーする方が
良い写真が撮れる確率が増える。

カメラによっては設定を記憶できる機能があるので、登録しておいて、撮影対象により使い分けることができる。

思い通りの作品を作るには、
ピクチャーコントロール
(キャノンはピクチャースタイル、Lumix はフォトスタイル)と
ホワイトバランス がポイント。

ピクチャーコントロール:ポートレート

RAWで撮影しておくと、ほとんど画質に影響なく
後で色や明るさ、ピクチャーコントロール、ホワイトバランス等
を変えることができる。

RAWの詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

私の場合、撮影時ファインダーを見ることに集中し、又設定を間違えることで失敗しないよう、カメラの設定は撮影前に行い、
撮影中に設定を変えるのは絞り位にしている。

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_1000991godox-v1x
_Z7A8393
Godox V1 & TT685
Godox V1 購入

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Godox V1 をカメラに直付けし、直射したので、光が硬い。

Nikon Z7
24-70mm f/2.8、70mm、絞りF3.2

TT685 やニコン SB-910 より均一で円形に照射されるが、
実用上あまり差は無い。
発光面が大きいが影が柔らかくなるほどでもない。
円形ドームを付けても発光面積は変わらない。
照射角は広がり、バウンスができる場所なら効果があるが、
ホワイト系の壁面が近い所に限られる。
又他のフラッシュでもバウンスでき、差はほとんど無い。
バウンスの効果は下記
影を柔らかくするには、発光面積を広くする Magsphere
ソフトボックス等を付けた方がよく、
柔らかい光を過大に期待しない方がよい。
リチウムイオン電池採用でリサイクルタイムが小さいのがよいが
予備として(多灯ライティングができることもあり)
TT685、TT350 and/or SB-910(単3乾電池、充電池使用)を持っていく。

下はホームスタジオでのテスト結果:
Nikon Z7、24-70mm f/2.8、絞りF2.8。カメラに直付けし、左は直射、右は天井バウンスで撮影。

_Z7A8053_Z7A8056

godoxpro_1180173_1180184_1180192ref

電波式ワイヤレスフラッシュシステム トリガー Godox Xpro とレシーバ X1 R、フラッシュ2台 Godox TT685 と TT350、
ビューティーディッシュ、グリッド付きリフレクター、ソフトボックス4つ 60cm、120cm、60×90cm、15×20cm、
86cmトランスルーセント アンブレラ(グラスファイバ製)、ライトスタンド190cmと150cm、60×90cmレフ板、
等を合計約5万円で購入した。安価にライティングシステムが揃えられる。


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Godox Xpro をカメラに付け
Godox フラッシュ TT685 に
トランスルーセントアンブレラを付け
オフカメラで発光
補助光として TT350 を天井バウンス

Nikon Z7
35mm f/1.8、絞りF3.5



皆さんからの希望もあり、色々テストに購入した結果、
作りは、仕事に使っている高価な機材と比べるのは酷だが、
驚くほどの価格にしてはしっかり作られており、使いやすく、
作品撮りにはこれで十分という気がする。
賢く利用しよう。
ただ、保証やサービス体制等は期待できないかもしれないので
自己責任で購入ください。
詳細下記

Godox Xpro をカメラに付け
Godox フラッシュ TT685 に
ビューティーディッシュ
(ディフューザー付き)を取付け
ライティングした。

Nikon D850
58mm f/1.4G
絞りF3.5


斜め上45度、横45度で撮影するとレンブラントライトになり
立体感が出る。

個性的なモデルの良さを出す為、ソフトボックスを付けた
1灯ライティングで少し硬い光にした。


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iPhone XR を購入したので「ポートレートライティング」を試してみた。

iPhone X でポートレートで撮影したことは無いが、広角用と望遠用の2つのレンズの画像を合成し、バックをボカす。

iPhone XR には1つのカメラしか付いておらず、シングルレンズカメラと機械学習を使って背景をぼかす。

撮影時ポートレートライティング機能を使うと
「自然光」「スタジオ照明」「輪郭強調照明」を選ぶことができる。

右はスタジオ照明を選んだ。バックのボケが少し不自然だが、スマートフォンで見る分には使える。

スマートフォンでの写真撮影については 
▶ こちらの記事をご覧ください。



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安価に手軽に良いライティング結果を得るにはアベイラブルライトを利用すればよい。

右は太陽光が直接当たり、レフ板で影を和らげた。

ライティングのコツ
 ・メインライトは一つにする。
 ・コントラスト(光と影)を調整する。
  コントラストが弱いと柔らかい雰囲気に
  コントラストが強いと印象的な写真になる。
 ・柔らかい光、硬い光を使い分ける。
  モデルから見て大きな光源は柔らかい光になる。
  フラッシュは硬い光だがディヒューズやバウンスすると
  光源の面積が増え柔らかい光になる。
  同じ光源でもモデルに近づけば柔らかい光になる。
  遠い太陽の光は硬いが、窓や雲を通る光は柔らかくなる。
 ・光の強さは光源から被写体までの距離の二乗に反比例する。
  光源を遠くに置きすぎると光が弱すぎることになる。

ライティング技術が優れていても良い写真が撮れるわけではない。
どのような写真が撮りたいのか、作画意図と芸術的センスが無ければ技術を生かせない。

ここでは作品撮りを前提に、手軽に使えるクリップオンフラッシュ
(スピードライト)を使うポートレートライティングについて説明する。

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よく、高いカメラ、レンズを購入すれば良い写真が撮れますかと質問があるが、今のカメラ、レンズをとことん使い込んでから購入した方がよいと回答している。カメラ、レンズよりもっと大切なことがある。
同じ風景でも、光線の具合により、コントラストが強い印象的な写真が撮れることもあり、幻想的な素晴らしい作品が撮れることもある。時間によってもイメージが変わる。ポートレート撮影では、一瞬の違いで良い表情をものにすることができる。

_Z7A3595
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余り細部にこだわりすぎると
大切な作品表現力を見落とす
ことになりかねない。

このレンズは何気ないモノを撮っても味わいのある写真が撮れる。

Nikon Z7
50mm f/1.8、絞りF4
JPEG画像



_Z7A2996
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良いレンズは
自分が気にいる写真が撮れる、
他の人の評価が高い写真が撮れる
レンズで、一人一人異なるかもしれない。

Nikon Z7
50mm f/1.8、絞りF10
ISO 8000
SILKYPIXで現像


どちらかと言うとレンズを使う為にカメラがある。
写真はレンズで決まる、カメラよりレンズに金をかけろと昔から言われていた。

カメラ・レンズは道具であり、良い道具を使うと撮影意欲が出て良い写真が撮れることもある。良いカメラを持つと良いレンズを使いたくなる。その逆もある。

安いレンズでも好きになるレンズもあり、性能測定結果の数値が低くても味があるレンズ、素質が良いレンズもある。
最近のレンズはシャープさを追求する余り(ピクセル等倍で評価することの弊害もあり)、昔のレンズのような味のある表現ができなくなってきている。

_1170846
Nikon D850、58mm f/1.4G




テスト結果が良いレンズが必ずしも面白いわけではない。

レンズの世界は奥深い。

ニコン 58mm やキャノン EF85mm F1.2L は性能測定値が決して高くないが、友人の作品を見ていると味があり、素晴らしい。
キャノン RF 85mm F1.2 の作品を見せてもらったが、これは又違った素晴らしさがあった。

写真の楽しみ方は色々あるが、ここでは作品撮りを前提に説明する。

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Dodge and Burn
(更新)





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Dodge and Burn
(日本語でなんて言うんだろう)
はポートレートの画像処理で重要。

顔に適度のコントラストを付けた。


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Luminosity Maskを使い顔にメリハリを付け、美しさを強調した。



夜の京都で撮影したが、モデルが暗くなって冴えない。
プラス1EVでRAW現像した画像を右側に適用しHDR処理
を行った。

シネマチックな雰囲気を出す為、特定色域の選択の調整
レイヤーを作成し、カラーグレーディングした。













グラデーションマップを使うと
明るさに応じて色を変えること
ができる。

個性的なモデルの良さを強調した。




目次
▼ 簡単なデジタルメイク
   ▼ 明るさ、コントラストの調整
   ▼ 目のメイク(更新:ラメ追加)
   ▼ 唇のメイク(更新)
   ▼ チークを入れる
   ▼ まつ毛をシャープにする
   ▼ 髪の毛の調整
▼ 簡単な明るさ、コントラスト、色、肌の調整
▼ Dodge and Burn(更新)
▼ Frequency separation method(周波数分離方式)
   ▼ 肌を滑らかにする
▼ カラーグレーディング
▼ グラデーションの活用
▼ 影を和らげる
▼ 暗い顔を明るくする
▼ ハイキー、ローキーに仕上げる
▼ 背景の処理
▼ 集合写真の調整
▼ 白飛びの救済
▼ 肌の色の調整
▼ 肌のテクスチャーの調整
▼ ソフトフォーカス
▼ ノイズ低減処理
▼ 服装の調整
▼ 雨のポートレート写真(更新)
▼ ポートレートのモノクロ写真
▼ RAW現像、画像処理の基本
▼ レイヤー、レイヤーマスク、ブラシの使い方
▼ RAW現像、画像処理の実例
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写真は見た世界を切り取るもので
切り取り方、構図により訴える力を強くすることができる。

「しん・そえ・たい」
で考えるとうまくいく。

もう一つ「ま」を加えたい。

「そえ」と「たい」が
「しん」を引き立てる。
「ま」がそれらのバランスをとる。

しかし、余りにもまとまり過ぎているとつまらない。

z7+20F1.8

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「しん」を大きくするのが通常だが、この場合はその場の雰囲気を活かした。

Nikon Z7
20mm f/1.8G、絞りF10



日の丸構図は良くないと言われるが、場合により主題を強く印象付けられることもある。


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RAW現像、画像処理のポイントはピクチャーコントロール、
(キャノンではピクチャースタイル)とホワイトバランス

色の三原色を理解し、補色(反対色)の関係を理解しておくことも重要
どんな色を、どこに配色するかは色彩のセンスになる。

デジタルカメラの撮像素子は色を
感知することができず、各セルには
3色のいずれかのカラーフィルターが付いており、各セルに記録された明るさの情報をもとにカラーにしている。


カラールックアップ
(LUT: Look Up Table)は
RGB三原色の配列
に基づきカラー調整を行う。

右はグリーンを強調した。
紫陽花の色が引き立つ。

RAWで撮影し、RAW現像することにより高画質の写真に仕上げることができる。

RAWデータは撮像素子に記録された情報を生で記録したデータで、
カメラに記録されたフルデータと言って良い。

JPEGデータはカメラ内でRAWデータから加工された情報で、
8bit(256階調)に縮小され、データ量が小さいが、
撮影時の多くのデータが失われており、後処理耐性が低い。

12bitでは4096階調、14bitでは16384階調となり、少なくとも
12bitで撮影し、RAW現像後16bitのTIFFデータで保存し
画像処理するのがよい。

高画質の作品づくりを行うには、RAWで撮影することが必須と言ってもよい。

RAW現像で注意することは、記録されたデータを消すこと無く、ダイナミックレンジが広く階調性を保った状態で(ねむい画像を)後処理にまわすことで、画像を破綻させることなく高画質で見栄えのする写真ができる。

写真の楽しみ方は色々あるが、ここでは作品づくりを前提に説明する。

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カラーコントロールポイントの詳細へ
Capture NX-D Ver. 1.5.0 で下記変更(抜粋)
• 画像の部分調整ができる[カラーコントロールポイント]追加。
• 画像処理の高速化とメモリ消費量の低減
• Nikon Z7 のピクチャーコントロールに「ミドルレンジシャープ」追加
 「クイックシャープ」を用いると「やわらか」から「くっきり」まで一括調整
• 20種類の「Creative Picture Control」を搭載
 ドリーム、ポップ、ドラマ、ブリーチ、グラファイト、カーボン等

簡単に望む写真に、又部分的な調整ができるようになった。(詳細下記)

RAWデータを適切に現像、編集すれば、高画質の写真データを得ることができる。
調整のし過ぎは画像を破綻させるので、極端な調整は避けなければならない。

JPEGデータは8bit(256階調)でデータ量が小さいが、カメラ内でJPEGに変換する際多くのデータが失われており、後処理耐性が低い。
12bitでは4096階調、14bitでは16384階調となり、少なくとも12bitでデータを記録し、16bitのTIFFでデータ保存するのがよい。

ニコンのRAW現像ソフト Capture NX-D は無償でダウンロードできる。
Capture NX-i はより簡単にRAW画像やJPEG画像、TIFF画像の画像調整ができる。


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この事例の詳細は下記











Nikon D850
24-120mm f/4G、絞りF5.6
ISO 8000、ノイズ低減LOW


右はニコン Capture NX-D でRAW現像時、ピクチャーコントロールをポートレートにし、明瞭度を下げ、ソフトにした。

Nikon D810
58mm f/1.4G、絞りF3.2


Capture NX-D では撮影時の設定が反映されるが、後から変更ができる。

RAW現像の秘訣はピクチャーコントロールとホワイトバランス。

思い通りの写真になっていない場合、まずはこの2つの設定を変えてみるのがよい。

詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。


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簡易チェック:16階調グレイスケールの差が均等になっていて、どこにも色が付いていないこと。

grey

写真を正しい色に調整するカラー コレクションは、色調整された機材を使って初めてできる。

撮影時から出力(ウェブやプリント)までカラーマネージメントし、キャリブレーションしておく必要がある。(詳細下記)

しかし、正しい色とはどんな色なのだろうか。

人間の目(脳)には錯覚があり、色の組合せや周りの色により違う印象を持つ。

又、後から思い出す場合、記憶により自分の色を作ってしまうこともある。

オートで撮れば正しい色になるんだろうか。

フィルムでも、デジタルカメラでもメーカー / 機種により色が異なり、色を変えることもできる。

強調しているが、
こんな印象だった。



面白い雲が出たので、空を強調した。



作画意図により色を調整し、
クリエイティブな作品づくりをする
カラーグレーディングにより、
海外では意欲的な作品づくりがされている。(詳細下記)


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HDR (High Dynamic Range) 合成は写真に記録できるダイナミックレンジ(表現できる明暗差)を広げ表現する。



明暗差が大きな撮影条件だったので露出ブラケットした。
上の左は-0.67EV、右は+0.67EVの画像で、
PhotoshopのHDR ProでHDR合成した。

少し良くなったが、全体のコントラストが低下し、
ダイナミックレンジを広げるても見栄えが良くない場合が多い。

Luminosity Mask(明るさをいくつかの段階に分け処理する)
を使い処理した。











Luminosity Mask は
風景写真によく使われる
カラー グレーディングで
詳細は ▶ こちらの記事をご覧ください。

明暗差が大きな撮影対象を撮影すると、白飛びや黒つぶれしてしまうことがある。この部分にはデータがなく、後処理で復元することはできない。

明暗差が広いデータを記録できるRAWで撮影することが望ましい。RAWは撮像素子に記録された情報を生で記録したデータで、
8bitのJPEGデータより、1枚の写真に多くの色や明るさの情報が記録されている。

カメラが自動的にダイナミックレンジを広げてくれるアクティブDライティング等もあるが、画像劣化が起きることもあり、過度な設定はしない方が良い。

カメラ内でHDR(ハイダイナミックレンジ)できる機能を持つ機種もあるが、使い方を間違えるとメリハリの無い写真になってしまう。シチュエーションによっては明暗差が大きい方が迫力のある写真になることもある。

ここでは、より精密に、高画質に調整できる、後処理でダイナミックレンジを広げる方法について述べる。続きを読む

「銀残し」又は「ブリーチバイパス」風の写真は好きな表現の一つで、彩度を落としコントラストを上げた独特の雰囲気が得られる。

昔ムービーで使われ、映像処理ではカラーグレーディングとして使われる。デジタル写真で簡単に銀残し風に画像処理できる。

カラーグレーディングについては ▶ こちらの記事をご覧ください。

Photoshop や Lightroom 等RAW現像ソフト、画像処理ソフトを使い、簡単に作成できる。コントラストを上げ、彩度を落とすだけでよい。

窓からの逆光を活かし、コントラストを高くし彩度を落とし銀残し(ブリーチバイパス)風にした。





グラデーションマップを使うと明るさに応じて色を変えることができる。

個性的なモデルの良さを強調した。




暗い室内で補助光をわずかに発光させ撮影した。

Nikon Z7
35mm f/1.8
絞りF2.5




続きを読む



冬の早朝、霧氷が目立たず、遠景の山も霞んでいる。

こういう時には描画モードの乗算や焼き込み、ハードミックスをうまく使うとよい。

背景をコピーし、描画モードをハードミックスにして、レイヤーの透明度、塗りを調整した。

明るさ、コントラストを微調整した。

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Leica D-LUX7、絞りF2.8
フォトスタイル:ナチュラル

海外では、多様な作品づくりが行われており、
今までとは異なる素晴らしい作品が出てきている。
自分のイメージに基づき印象深いクリエイティブな
作品づくりにチャレンジしてみよう。

色の組み合わせ、部分的な明るさ、コントラストの調整で見栄えを良くする。

天候が悪い中、一瞬日差しがさし撮ったが、その時の感動が表現できていない。



明るい部分をオレンジ色、
暗い部分をブルーにする為、
明部用と暗部用のベタ塗り
調整レイヤーを作成し、
描画モードをソフトライト
にした。

レイヤースタイルのブレンド
条件を変えて各々の部分に適用した。

レイヤーの不透明度、塗りを調整した。

Luminosity Mask手法を使って、ドラマティックな表現をした。

画面の明るさをいくつかに分割し、各々別の色、明るさ等に調整する。

ここでは簡単に明暗2つの部分に分割して調整した。

チャンネルを表示し、RGBの部分をcommandキーを押しながらクリックすると明部が選択される。
50%グレイより明るい部分を選択する場合、さらにRGBの部分をcommand、shift、optionキーを押して選択する。

レイヤーマスクで明部を適用し、トーンカーブで極端な調整をして空をダイナミックに表現した。

明部のレイヤーを複製し、レイヤーマスクを反転すると暗部が適用される。

色相・彩度を調整した。


レイヤーの不透明度、塗りを調整した。


Luminosity maskは色で選択範囲を決めることもできる。

面白い雲が出たので、空を強調した。

チャンネル表示に切り替え、commandキーを押しながらブルーのチャンネルをクリックすると、青い空と海が選択される。














Luminosity maskは
風景写真の画像処理で
よく使われる。詳細下記




夕焼けを撮影しても、オートで撮ると夕焼けらしくない写真になる時がある。

上は元画像で、新しいレイヤーを作成し陽が差すあたりをオレンジ色に塗った。

Photoshopの画像操作を右のようにした。

レイヤーの描画モードをオーバーレイにし、レイヤーの不透明度、塗りを調整して完成させた。

夕日の雰囲気が出た。

カメラから出てくる色や明るさではなく、作画意図(どのように撮りたいのか)に基づき、カラー グレーディングしている。



カラー グレーディングについては下記


カメラの設定や画像処理はどこまでやってよいのだろうか。

芸術は自由。違和感が無く、訴える力が強くなるのであれば、作品の表現方法として考えてよいのでは。

フィルムカメラの時代でも、結構派手なフィルムもあった。

海外の作品を見ると、多様な表現方法がある。表現は自由


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_D853340
画像をクリックすると拡大画像が開く
正月を前に皆さんと餅つき

Nikon D850
24-120mm f/4G
シャッター速度1/30 sec
スローシャッターで動感表現



風の強い日だったので、一つの花に合わせてカメラを動かし、フラッシュをスローシンクロさせ発光し、動感表現をした。

シャッター速度1/3秒と1/400秒の画像を重ねている。

Nikon D7200
Tamron 90mm F2.8






続きを読む

写真撮影に失敗した場合、大事な写真は何とかしなければならない。

仕事では、クライアントが望む写真を撮れなければ、次の仕事が来ないことを覚悟しないといけない。
失敗する可能性が低い、使い慣れたカメラを使い、設定を変えることはせず、メインレンズを付けっぱなしにしてアルミケースにしまって、いつでも持ち出せるようにしている。

それでも、失敗した場合には、後処理でなんとかしないといけない。

トーンカーブを用いると、明るさ、色、ホワイトバランス等を細かく調整でき、見栄えが悪い写真や失敗作を救済できる場合がある。


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_1000920_1000920-0


















Leica D-LUX7、絞りF2.8
フォトスタイル:ナチュラル

何気ない風景や街並み、街角、路地等を
作画意図を持って撮影、RAW現像、画像処理を行うことで見栄えが良くなる。

カラーグレーディングについては ▶ こちらの記事をご覧ください。


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最近写真が下手になってきた。
写真に面白さが無くなってきた。

昔より技術は向上しているはずだが、へたに技術なんて知らない方がよいのかもしれない。

Nikon D850
24-120mm f/4G、絞りF5.6
ISO 8000、ノイズ低減LOW

どうすればもっと良い写真が撮れるだろうか。

写真は芸術だ! 素晴らしい芸術作品を創ろう。

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技術でやれることはしれている。技術から入ると感性の邪魔をしてしまう。

逆説的になるが、うまい写真を撮ろうとするのをやめてみよう。
良い写真になるかどうかを考えるのではなく、自分が気になる、興味がわく、感動するのもを撮ってみよう。

時として、余計な気持ちが想像力や創造性の邪魔をしてしまう。
良い写真はとれなくてもよいので、感性に従いシャッターを押したい。

考え過ぎると平凡な写真になってしまう。

スランプの時こそ何も考えず、ストレートに写真を撮る方が良いのでは
子供が思いもかけない面白い写真を撮ることがある。子供の心を持っていることも重要。
完全でなくてもよい。不完全さの中に面白さがある。

写真は自由、正解は無い。自分が好きな写真を撮ってみよう。

Nikon D5
Micro Nikkor 60mm f/2.8G 開放

撮るものに困った場合、マクロレンズを持っていると、目に止まったモノを撮ってみるのもよい。

うまく撮れた写真には遊びがある。
完璧な構図が面白いとは限らない。
写真をうまく撮る人は外し方がうまい。
完璧でないものを楽しむ粋さも必要。


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写真をA4からA3ノビ位にプリントしてみると、より深く写真を鑑賞でき、そこから、今度はこう撮ってみようという思いが生まれることもある。

Nikon D4
70-200mm f/2.8G で撮影
少しトリミングしている
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_Z7A6763
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Micro Nikkor
105mm f/2.8


ハーフマクロだが小さく軽い。
中間リングを使えれば等倍撮影も可能。

Nikon Z7
Micro 105mm f/2.8
絞りF4
等倍撮影
JPEG

マクロ撮影ではマニュアルフォーカスの方が使いやすい。

Z+60mm
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Micro Nikkor 60mm f/2.8D は
マニュアルフォーカスになるが、
中間リングを付けたり、レンズ
逆付けしたり応用がきくので残している。
右の画像をクリックすると
約3倍の接写画像が開く。
Nikon Z7
60mm f/2.8D、絞りF11
中間リング+2倍テレコンバータ

ais24mmF2.8
Ai-S 24mm f/2.8

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Nikon Z7
Ai-S 24mm f/2.8、絞りF5.6

画面端部まで乱れは無く、
シャープで、40年ほど前に設計
されたレンズとは信じられない。
現在も販売されており、新品で
購入した。


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旧三井家下鴨別邸

Nikon Z7
Ai-S 24mm f/2.8、絞りF5.6
上下2枚の写真を合成して超広角にした

友人によると、マウント径とセンサーのカバーガラスの薄さにより Z7 はオールドレンズを撮影するのに最も適するようだ。
Nikon Z7 分解結果 by Kolarivision

Z7 の堅牢性はミラーレスカメラ一番らしい。Nikon Z7 分解結果 by Lens Rental

_1000792ニコンZマウント用ライカMマウントのアダプターを購入
左はライカ エルマー 3.5cm F3.5 で1934年製造の古いレンズ
ライカスクリューマウントとライカMマウントとのアダプター併用
85年前のレンズで撮ったとは信じられない。
今後色々なレンズを付けて楽しんでいきたい。


_Z7A5132
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Nikkor Ai-S 20mm F3.5 は
30年以上前に設計、製造されたレンズとは信じがたい。

逆光でフレアを活かして幻想的な写真を撮りたかったが、フレアがほとんど発生しなかったので画像処理でイメージを再現した。

5

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Ai-S Nikkor 20mm F3.5



シャッターさえ押せば自動で写真が撮れる時代になり、オートでは一般的に良いとされる写真が撮れるが、必ずしも作画意図通りの写真が撮れるわけではない。

全てマニュアルで撮ってみると、写真を撮る実感がわき、写真を撮る楽しさがわかってくる。

マニュアル撮影の方が撮影しやすい場合や、確実に撮影できる場合もある。

車はオートマチックトランスミッションが全盛だが、私はマニュアルシフトを楽しんでいる。

カメラもマニュアルで撮影することで、自分の意図通りの写真が撮れ、それだけ楽しみが増える。

Nikon D810+105mm F2.8 micro


Nikon D810
105 F2.8、絞りF4



_DSC0545ライカMはレンジファインダー機で、マニュアルフォーカスになるが、特に広角レンズでは、フォーカス精度が良く、早くピント合わせができる。





LEICA SUMMICRON-M
f2/35mm ASPH.
絞りF3.4

スナップ撮影ではマニュアルフォーカスの方がやりやすい場合がある。


Leica_Q

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ライカQはオートフォーカスカメラだが、マニュアルフォーカスがしやすい。

絞り開放

マクロ撮影ではマニュアルフォーカスの方がピントを合わせやすい。続きを読む

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