写真を楽しむ人にとってカメラは一つの道具であり、作画意図に合ったカメラを選ぶのが一番。しかし、それ以上にレンズが表現にきいてくるので、どちらかと言うと、レンズを使う為にカメラがある。

写真はレンズで決まる、カメラよりレンズにお金をかけろとは昔から言われていて、レンズシステムをどうするかを元にカメラを決めるのがよい。このレンズを使うためにカメラを買うということもある。カメラ遊びも楽しいが

1000枚以上撮って傑作が1枚できればよいと考えるか、全てよく撮りたいと考えるかによって、機材や撮影方法が変わってくる。

写真の楽しみ方は色々あるが、
ここでは作品撮りを前提に、撮影ジャンルに適するカメラ、レンズの揃え方、買い方、使い方等について説明する。


美瑛
クリックすると拡大画像が開く 14-24mm 広角端で撮影
良いレンズを買えば長年使え、結局安くつく。20年以上使っているレンズもある。

おすすめのレンズをよく聞かれ、具体的に言うことは難しいが、撮影が楽しくなる、これを使うと良い写真が撮れる、愛着が持てるカメラやレンズが一番良い。

私にとって良いレンズとは、撮影条件が悪く、あきらめかけていても、そんな時に限って良い写真が撮れるレンズ、過酷な撮影条件に挑戦する勇気を与えてくれるレンズであり、期待を裏切られることがないレンズをよく使う。

(注)仕事ではクライアントが望む写真が撮れることを最優先する。

美瑛
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Fuji X-T1、56mm F1.2 開放で撮影
美瑛
Nikon Df、58mm f/1.4G 開放
カメラでもレンズでも完璧なものはなく、性能を突き詰めれば、大きく重く高価になってしまう。欠点は使い方でカバーし、良いところをうまく使い、レンズの味を活かすことを考えるのがよい。

レンズ交換するのを億劫がれば、一眼レフカメラの楽しみがわからない。便利なことは必ずしも良い作品づくりにならない。

レンズを使いこなすコツは、自分の目がレンズの画角になること。そうすれば単焦点レンズ1本でも作品づくりはできる。

被写体を見て瞬時に広角で撮るか、望遠で撮るかわかるようになると、広角ズームと望遠ズームレンズ2本あればよく、標準レンズは無くてもよくなってくる。

レンズの特性


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14-24mm F2.8 広角端 F5.6 で撮影
レンズをうまく使いこなすことが写真上達のコツで、レンズの特性を知り、レンズの特徴を使い、弱点をカバーする使い方が望ましい。

望遠レンズ、広角レンズは、単に遠くのものを撮影する、広く撮影するだけでない。単に画角が狭い、広いだけではない。パースペクティブ、被写界深度の違い等の特徴、効果を理解し、活用することにより、望遠効果、広角効果を活用することになる。

特性には色々あるが、重要なのは、焦点距離(広角、標準、望遠)により決まる画角とパースペクティブにあり、適切な撮影距離に移動して撮影することで、レンズの特徴を活かした写真が撮れる。

望遠レンズは被写界深度が浅く、背景をぼかすことが簡単にできる。広角レンズは被写界深度が深く、手前から奥までピントの合った写真を撮りやすい。

50mm近辺は標準レンズで、自然な表現ができるが、えてして迫力が無い写真になる。

私の場合、標準ズームレンズは使わず、標準単焦点レンズを使うことが多い。広角ズームと望遠ズームだけで標準焦点距離域のレンズを持たないこともある。

単焦点レンズの50mmは大口径でも比較的安価で、大きなボケが得られ、ボケを活かた表現ができる。

右は 50mm f/1.4G 絞り開放で撮影

レンズの特性を会得するには、一度にレンズシステムをそろえるより、一つづつ使いこなせるようになってから次のレンズを買うのがよい。昔から広角レンズを制するものは写真がうまくなると言われていて、広角レンズを使いこなすことから始めるのも一つのやり方。

効率的な投資をする為には、よく使う焦点距離域には高価でも高性能なレンズを使い、余り使わない領域は、安価で汎用的なレンズを使うか、サブカメラにまかせることも考え決めるのがよい。又、レンズはカメラより長く使えるので、少しづつそろえていけばよい。

右は 300mm F2.8 で撮影。圧縮効果でライダーが重なって見える。

下は 1000mm で撮影。波が身体に密着して見える。



右はニコンの
DX 18-200mm VR の
広角側(27mm相当)と
望遠側(300mm相当)
で撮影した写真

遠近感の違いが明確になっている。






高倍率ズームレンズは便利なようで、使いこなしが難しい。ベテランで画角が理解出来ている人はよいが、ズームで調整しているとレンズの特性を活かせない。

下は 24-70mm F2.8 の望遠端と広角端、絞り開放で撮影した。撮影位置を少し変えている。



右は人物がほぼ同じ大きさになるようにして、広角(24mm相当)と望遠(112mm相当)で撮影したもので、表現の違いがわかる。

人物と後ろの球体の距離は変わっていないが、写真では球体の大きさが違って見える。これは圧縮効果と言われるもので、望遠で撮ると、距離が縮まって写る。広角で撮ると、背景に対して主題が大きく写るので、主題を強調することができる。

広角レンズでカメラポジションが悪いと、足が短かく写ってしまうので注意する必要がある。詳細は こちらの記事をご覧下さい。














右は中望遠の 85mm F1.4G、左は 準広角の 35mm F1.4G 開放近くで撮影した。中望遠では、ぼかしたライトをポイントとして入れ、モデルを主体として撮影した。準広角では、夕焼け、池、ライト等背景描写をして横長で撮影した。バックの撮影範囲が異なるのがわかる。

下は中望遠レンズ 85mm F1.4 と 準広角レンズ 35mm F1.4 の開放近くを使い、同じ場所で撮影した。
イルミネーションのトンネルの広がりが違っており、又ボケのなだらかさが変わってくる。

















40mm 位のパンケーキレンズは標準レンズ風、広角レンズ風に撮ることができる。

ズームレンズの使い方


ズームレンズを使うコツは、ファインダーを覗いてからズームを変えるのではなく、先ず撮影する画角(焦点距離)を決め、ズームをセットし、撮影ポジションに移動してからファインダーを覗くことで、レンズの効果を活かした撮影ができる。ズームは微調整に留めるのがよい。

一番よくないのは、もう一歩被写体に近づくと良い写真が撮れるのに、ズームで合わせてしまうと、被写体と背景との関係、写る範囲、遠近感が変わり、迫力ある写真にならないことがある。構図の調整は自分が動いてするのがよい。

良い写真が撮れないのは後半歩の踏み込みが足りないからだと言ったのは、ロバート・キャパだと思う。


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半歩をズームで調整してしまうと迫力ある写真が撮れない。特に広角、超広角は1mmの焦点距離の差が大きい。ズームで調整すると、違う写真になってしまう。

ズームレンズだとズーミングでうまくまとめ過ぎ、面白みが無くなるケースがある。

ズームレンズをうまく使うには、ファインダーを覗いた時には無意識に焦点距離がセットされている位にならないと、どの焦点距離にしようかと考えている内にシャッターチャンスは逃げてしまう。いわばズームレンズを単焦点レンズのように使うのがよい。

焦点距離の画角が身につくと、どの場所で、どのようなアングルで撮影すればよいかわかるようになり、迷いが無く撮影ができるようになる。

カメラ・レンズを持ち歩く際、決められた焦点距離(普通広角側)にセットしておき、とっさの場合はその焦点距離で1枚撮るようにしている。超広角ズームの場合は24mm相当にセットしている。

特にスナップはキャンディッドフォトと言われるくらい、素早く撮影することとが重要で、ズームより単焦点レンズの方が適している。レンズ1本で撮影に行くこともよくある。

特に高倍率ズームレンズを使うと、自分が動かずズームに頼るようになってしまい、平凡な写真になりがちになるので、積極的に移動して撮影ポジションを変えて撮影するのがよい。撮影ポジションが自由にならない時には高倍率ズームレンズは便利だ。

シャッターチャンスが重要な場合には、その時のズームの焦点距離でまず撮影し、余裕があれば、違う焦点距離で撮影するようにしないとシャッターチャンスを逃すことになる。レンズを持ち歩く時、セットする焦点距離を決めておくのがよい。私の場合は24mm(又は広角端の焦点距離)にして、取り出したらすぐにその焦点距離で撮影できるようにしている。

取材の場合、広角ズームレンズを付けたカメラと望遠ズームレンズを付けたカメラの2台(予備に標準ズーム/単焦点レンズ)体制のケースがあるが、瞬時に広角で撮るのか、望遠で撮るのか判断できれば、どちらのカメラを使うか迷うことはない。

ズームレンズはズーム全域に渡って性能が良いわけでなく、ニコンの 14-24mm F2.8 や 24-70mm F2.8 等が良いと言っても、満足できないところがあるが、それを知った上で使いこなせばよい。又単焦点レンズと併用することで、補完することができる。

大口径ズームレンズ 14-24mm、24-70mm、70-200mm F2.8 については こちらの記事をご覧下さい

高倍率ズームレンズは以外と使いこなしが難しい。画角が理解出来ている人はよいが、ズームで調整しているとレンズの特性を活かせない。

FXフォーマット標準ズームレンズについては こちらの記事をご覧下さい
DXフォーマット標準ズームレンズについては こちらの記事をご覧下さい

単焦点レンズの魅力


_DSC0613w単焦点レンズの魅力は、使う楽しさと、ズームでは得られない画像にある。

単焦点レンズだけの場合、3本を基本にレンズシステムを組む場合が多い。

  20mm、28mm又は35mm、85mm
  場合により135mm追加、又は
  24mm、50mm、105mmに
  場合により20mmや180mmを追加

ズームレンズをメインに使う場合も、単焦点レンズを加えることで、表現力が増す。

最初の1本は何となく標準レンズがよさそうに思えるが、実は標準レンズは使い方が難しい。おすすめは35mmか28mm広角、人物をよく撮る人は85mm、ネイチャーを撮る人はマクロレンズ

詳細は こちらの記事をご覧下さい

ボケのコントロール




上は85mmと28mm

右と下は
85mm、50mm、24mmで撮影

広角レンズと 中望遠レンズとの表現の差が見れる。

広角レンズで奥行きを見せ、望遠レンズでボケの中に人物を浮き上がらせた。

85mm f1.8、50mm f/1.4、24mm f1.4

望遠は少し絞っても背景がぼけるが、広角では、近接撮影でぼかすか、少し離れた対象を撮影する場合には。大口径のレンズを使う必要がある。

こうした場合に、フルサイズ大口径単焦点広角レンズの意義がある。


右は Nikon 1 J1、30-110mm f/3.8-5.6 望遠側開放で撮影。約300mm

望遠になると、1インチの小さな撮像素子で、暗いズームレンズでも、大きなボケが得られる。

レンズの特性で重要なのはボケのコントロールで、ボケの大きさは、撮像素子の大きさ、レンズの焦点距離、撮影時の絞り値、被写体までの距離とバックまでの距離等により異なるが、同じ条件として、レンズの絞りを変えることで、ボケの大きさをコントロールできる。

一般的に、中途半端なボケは主題をあいまいにしてしまうので好ましくない。ズームレンズは大口径でも f2.8 であり、単焦点レンズの f1.4 と比べると2段の差があり、ボケを活かした表現には単焦点レンズの方がよい。望遠側は f2.8 でもボケが大きいが、中望遠から広角域では f2.8 ではボケの大きさが中途半端になりやすい。

大口径 f1.4 単焦点レンズは高価だが、f1.8 であれば比較的安く、ボケの大きさもほとんど変わらない。上は 28mm f/1.8G と 85mm f/1.8G で開放近くで撮影しているが、ボケが大きく美しい。右は 24mm f1.4 を使い、広角でボケの美しさを活かした。

近接撮影でない場合、広角では f1.8(フルサイズ、FXフォーマットで)より大口径にならないと、大きなボケは得られない。

f2.8 の大口径標準ズームレンズは意外と使い方が難しく、単純なバックの場所を選んだり、バックまで距離がある場所を選んだりしないと、中途半端なボケになりやすい。それより、ズームはスナップ的に絞って、背景描写を加えて撮影する場合や、風景で絞りこんで撮影する場合に活用することに割り切り、f4 や f3.5-4.5 程度にして、単焦点レンズを加える方が、重量的に、価格的に、又表現範囲としても好ましい。

ボケの美しさは、ボケの大きさだけでなく、ピントがあったところからボケの始まり、ボケた部分へのつながりや諧調性、ボケた部分の形状、ふちの明確さ、二線ボケ等、複雑にからみあい、ズームレンズのボケも最近ではきれいになってきたが、一般的に単焦点レンズの方がボケがきれい。















シャープな写真だけでなく、たまには柔らかい雰囲気やソフトな写真を撮るのも楽しい。以下の方法でソフトフォーカス表現ができる。

(1)ソフトフォーカスレンズを使う   (2)ソフトフィルターを使う
(3)アウトフォーカス画像を合成する (4)画像処理でソフトにする等

詳細は こちらの記事をご覧下さい。

レンズの揃え方


レンズにはズームレンズと単焦点レンズがあり、どちらがよいのか、どう使えばよいのか、レンズシステムをどう組むのかがよいかという質問を受けるが、一人一人事情が異なるので、個別に回答しており、ここでは作品撮りを前提として一般的なことを述べる。

まずは、自分の好きなレンズ、よく使うレンズ、良い作品ができるレンズを見極め、その焦点距離域には少しお金をかけて良いレンズを使い、他の焦点距離域は、安価なレンズで揃える手もある。カメラを2台使う時は、メインカメラに良いレンズ、サブカメラには軽量なレンズを使ってもよい。

フルサイズ(FXフォーマット)カメラには単焦点レンズ、APS-Cサイズ(DXフォーマット)カメラやミラーレスカメラには軽量なズームレンズにして、それぞれの良さを活かしたシステムにする選択肢もある。

ズームレンズと単焦点レンズレンズそれぞれ特質があり、うまく使うことで撮影が楽しくなり、良い写真が撮れる。

本当は単焦点レンズを使いこなした後でズームレンズを使う方がよい。
画角が身に付けば単焦点レンズ1本でも作品づくりはできる。

撮影ジャンル、テーマに合ったレンズ選択

(35mmフルサイズ用:FXレンズで表記。)

どんなレンズを揃えるのがよいのか、何ミリから何ミリまでの焦点距離が必要かという質問をよく受けるが、24mmから135mmまであれば本格的な広角から望遠の効果を使った写真が撮れる。

18mmから300mmまであればほとんど何でも撮れる。その間を2本のレンズでカバーすることもできるが、画質を考えると、広角、標準、望遠の3本のレンズでカバーするのがよい。

焦点距離が一部ダブっていても、離れていても大きな問題ではないが、ダブっていた方がレンズ交換が少なく利便性に優れる。

お勧めのレンズセットは

美瑛
クリックするとA3プリントサイズ画像が開く
風景写真:
 広角ズーム、標準ズーム、望遠ズーム、接写レンズ
 標準ズームの代わりに標準レンズや標準マクロもよい。

 (FXレンズの例)
  16-35mm、24-70mm、80-400mm 又は 70-300mm
  標準レンズ域を余り使わない場合、標準ズームの代わりに
  50mm単焦点レンズや標準マクロレンズもよい。
  24-120mm なら1本でほとんど撮れる。

 (DXレンズの例)
  10-24mm(又は12-24mm)、16-85mm、
  55-300mm F4.5-5.6 又は 70-300mm

citywalker  右は私のフルセットで、
  think TANK photo ストリートウォーカー Pro の中に
  Nikon D800E に 70-200mm f/2.8 又は 80-400mm f/4.5-5.6 を付け、
  14-24mm f/2.8 を付けた Nikon D600、60mm f/2.8 とスピードライト等を収納
  又、一脚か小型、中型三脚を付ける。

  撮影対象により、又歩く距離/時間により広角、望遠ズームレンズを変え
  軽い標準ズームレンズをサブカメラに付けることもある。
  又、気楽な撮影では 24-120mm f/4G 1本の場合もある。

詳細は こちらの記事を参照下さい。

ネイチャー、マクロレンズについては こちらの記事をご覧下さい。

スナップ:
 長時間持って歩くので軽量なズームレンズが便利。
 広角から始まる標準ズーム1本もよいが、
 望遠ズームレンズや超広角ズームレンズを加えると
 表現の巾が広がる。
 単体レンズを追加するとさらに表現力が増す。

 (FXレンズの例)
  24-120mm、50mm
  18-35mm、60mm、70-300mm

 (DXレンズの例)
  16-85mm、35mm F1.8 
  10-24mm、18-105mm

私の場合は標準レンズ域はほとんど使用せず、サブカメラにまかせる場合が多い。又、単焦点レンズの方が使いやすい。

スナップ写真撮影の詳細は こちらの記事を参照下さい。

海外撮影旅行 では、撮影だけでなく、移動やセキュリティのことを考えて機材を準備する必要がある。
Quovio_49T
DSCF1076w

ローリー(キャリー)タイプは、機材を安全に運ぶのに適する。

Nikon D4 又は D800E に 80-400mm f/4.5-5.6 又は 70-200mm f/2.8、D600 に 14-24mm f/2.8 を付け、24-70mm f/2.8 又は 24-120mm f/4、85mm f/1.8 又は 60mm f/2.8、Fujifilm X100s、フラッシュ2台を入れ、三脚も取り付けできる。14インチまでのノートPCを入れることもできるが、私の場合は11インチ MacBook Air か iPad mini と、レフ板やディフーザー等照明機器を入れる。

旅写真、海外撮影旅行については こちらの記事も参照下さい。

ポートレート:
 ポートレイトレンズについては こちらの記事を参照下さい。

スポーツ写真については こちらの記事をご覧下さい。

鉄道写真
 望遠レンズが主体になるが、
 広角レンズ、超広角レンズを使うのも面白い。


レンズを買い揃える前に、主に何を撮るのかを決めておいた方が、無駄なくレンズを揃えることができる。被写体や作画意図により適するレンズが異なる。

仕事の場合は、あらゆるケースを想定し、バックアップを含めレンズを多く持っていかざるをえないが、作品撮りの場合は、通常2,3本のレンズしか持っていかない。単焦点レンズ1本しか持っていかないこともある。その方が迷いがなく、テンポよく撮影でき、良い作品が撮れることが多い。

今まで述べてきたことに反するかもしれないが、固定概念にとらわれずにレンズ選択し、自分のスタイルを見つけることも重要で、又自分のスタイルを打破して新しいスタイルに変えていくことにより個性的な作品づくりができる。

レンズを色々使うより、使いこなすことがよく、レンズを長く使っていると、よく使うレンズ、愛着がわくレンズが決まってきて、そのレンズで撮影すると良い作品ができるようになってくる。

沢山のレンズを使うより、1本のレンズをとことん使い込むと勉強になる。レンズの粗探しをするより、レンズのクセ、良いところを見つけ、それを活かした撮り方をすれば、良い作品ができる。

レンズの性能はMTF曲線等の試験結果だけで決まるものではなく、微妙なレンズの味を楽しむのもよい。オールドレンズには魅力的なレンズが多くある。

焦点距離の表示 (質問への回答)

APS-Cサイズ(DXフォーマット)のカメラしか使っていない方にとっては
30mmから35mm辺りが標準レンズ、24mmは準広角、18mm以下が広角、12mmになると超広角
50mmは準望遠、70mm以上は望遠、200mm以上は超望遠と考えるとよく、
相当と言っているのは、35mmフルサイズ(FXフォーマット)の焦点距離の画角に相当するということで、APS-Cサイズ(DXフォーマット)のカメラしか使わない場合は、気にすることはありません。
フルサイズ用レンズをAPS-Cサイズカメラで使うと、撮像素子がフルサイズより小さく、トリミングしたのと同じになるので、望遠寄りになります。
例えば、フルサイズ24-70mmをAPS-Cサイズで使うと、準広角から望遠までの範囲になり、フルサイズで使う場合の標準ズーム域より、望遠寄りになります。

標準レンズ

Df_58mmF1.4
58mm f/1.4G
_DFA2108
58mm f/1.4G F1.4 で撮影
右は Nikon Df
58mm f/1.4G 絞り開放で撮影


下は D800E で撮影

クリックすると拡大画像が開く。58mm f/1.4G 開放

クリックすると拡大画像が開く。58mm f/1.4G F1.6


ニコン Df でポートレイト撮影を行った。












58mm f/1.4G、絞り F1.4

美瑛_DSC4331標準レンズは見た感じに近い写真になるので、自然な表現ができる。

しかし、望遠、広角レンズと比べると表現がおとなしいとも言え、意外と使いこなすことが難しい。

ターシャの部屋にて
右は 58mm f/1.4G、F1.6
左側は 50mm f/1.4G、F1.8
Nikon D800E で撮影

このレンズで撮影したヌード作品は
こちらの記事をご覧下さい。
Nikon D3x, 50mm F1.4G


ポートレートでアップで撮影すると顔の歪みが見だつ場合があり、75mmから85mm位の方がよい。

Nikon D7000, 35mm F1.4



35mmをDXフォーマットで使うと、標準レンズ相当の画角になる。
Nikon D7000 に 35mm F1.4 を付け撮影した。

単焦点レンズについては こちらの記事をご覧下さい。

Nikon D3x, 24-70mm F2.8
大口径標準ズームレンズは絞りをあけることで、ボケを活かした表現ができ、絞って被写界深度が深い表現もできる。


クリックすると拡大画像が開く

右は 絞りf8、24mm、下は 絞りf5.6、52mm で撮影

画像をクリックすると拡大画像が開く




手ブレ補正付き Tamron SP 24-70mm F/2.8 (Model A007) を購入した。

シャープな中に柔らかさがある。


右は Nikon D4 に 70mm、絞り f2.8、
ISO 3200で撮影。

下は、26mm、絞り開放、ISO 100
ストロボ2灯発光



Nikon D800E に
70mm、絞り f3.2、ISO 100

今まで使ってきた TAMRON SP 28-75mm F/2.8 (A09 II) は
ソフトな表現が好きで、ポートレイト撮影に使っていたが、A007 はその味を残しつつピントの合った所はシャープで、これも好きなレンズになりそう。

右は内蔵フラッシュをトリガーに、デヒューザーを付けた外付けフラッシュ SB-700 を右側から発光させた。


下はNikon D600 に付け撮影



D800ED800E 上高地右は Nikon D800E、
24-120mm F4、24mm、
絞りf8、ISO 200、手持ちで撮影

クリックするとピクセル等倍画像が開く。

_D3X6569-1右は 24-120mm F4 開放で撮影。開放からシャープで望遠域のボケもきれいなのでポートレートに使える。手ブレ補正のおかげで暗い条件でもブレが抑えられた。

高画素数機ではDXフォーマットにクロップして使うことも実用的で、24-180mm f/4 のレンズと考えることもできる。

標準ズームレンズの詳細は こちらの記事をご覧下さい。

Nikon D300s横浜APS-Cサイズ(DXフォーマット)では、17-55mm や 17-50mm F2.8 の大口径レンズが出ており、35mmフルサイズ(FXフォーマット)の大口径標準ズームレンズより小型軽量なので、普段持ち歩くのに適する。

右は Tamron 17-50mm F2.8 VC で撮影。このレンズについては こちらの記事をご覧下さい。

DSCN0268w_D3X6569-1_D3X6569-1










右はタムロンの 28-75mm F2.8 を Nikon D7000 に付けて撮影した。42mmから112mm相当の少し望遠側に片寄るが、ポートレートでは使いやすい。

ポートレイトレンズについては こちらの記事をご覧下さい。

DXフォーマット標準ズームレンズについては こちらの記事をご覧下さい。

撮影するケースによっては、利便性や、重量・重さも重要で、必ずしも高価なレンズが最適なわけではない。安価なレンズでも、使いこなし、弱点を補完すれば良い写真が撮れる。

一日中カメラを持ち歩く場合には
軽量小型の標準ズームレンズが適する。

AF-S NIKKOR
24-85mm F3.5-4.5 G ED VR は
465gと軽量なので、普段使いに購入した。















DXフォーマットにクロップすることを考えれば、24-135mm相当と考えられ、ほとんどの撮影が1本で済んでしまう。

24-70mm f/2.8 と 24-85mm /3.5-4.5 とでどれ位ボケが違うかという質問に対しテストしてみた。テスト結果は こちらの記事をご覧下さい。

60 F2.8
右は紙漉き作家取材時
Nikon D800E、60mm f/2.8G、絞り f3.2 で撮影。

このマクロレンズは男性ポートレイト撮影によい。

シャープだが、シャープ過ぎることもなく、柔らかさも持っている。


クリックするとA3プリントサイズ画像 D600 / D800E
Nikon D600 購入

右は 60mm f/2.8、絞り f8 で撮影した Nikon D800E と D600 の比較画像
A3プリント位ではほとんど差がない。

標準マクロレンズは、一般撮影もでき、標準単焦点レンズの代わりとして使うことができる。

昔から風景撮影では、標準ズームレンズは使わず、標準マクロレンズを使っている。

Nikon D800/800E については こちらの記事をご覧下さい。

富士フィルム X-M1 は、パンケーキレンズ XF 27mm F2.8 を付けると、
思っていたより小さく軽い。純正レザーケースを付け持ちやすくした。

絞り開放で撮影


27mm(41mm相当)パンケーキは、35mm(53mm相当)に比べると使いやすく、23mm(35mm)に近いが少し違いがあり、この当たりが標準レンズという感覚で使える。

Panasonic のパンケーキレンズ LUMIX G 20mm/F1.7 を使ったこともあるが、このレンズも小さいが素晴らしい表現をしてくれる。

広角レンズ



クリックすると拡大画像が開く
_DSF6510w広角レンズの魅力は、広大な風景を撮影するのに適するが、ポイントが無いと印象が薄い写真になってしまう。

又、遠近感が強調でき、被写体を大きく写し強調できる。

風景では超広角もよく使われ、広大な風景を表現することができる。目で見る感じと異なり使いこなし方が難しいが、迫力ある写真を撮ることができる。


右は 14-24mm F2.8 の広角端で撮影した写真で、北海道の広大さが表現できた。

_D3S5131-w












Nikkor AF-S 16-35mm F4 は
手ブレ防止が付き、14-24mm
F2.8 より実用性が高い。

一番右は、Nikon D3x に付け
シャッター速度を遅くする為
絞り、水の流れを表現した。
三脚を立てる場所もなく手持ちで撮影したが、手ぶれ補正のおかげでぶれずにすんだ。

左側は横浜の赤レンガ倉庫で、Nikon D800E、広角端、絞り f4 で撮影。
ISO 3200 でノイズは非常に少ない。通常ISO 800までしか使わないが、これなら夜景撮影に使える

_DSF6544

広角好きの私にとっては 18-35mm f/3.5-4.5G が標準レンズとも言える。

いわゆる標準ズームレンズを持って行かない場合も多く、代わりに単焦点レンズの 50mm や 60mm を使うことが多い。右は 18-35mm と 50mm f/1.4G をポートレイト撮影に使った。

wide_lensAF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G はEDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を使った新設計で、MTF曲線を見ると特に画面端の画質が向上している。

385gと軽量で、常時持ち歩いても疲れることがなく、これぞ標準ズームレンズといえる。70-200mm f/4G と合わせ旅レンズシステムが完成する。

DxO の評価結果が出て、この結果を見ると、価格、重量のわりに高性能。DxOテスト結果は詳細を見ないと正しい判断ができないので 原文をご覧下さい。

16-35mm f/4G は18mm以上であれば 18-35mm f/3.5-4.5 とほとんど変わらない結果になっている。

14-24mm f/2.8 が14mmの超広角まであるにもかかわらず高性能なのに驚く。

Nikkor 24mm F1.4

24mmはスナップでも広角レンズがよく使われる。被写体を大きく写し強調することができ、インパクトのある写真になる。又、周囲を入れることで場所、状況を説明することができる。

24mm f/1.4G で撮影

Nikkor 10-24mm超広角ズームレンズ
10-24mm F3.5-4.5G を
Nikon D300S に付け
モロッコの迷宮フェズ、
赤い町マラケシュで撮影

モロッコの記事は こちら

DSCN0261w







左は Tokina AT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8 で、DXフォーマット髄一の大口径超広角ズームレンズで、約16-24mm相当の画角になる。

ファインダーをのぞいたままズームを回すと、画角の変化が少いように感じるかもしれないが、超広角では1mmの差が大きな表現の差になる。16mmと24mmとでは撮り方、得られる写真は大きく異なり、16mmと24mmの単焦点レンズを使うつもりでいるのがよい。

Nikkor 14-24mm F2.8ポートレイトでは超広角レンズは余り使われず、使いこなしが難しいが、デフォルトを活かした面白い表現ができる。

右は Nikkor 14-24mm F2.8 の広角端を使い超広角レンズでポートレートを試みた。


広角、超広角レンズでポートレート撮影については こちらの記事をご覧下さい。

Df+35mmF1.4
35mm f/1.4G
_DFA2045ニコン Df、35mm f/1.4G 絞り開放で撮影

semi-nudesemi-nude




ポートレイトでは 35mm f/1.4G も使いやすい。

_DSC4331













右は内蔵フラッシュをマスターに、SB-700 をワイヤレスで発光
下は内蔵フラッシュをスローシンクロで光らせた。
35mm f/1.4G、絞り f/1.6

_DSC0613w
右は Nikon D3x、35mm F1.4 開放で撮影した。

下は Nikon D4、35mm F1.4G、絞り f1.8、ISO 250 で撮影。

ピントの合ったところはシャープで、なだらかににボケていく美しさは特別。














右は 35mm F2 で撮影。小型軽量なので、スナップに持ち歩くのによい。

35mm は広角レンズというより、準標準レンズと言った方がよく、自然な表現ができる。

_DSC0744w_DSC0754w
28mm f1.8G、85mm f/1.8G は軽量小型なので、祭りやスナップ撮影に適する。明るいレンズなので夜の撮影に適する。この2本でほとんどの撮影ができる。










右は Nikon D600 に 28mm f/1.8G、85mm f/1.8G を付け撮影。
軽量小型の D600 とのバランスが良く、性能的にも素晴らしい。

24mm f/1.4 と 35mm f/1.4 2台の代わりをつとめることもできる。

Nikon D700 20mm20mmは24mmよりダイナミックな表現を得る時に使い、14-24mm F2.8 や 16-35mm F4 に比べて軽量小型なので、風景やスナップ撮影に気楽に持ち出せる。

20mm は好きな画角で、古いマニュアルの Ai 20mm F3.5 を未だに使っている。


ポートレイト撮影にも使うこともあり、迫力ある表現ができる。詳細は こちらの記事を参照下さい。


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水着ポートレート
    については
こちらの記事を参照下さい。

20mmは被写界深度が深いので、例えばf8まで絞れば、1.2mから無限遠までピントが合う。これを覚えておけば目測でセットでき、オートフォーカスより早くシャッターを切ることができる。

富士フィルム X100S は35mm相当の単焦点レンズ固定でストイックな楽しさがあり、気にいっている。

右下はf2 開放で撮影。内蔵フラッシュをスローシンクロで光らせたが、自然な感じに撮れた。この柔らかさがよい。絞ればシャープになる。

下は暗い条件の中 ISO3200、弱くスローシンク、露出補正 +0.7で撮影。

明暗差が大きかったのでHDR処理した。

hdr

HDR処理については
こちらの記事をご覧下さい。

望遠レンズ


望遠レンズの選び方のポイントは、超望遠域まで使うのか、中望遠域まででよいのか、大口径レンズが必要か、明るさの暗いズームレンズでよいのかによる。超望遠域はテレコンバータを利用する手もある。テレコンバーターの性能テストは こちらの記事をご覧下さい。

右は 300mm F2.8 開放で撮影した作例で、この望遠レンズは独特のボケの美しさがある。全身のポートレートでバックをぼかすのに適する。

昔はよくポートレートに使っていたが、背景がボケボケで単調になりやすく飽きてきて、最近は使わなくなった。

スポーツ写真では今でも時々使う。1.7倍のテレコンバーターを付け 510mm F4.5 になり、DXフォーマットでは800mm程度まで使える。

スポーツ写真の詳細は こちらの記事をご覧下さい。

重さや価格を考えると 300mm F4 の選択もある。

300mm F4 や 300m F4.5 は昔よく使ったレンズで、旅行に持っていくのにも適する。

_D3S4611-w風景写真ではレンズの明るさはそんなに必要がないので 70-300mm F4.5-5.6 等の望遠ズームレンズでよく、荷物を軽くできる。

暗い夜や早朝の風景撮影では大口径レンズの明るさに助けられる。又、ボケを活かした写真も撮れる。

舞台撮影や、体育館等暗い場所でのスポーツ写真ではシャッター速度を上げ被写体ブレを少なくする為、大口径望遠レンズが適する。

ポートレート撮影では85mm以上の望遠を使うことはほとんど無いが、撮影会に参加する人は大口径望遠ズームレンズが使いやすい。

70-200mm f/2.8G をDXフォーマットカメラで使うと300mm超望遠まで使える。

右は Nikon D300S
望遠端、絞り開放で撮影

(追記)AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR 購入

_DSC1044wF4 固定だが、手ブレ補正5段分の効果があり、質量は約850gで、AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II の約55%、約690g軽く、Nikon D600 との相性がよいので旅レンズとして購入。


右は200mm、絞り開放
下は140mm、絞りf4.5で撮影。
硬すぎずポートレイトにも使える。
最短撮影距離1mで室内でも使いやすい。




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風景写真や撮影旅行等歩く距離が多くなると、荷物を軽くすることを考えないといけない。

70-200mm f/2.8G は通常三脚又は一脚に付けて撮影するが、70-200mm f/4G であれば手持ちで気楽に撮影できる。これに 85mm f/1.8G を持っていく手もあり、トータル重量は f/2.8G より軽い。あるいは、60mmか、90mm、又は105mmのマクロレンズを併用することで、表現の幅が広がる。

70-300mm クラスのもっと軽量なレンズもあり、200mm以上の望遠域の画質が悪くなる傾向があるが、300mmまで使えるメリットもあるが、できれば300mm以上は単焦点レンズにして 70-200mm f/2.8 か f/4 を使うのがよい。

_D6A6688wDXフォーマットにクロップすれば300mmまで、 Teleconverter TC-17E II と組合わせると340mmまで、さらにDXフォーマットにクロップすれば510mmまでの超望遠レンズになる。5段の手ブレ補正で理論上1/15秒でも手持ちで使えることになり、高ISOと併用すれば、ほとんど手持ちでも問題がなさそうで、別売りの三脚座リング RT-1 を買わなくてよいかもしれない。

右は Teleconverter TC-17E II を付け、約240mmで撮影。詳細は こちらの記事をご覧下さい。

AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR

Nikon 80-400mm

10年以上前に購入したレンズのモデルチェンジで、解像度やAF速度が改善され、買い換えた。

_D8E5291w鏡筒の径が大きいが 70-200mm f/2.8G VRII とほとんど同じ長さ、重さで、持ち運びもしやすい。

開放絞り値が暗いが、中望遠から超望遠までをカバーし、絞って撮影することの多い風景写真撮影によい。

右は Nikon D800E でテストに庭の梅を撮影。1.7倍テレコンバーターを付け、DXフォーマットにクロップして1020mm相当で撮影。1/200秒までのシャッター速度で手持ち撮影したが、手ブレ補正が効き手ブレは無かった。明るい場所では実用的な速度でオートフォーカスが作動した。右は f/10、1/1000秒で撮影

テレコンバーターについて こちらの記事をご覧下さい。

Nikon D800E のAFエリアモードを3D-トラッキングにしてラテンダンスを撮影。レンズのAFスピードが早く、D800E が被写体を捉え、動体撮影がやりやすかった。

手持ち撮影だったが、手ブレ補正がよくきき助かった。

400mm までの切れの良さにもこのレンズの魅力がある。

サーフィンを初めて撮影し、Nikon D4 と 300mm f/2.8 に1.7✕テレコンバーターをメインに、D800E に 80-400mm f/4.5-5.6G をサブにを持っていったが、1000mm 以上の望遠が必要で、クロップ時の画素数もあり、結局ほとんどを D800E に 80-400mm、1.7✕テレコンバーター、DXクロップ、1020mm相当で撮影した。



取材協力:渥美半島観光ビューロー、道の駅ロコステーション、FORWARD SURF


ポートレイト撮影では、85mm F1.4 や F1.8 の中望遠レンズが使いやすい。

一番右は Nikon D4、左側は Nikon D800E に 85mm F1.4G を付け撮影。

ポートレート レンズについては こちらの記事をご覧下さい。

_DSC0594w









ポートレート写真は、バックをボカして人物を浮かびあがらせるのに望遠レンズが効果的で、中望遠レンズは適度な立体感が得られるので、ポートレートレンズとして最適。

モデル撮影会では移動に制約があるので
70-200mm F2.8 等の大口径望遠ズームレンズが便利。超望遠レンズで顔のアップをねらうと、圧縮効果で顔がフラットになりやすいので注意が必要。

_DSC0754w
_DSC0608w_DSC0608w

85mm f/1.8G は小型軽量で安価だが、高性能で、85mm f1.4G との違いは感じない。

軽量なので、スナップ等に持ち歩くのに適する。ポートレイト撮影でもきれいなボケが得られる。

_DSC0608w_DSC0608w旧タイプの 85mm F1.8 は値段の割に性能的に優れ、気楽に持ち出せる重量なので、よく使っていた。

右側は Nikon D3x、絞り f2.5 で撮影。
左側は Nikon D300s に付けており、約130mm相当となる。絞り f2.2 で撮影。

85mmlensDxOレンズ評価で 85mm f/1.8G が最も高いスコアを出した。

ボケの大きさ、美しさ等まで評価しているわけではないが、少なくとも開放からシャープで安心して使える。今まで多くの85mmのレンズを使ってきた経験からしても納得できる。

現在望遠域は 85mm f/1.8G と 80-400mm f/4.5-5.6G の出番が多くなっている。

Nikon_Df+Tamron_90mm
Tamron 90mm
Nikon DF+Tamron 90mm
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タムロンのマクロレンズ 90mm F/2.8 (Model272E) 購入。

中望遠のマクロレンズにしては軽量小型で手ブレ補正も付いており使いやすい。

昔からボケの美しさが評判で、この新しいレンズはピントの合ったところはシャープで、ボケの美しさも備えている。

ポートレイト撮影にも使ってみたい。

カメラ、レンズの評価・比較


我々のカメラ・レンズの評価は、A4サイズ以上にプリントして総合的な判断で行っている。又ある程度長期に、沢山の写真を撮影して、作品としての表現力を見る。ツールとして使いこなせるかどうかもあるが、最後は好きになれるかどうかが重要になる。

色々なテスト結果を参考とするが、DxOテスト結果の事例をあげる。

dxo


DxOテスト結果の詳細(measure)を見て下さい。

この評価は、カメラ・レンズの一部であり、この結果だけで全てを語るわけにはいかないが、数値化されていてわかりやすく、使ったカメラでは感覚に合う。

自分が何を撮影するのか、何を(ダイナミックレンジなのか、高感度ノイズなのか、低感度画質なのか・・・)重視するのか、どれ位の大きさの画像まで必要とするのかで評価は変わる。

実用感度と言っても、写真の使い方、個人の許容範囲で変わってどれ位のISOを重視するのか、最大どれ位のISOまで必要なのか等により評価は変わる。

尚、解像度等はレンズとの組み合わせで評価されている。

要望によりDxOテスト結果の見方を説明するが、なるべく原文を読んで判断してほしい。光学技術者ではないので、間違いがあれば教えてもらいたい。
(作成中)
Camera Comparison: カメラの撮像素子とエンジンの比較
print と screen:

"print" は約A4サイズ、800万画素に統一した結果で、写真鑑賞を前提にした評価と言える。
"screen" は等倍での評価で、パソコンで等倍画像をチェックする場合の評価と言える。

SNR

dbが大きい方がよく、ノイズが少ない。

Dynamic Range

記録できる明暗差の巾で、大きい方がよい。

Tonal Range

Color Sensibility

Lens Comparison

レンズを含めた解像度等の比較

デジタルカメラ


写真の楽しみ方は色々あり、又、仕事用の場合は、クライアントから頼まれた結果を確実に出すことが求められ、失敗は許されないので、カメラに対する要求は目的達成の為の道具としての完成度の高さになる。又、ビジネスとしてみると、投資の回収を考えないといけない。

作品撮りを前提とした場合、良いカメラとは、理屈では割り切れない好みやこだわりが関わり、一人一人異なるが私の考えを述べる。

私にとって良いカメラとは、写真を撮る気にさせてくれ、撮影テクニックが駆使でき、自分の作画意図が表現できるものになる。

全てRAWで撮影し、現像しており、カメラからどんな画像が出力されるのかより、現像で撮影意図をいかに表現できるかの素材性を重視している。

使用目的により適したカメラが変わってくる。オールマイティに使える実力は一眼レフカメラにあり、日常持ち歩くのには、軽量小型のミラーレス一眼カメラを好む人もいる。

富士フィルム X100S のような単焦点レンズのいわゆる高級コンパクトデジカメは、ストリートショットで使いやすい。画角が身についていると素早く撮影ができる。

画質的には、階調性や質感を重要視しており、最終的にはA4サイズ以上にプリントして評価している。カメラには忠実な色を出してくれることを望み、カメラから出てくる画像より、後処理でのやりやすさ、破綻のなさ等の素材性を重視している。

Nikon Df はFXフォーマット最軽量で、実際持つと想定した以上の軽さで、スナップや旅写真撮影に適する。

フルオートで楽しむことも、単焦点レンズをマニュアルで楽しむこともできる二面性をもっている。

驚くほどの高感度画質で、Nikon D4 の撮像素子を約半額で使えるのはコストパフォーマンスが高い。

私にとっては懐古趣味的ではなく、実用的に直感的な操作が行えることに魅力を感じている。

詳細は こちらの記事をご覧下さい。

D800E
右は Nikon D800E、
60mm f/2.8、絞りf7、ISO 100
三脚使用

要望により View NX2 で現像

現像時ピクチャーコントロールを風景、ホワイトバランスを晴天にした。

クリックするとピクセル等倍画像が開く。

Nikon D800/800E、D600 については
こちらの記事をご覧下さい。


クリックするとA3プリントサイズ画像 D600 / D800E
Nikon D600 購入

右は Nikon D800E と D600 の比較画像
A3プリント位ではほとんど差がない。



Nikon D600 が発表され、Nikon D7100 より少し大きく、重いだけで、Nikon D800 からは軽量小型化されており、フルサイズ(FXフォーマット)カメラがよいのか、APS-Cサイズ(DXフォーマット)がよいのか、迷う方が多いと思う。

人それぞれ、撮影ジャンルや体力等の事情が異なり、又、フルサイズでないと良い作品が撮れるわけでもないので、一概にどちらが良いと言うわけにいかず、レンズシステムを含めたトータルシステムで考えるのがよい。

Nikon D7100、D7000 の詳細は こちらの記事をご覧下さい。

フルサイズとAPS-Cの違い、撮像素子の大きさによる画質の違いについてよく聞かれるが、適正露出で撮影した場合、画質に差がなくても、撮影後露出補正したり、暗部、明部の色をしっかり出そうとする場合、ダイナミックレンジが広い方がゆとりがあり、処理後の画質に差が出る。

hdrダイナミックレンジを含めた余裕や、厳しい環境下での撮影では撮像素子が大きい方が優位と言える。

ボケに関しては、コンパクトカメラでも被写体に近づけばぼかすとことができるが、ポートレート撮影では近づきすぎると歪が目立つ。又、顔の一部が不自然にぼけることもある。顔を自然に表現し、バックをぼかす場合にはフルサイズ(FXフォーマット)にメリットがある。APS-Cサイズ(DXフォーマット)では、モデルと適度な距離を置き、望遠レンズで撮るのがよい。広角レンズでモデル撮影する場合にはスナップポートレート撮影がよい。

広角レンズで、被写体と適度な距離を置き、自然なボケを得ようとする場合には 24mm f/1.4 等の大口径レンズをFXフォーマットで使うのがよい。右は Nikon D800E、28mm f/1.8 開放で撮影

X-T1+23mmF1.4

富士フィルム X-シリーズの魅力は優れた光学系と、独自のローパスフィルターレス撮像素子がかもし出す精細でありながら柔らかく、豊かな色が描写できる画質にある。

富士フィルム X-T1 はノスタルジックな好みでなく、設定がいつも確認できダイレクトに変更ができるのがよい。

富士フィルム X100S は単焦点レンズ固定でストイックな楽しさがあり、気にいっている。

右はf2 開放で撮影。この柔らかさがよい。絞ればシャープになる。

富士フィルム Xシリーズカメラ の詳細は こちらの記事をご覧下さい。


Nikon 1 V1 と J1 を購入。そのアドバンスな魅力に驚いた。
詳細及び比較は こちら





デジタルカメラの詳細は こちらの記事をご覧下さい。

要望により大きな画像が開きますが、低画質画像です。
著作権侵害に対しては法的措置を講じます
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ポートレート
ポートレイト撮影
ポートレート
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夜のポートレイト撮影

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Nikon D7000
D800(E)、D600
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